2025年09月27日

インデックス派の多くが働かないと食えない理由



ども、家族持ちなのに日本の個別株投資だけで完全無職を10年続けてる、エクストリームFIREです。

ちょっと前まではインデックスVS個別株の論争をツイッター等で見たものですが、最近ではインデックス投資家にあらずんば、投資家にあらずみたいな位にエックス上ではインデックス派を公言するFIREアカウントが増えてる感じがします。

しかし、あえて言います。

インデックス投資は資産形成には非常に有効ですが、フルFIREには向いていません。

それが、証拠にインデックス投資を公言してる株クラの多くは億っていても、FIREするする詐欺で働き続けておられます。

また、例えFIREしてても、派遣バイトをしたり、よよよ氏のようにドケチ生活を余儀なくされてたり、やたら有料note等に誘導して小銭稼ぎしてるアカウントが多いように見受けられます。

1番目の理由としては、インデックス投資の教義が、雨が降っても槍が降ってもガチホールドを続ける者こそ利益が最大化するという論理ですので、せっかく増えた資産を使えないからです。

勿論、4%ルールに従って、現金化していけば良いだけなのですが、現実の投資家心理としては心理的ハードルが高すぎ、実際に4%ルールに従って取り崩してる人は極めて少数派です。

故に、インデックス投資オンリーの方は、目の前にある大金に手をつける事が能わず、FIRE後も小銭稼ぎやバイト労働の枠内でしか生活出来ないというジレンマに陥っておられる方が多いようです。

2番目の理由としては、仮に4%ルールに従うとすると、正直、利回りが低すぎるのです。

例えば、僕の場合、10年前に6277万で早期リタイアしましたが、この時4%ルールに従うとすると、実際は2割税金が引かれますので、6277万×4%×0.8=約200万となり、年間200万しか使えない計算になります。

しかし、僕の場合、毎月30万の生活費は堅持したかったので、6277万×7.2%×0.8=約360万となり、年間最低ノルマとして、年利7.2パーで運用する必要があったので、土台、インデックス投資だけではFIRE出来なかったのです。

因みに、もしも当時金融資産が1億1300万あれば、11300万×4%×0.8=約360万となり、インデックス投資だけでもFIRE出来る計算にはなりますが、当時精も根も尽き果てた、低スペック零細ブラック企業勤めだった僕がそこまで貯め続けるのは、流石に人生ギブアップしてたでしょう。

つまり、インデックス投資でFIRE出来るのは、ハイスペック高収入勝ち組リーマンや親ガチャに恵まれた極一部の強者か、一生独身ドケチスタイルを貫ける現代の聖人のみなのです。

3番目の理由としては、インデックス投資オンリーでは投資スキルが身に付かないという弊害が出て来る事です。

永久に市場平均が上げ続ければインデックス投資だけでも問題無いのですが、勿論、そんな事は絶対に有り得ません。絶対に!

必ず下げ相場は来ます。ただ、それがいつかは誰にも分からないだけの話です。

もしも、来るべき下げ相場の襲来時に、インデックス投資オンリーの場合、ひたすら、相場の雨あられをまともに浴び続ける事になります。

底打ちまでの長い長い下げ相場を無職無収入で耐え続けるのは、精神衛生上極めてキツイと思いますね。

しかし、個別株投資の場合、ナンピン買い下がりや逆行高銘柄等、例え下げ相場でも利益を出す手段があるので、スキルがあれば生き残る事もやぶさかではアリマセン。

実際に、低位往来株投資では、下げ相場の時こそ、むしろ真価を発揮してましたからね。

言うなれば、インデックス投資が大型帆船に乗って風任せのオート走行だとすれば、個別株投資は乗組員が自分だけの小型ヨットなので、船長の腕次第という事でしょうか。

4番目の理由としては、インデックス投資のみだと認知症リスクが高まります。

インデックス投資オンリーの場合、本当に何もやる事が無いので、完全FIREの場合、油断すると早おじいちゃんの如く全く脳味噌を使わなくなってしまうかもしれません。

それに比べて、個別株投資の場合、チャートを見たり、財務分析をしたり、定性分析をしたり、分割買いの作戦を練ったりと、一応頭を使う必要が出て来ますので、ボケ防止に繋がります。

