日本人終了のお知らせ
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11/8 現代ビジネスより引用
( 国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来人口推計」より)
とうとう、日本人の出生数の年間70万人割れが目前に迫って来ました。
↓【
出生数、初の70万人割れの公算 今年上半期、6%減の33万人】
日本の少子化は空前の労働力不足や社会保険料の増大を招き、いよいよ日本国の持続可能性にすら疑問符がつきかねない状態になって来ております。
このままいけば、1000年後には日本人種が絶滅するらしいですから。
この異常事態に対して、さすがに政治家も気づき、児童手当や育児休業給付の拡充などの対策を講じて来ました。
しかし、日本の少子化問題は落ち着くどころか、近年ますます加速しており、以前の予測の中でも最悪のペースを辿っております。
何故でしょうか?
それは、誰も、日本の少子化の本当の理由に気付いてないからです。
例えば、上記ニュースのリンク先のコメントを見ても、やれ日本は子育てがしにくい国だからだとか、若者の収入が少なすぎて子供を産むどころでは無いとか、主に子育て中の不満ばかりが書き込まれ、政府が悪いとの意見で埋め尽くされております。
一方政治家の方も、そんな既婚者の要求ばかりを真に受けて、子育て世帯への給付ばかりを如何に手厚くするかに腐心し、ピント外れの対策に国費をつぎ込み、あまつさえその為の財源を若者から追加で徴収するという、むしろ少子化促進政策すら行ってる始末です。
しかし、日本の既婚女性の出生率は、実は以前から見れば逆に上がっている位なのです。
つまり、日本が子育てがしにくい国だから、少子化が進んでるという説は大ウソだったのです。
では、何故に、これだけ少子化が加速しているかと言えば、婚姻数が激減しているからなのです。
そう言うと必ず、日本は若者の非正規化が進み、収入が少なすぎるからとの意見で溢れかえります。
もしもそれが本当なら、日本より遥かに収入が低い国とか、日本でも戦前や昭和初期の国民全員が貧しかった時代の方が、遥かに結婚して子供を産んでいるという事実と矛盾しますね。
つまり、現実の少子化の理由は、非婚化のせいなのです。
そして、日本人の非婚化の理由は、性の多様化なぞでは無く、単にお見合い文化の消滅のせいです。
実際、僕の親もお見合い結婚ですし、僕の親戚もその親も殆どお見合いです。
僕の母親の兄貴は、30歳になっても結婚してないからと父親(つまり僕のおじいちゃん)に村じゅうに独身だから誰か結婚してくれる相手いないかと聞きに周り、とうとう隣村まで探し回り結婚相手をあてがわれたそうです。
大正末期生まれのその兄貴にしても、村じゅうに結婚相手がいない事を吹聴された事が余程恥ずかしかったのか、おじいちゃんの事をずっと怨んでいたそうですが・・・
他にも、おばあちゃんが病気で入院してる時に、隣の入院患者と子供の話になり、両方とも相手がまだ居ないという事で、退院後に子供のお見合いをセッティングして結婚したという話もありました。
斯くの如く、日本の皆婚社会というのは、地域社会で相手をあてがう事によって成り立っていたのです。
もしもお見合い制度が無ければ、僕自身もこの世に生を受けてないでしょうから、現在カタカタPCのキーボードを打ち込んで無い世界線となっている事でしょう。
本来、人間とは何もしなければカップリングしない生き物です。
古代の日本人は他集団に侵略されない為に、お見合い結婚制度を社会システムにビルトインして、子孫繁栄を最高の美徳と洗脳して、共同体を維持発展して来たのです。
故に、周りの大人が積極的にお見合いのおぜん立てをして、半強制的に結婚を促さない限り、非婚化が進むのは道理なのです。
連綿と続いてきた日本古来の結婚システムが戦後のリベラル思想の洗脳により、自由恋愛至上主義に取って代わられれば、善男善女は結婚出来ないのは当然の話です。
50歳の未婚率は約3割弱との事ですが、50代の僕の同級生を見てても、僕と同じレベルのスクールカースト底辺組は殆ど独身のままなので、やはり学生時代に女の子と喋れなかったコミュ障陰キャグループは生涯独身になるのが現実なのでしょう。
僕なんか、陰キャグループの中でもさらに下の最下層民でしたので、正直、大人になってステデイな女子が出来る未来なんて全く想像つきませんでしたからね。
そんな根暗ブサイクの僕でも結婚出来たのは、偏に若い頃に株で一山当てられたお蔭です。
つまり、現代は、非モテが結婚出来るには、準富裕層以上のラッキーパンチにでも巡り合えないと不可能な時代なのです。
敢えて言います。
少子化の本当の理由は、非モテが結婚出来ないからなのです。
つまり少子化=非婚化=非モテ問題です。
20代男性の約7割は配偶者・恋人がいません。
2000年以上に亘ってお見合いシステムによって、自分で何もしなくても相手をあてがわれて結婚出来た民族のDNAが、戦後いきなり自由恋愛市場に無理やり放り投げられても、はいそうですかと自力で相手を見つけるなんて不可能に決まってますよ!
相手がいない以上、子育て政策をいくら拡充したって、全くの無意味です。
ヤフコメ等のネット民も、政治が悪いせいで自分達は結婚出来ないと国を責めています。
絶対に認めたくないですからね。
自分が非モテ陰キャのせいで結婚出来ないなんて・・・
そして政治家もそんな上辺だけの声を真に受けて、声だけが大きい既婚者に金をばら撒く政策に国費を投入しています。
しかし、本当は勝ち組である既婚者にいくら税金をつぎ込んでも、全く少子化対策にならないのはデータにより証明されてますね。
コミュ強者の頂点に立つ政治家に非モテの心理なんてサッパリ分かる訳ありません。
日本の為政者もマスコミもピント外れの少子化対策しか思いつかないのは、真の弱者の存在が全く視界に入っていないからです。
恋愛弱者救済の新しい社会システムを発明しない限り、日本人の絶滅は不可避でしょうなぁ・・・こちらもお読み下さい
→【
国の少子化対策がまるでピント外れな理由】
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