勿論、個人差もありますし、ボケ防止の為に軽く働けば良いというセミリタイアーも多いですが、その為に働くというのは本末転倒だと思いますけどねぇ。

最後の理由として、僕が個別株投資の方に軍配を上げるのは、個別株投資の方が圧倒的に楽しいからです。

特に、僕が主戦場にしてる低位株の場合、仕手化やTOBでストップ高がよくあり、そうなるとやはり脳髄からドーパミンがブシャーと溢れて、最高に生の喜びを感じますね。

他にも、赤字のどん底期に仕込んだ株が黒字転換の後大幅増益になり買値から2倍3倍〜5倍10倍と駆け上がって行く気分は、地下アイドルの推しがメジャーデビューして武道館やドームライブに行けるまでを愛でるようで、まさに個別株投資でしか味わえない醍醐味です。

まぁ、これも、別に株に楽しさを求めなくても、資産さえ増えてればそれだけでいいからと言われればそれまでですけどねぇ。

と、ここまで、個別株投資のメリットそして、インデックス投資のデメリットを書き連ねて来ましたが、フルFIREをしないのであれば、もしくは65歳以降の年金暮らしの方なら、インデックス投資でも全然OKだと思います。

僕自身も過去に書いた通り、誰でも何の努力をせずとも、と言うか全く何もしない人が一番利益を上げられる投資法としてオススメしてますので、決して、インデックス投資を否定してる訳では無い事を追記致します。
   
インデックスファンドバイ&ホールド投資法

もしも本格的下げ相場が来た時に4%ルールを実行出来るFIREって本当に居るのかなぁと思われるお方は、ポチッとお願いします。
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posted by 山中 一人 at 18:02 | Comment(20) | TrackBack(0) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2025年09月18日

日本人の9割が株式投資をしない理由

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インフレ経済化においては、現金がリスクになります。

日本証券業協会が7,000人に実施した「証券投資に関する全国調査」(2024年)によると、株式を保有している人の割合は14.1%でした。

一方、アメリカでは、株式を保有している人々の割合は約53%と過半数を超えており、日本と比べて非常に高いです。

というか、これだけ新NISA等で投資についての啓蒙活動を盛んに続けてるにも関わらず、未だに日本人の9割弱は株式投資とは全く無関係の人生を送ってる事にビックリしますね。

何故、日本人が、資産形成は貯金のみに固執して、投資に対しては一貫して消極的なのかについて考えてみたいと思います。

上記の全国アンケートにおいて、証券投資をしない理由の第1位は、「損する可能性がある」でした。

やはり、日本人のリスク回避性向がダントツでしたね。

しかし、現下の日本経済はインフレ転換による物価高騰で貨幣価値がダダ下がりしてるので、投資をしない人が最も損をしてるのが現実です。

インフレ経済においては、インフレ率分だけ損をし続ける訳ですから、ある意味日本円こそがリスク商品なので、株を買わない事がリスクになっているという事実に気付かない日本人が9割も居るという事なのでしょうね。

そして、証券投資をしない理由の第2位は、「特に理由はない」でした。

これは第3位の、「金融や投資に関する知識を持っていない」とほぼほぼ同じで、そもそも日本人の多くは株式投資に対して全く関心・知見が無いという事でしょう。

だから、よく日経平均が最高値更新のニュースでの街頭インタビューで街の人達が「私たちには何の恩恵も無いですけどね」とかのコメントが堂々と流れるんですよね。

そりゃ、株を買って無い人に恩恵ある訳無いでしょw

まぁ、年金基金の運用資産がプラスになるので間接的には恩恵ありますが、多分株式投資をしない国民の殆どはそんな事すら知らないでしょうしね。

というか、前からずっと不思議なんですけど、これだけ誰もがスマホを持ってて、ネットで簡単に投資の世界に触れる事が出来る筈なのに、何で、殆どの人は、全く投資とは無関係の人生を送れるんでしょうか?

本屋に行けば、マネーコーナーで株のやり方なんて簡単に見つけられる筈なんですけどね。

結局、9割の日本人には、本当に自分の資産形成について話し合える友人・知人がただの一人も居ないという事なんでしょう。

そして、一生、世界経済とは全く無関係の人生を送って、逝くんでしょうねぇ。

たまに、エックス等で、何で学校で投資を教えてくれなかったのかと嘆いてる主旨のポストを見ますが、命より2番目に大事なお金の話なのに、学校で教えてくれないから貧乏のままだと国のせいにするのは、流石に逆恨み過ぎるでしょ。

世の中は、学校で教えない事の方が圧倒的に多いのですから。

というか、そもそも、学校は労働者養成機関ですから、資本家の成り方なんて先生ですら知らないでしょうし。

結局、日本人の9割が株式投資をしない理由は、日本の学校や社会が自分の頭で考えないロボット人間を養成し続けて来た結果なのでしょうね。

ただ、実際に毎月10〜20万インデックス積み立てしてるだけで、5000万位貯まっていつでもFIRE出来ると豪語する人が続出してる訳ですから、日本人の習性からして、いつ残りの9割の投資無知層が投資界隈になだれ込むかは見ものだと思っています。

日本人は、皆がやっていれば、自分も乗り遅れまいと思考停止状態で慌てて飛び乗る人種ですからね。

そして、そうなった時が、相場のピークになって、今回の壮大な上げ相場の終了となるのでしょうねぇ。

何で、日本人ってたかが株を買うという簡単な事すら学校で教えられないと出来ないのかねぇと思われるお方は、ポチッとお願いします。
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posted by 山中 一人 at 22:52 | Comment(12) | TrackBack(0) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2025年08月26日

株式投資で複利効果を得る方法

NYダウ.png
NYダウ(参照:tradingView)
『複利は人類最大の発明である』by アルベルト・アインシュタイン

複利は人類最大の発明であると20世紀の偉人であるアインシュタインが言ったそうですが、資本主義において金持ち程飛躍的に富を拡大出来るのは資産運用における複利効果の為せる業です。

なので、セルサイドは、複利での資産倍増効果を説明した後に、あたかも株式投資には複利効果があるかのように宣伝されがちですが、厳密には株式自体には複利は働きません。

元本保証で金利が金利を産む確定金利商品とは違い、前年の株価に何%上乗せされるなんて決まりも無ければ無配リスクも当然にある株式に複利効果があると言うのは明らかに誇大広告です。

とは申せ、上段の米国株チャートのように、凄まじいばかりの複利上昇カーブを描いているのも事実でして、インデックスの長期投資ならば実質的に複利効果を得て来た実績はありますので、疑似的に株式には複利効果が存在すると言っても過言では無いでしょう。(但し、まともに資本主義が機能してる国ならばですが・・・)

現実として株式に複利効果が生じて来たのは、会社が稼いだ利益を再投資して利益を拡大再生産させるので、企業利益も市場拡大に合わせて伸びて来たからですね。

しかし、日本のロートル産業の場合、チョット儲かるとスグに同業他社も増産して、あっという間に市場が飽和してしまうので、過去最高益を更新して、10〜20年ぶりの最高値をつけた当たりで企業業績も頭打ちになりがちなので、余程の超々成長企業を除いて、バフェット並みの超長期投資が恵まれる事は少ないです。

なので、日本の個別株投資の場合、ある程度上がった場合は利確して他銘柄に乗り換えた方が、資産増加スピードが速いのが現実です。

実際、過去の上げ相場でも小資金から資産が幾何級数的に増大していくシーンに恵まれる人は、皆、増えた資金で他銘柄に再投資して倍々ゲーム的に増やしておられますね。

ギャンブルにおける倍プッシュと同じ手法で、勝った金額をそのまま次の掛け金に投入するので、勝ち続ければ途轍もなく資産が増えるのは理の当然です。

まぁ、大抵は数億まで到達した時点で、守りに入り分散投資にチェンジしますので10億が限界のようですが、たーちゃん氏や遠藤四郎氏のように永遠と倍プッシュ出来る胆力があれば50億の男になれる夢があるのが、株式相場の魅力でしょうね。

因みに、僕の場合は、前回の芦森工業のようにTOBで買収された場合や、株価が2〜3倍増の目標金額に到達した場合は、売却した当日に税引き前の売却金額とほぼ同額分で他銘柄に乗り換えるようにして、疑似的に複利効果を目指しています。

株価の里帰り主義を投資理念とする低位往来株投資法においては、10〜20年来の底値にあり過去高値の3分の1以下に下がった株が更に3分の1に下がるリスクよりも、3倍に上がった株が元の株価に戻るリスクの方が高いと見做すからであります。

倍プッシュの場合、一度でも負ければ今まで積み上げたモノが吹き飛びますので、絶対に負けは許されないからです。

勿論、2〜3倍になって売った株が更に上がる事や、乗り換えた株が下がり続ける事も日常茶飯事ですが、それは個別株投資における宿命だと思って、諦めてます。

ただ、僕の基本方針としては、3倍に上がった株が更に3倍になるよりも、過去高値の3分の1以下に下がってる株が過去高値に戻って3倍になる方が確率が高いのではという漠然とした直感に基づいてやっているだけです。

それよりも、僕が恐れるのは、売却して市場から離脱する事によって、株式市場において一番美味しい上昇相場を取り逃すことです。

つまり、インデックス投資の基本理念が雨が降っても槍が降ってもガチホールドの場合のみ報われるのと同じ事を、個別株投資においてもやっているという事なのでしょう。

日本株の場合は、10年に1回ぐらいのタイムスケールで低位株が火柱高する習性がありますので、卑しくも低位株投資家の場合はその時に市場に居続ける事が最も必須な行動だと思っております。

ただ、例え低位株大相場になっても、実際に乗り換える株が次々に上がって、やる事為すこと全て上手く行くシーンに巡り合えるのは、僕のような凡才投資家の場合は10年に一度あれば御の字で実際は一生に一度程度かもしれません。

まぁ、今がそのシーンなのかどうかは神のみぞ知る所でしょうがねぇ。

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posted by 山中 一人 at 19:10 | Comment(6) | TrackBack(0) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2025年08月15日

【祝!】芦森工業TOB

3526.png
3526芦森工業(参照:tradingView)

ども、ここ一か月、毎日が給料日状態が続いてる者です。

インフレ転換後の日本株への買い意欲はとうとう僕が主戦場とする低位株にまで及んできてる感をヒシヒシと感じてる次第です。

さて、3526芦森工業が、筆頭株主の豊田合成からTOB価格4,140円にての買収に賛同する事を発表しました。

最近では1株純資産より大幅ディスカウントのTOBも珍しくない中で、ほぼほぼ一株純資産とピッタリでのTOBは流石、トヨタ系です。

過去20年来の高値圏での買取ですから、殆どの株主にとっては朗報でしょう。

たまたま友達0人ニートの僕もこの株に投資してたので、昨日4,135円にて有難く全株売却しました。

やはり、今TOB銘柄を狙うなら、スタンダード市場・低PBR・親子上場がキーワードですね。

なんと言っても、PBR1倍割れ銘柄撲滅と親子上場解消は国策ですからね。

そして、今回の売却資金はまたまた次なるTOB候補銘柄に全額投入して行きます。

上げ相場においては、売却金額と同額でまだ上がって無い銘柄に乗り換える事によって、複利パワーが効きますので。

市場平均こそ過去最高値を更新しておりますが、地味低位株においては、まだまだPBR1倍割れどころか0.5倍割れの株ですらゴロゴロしてますので、銘柄選びに困る心配はアリマセン。

とりま、過去高値の3分の1以下に下がってる低位株は過去高値に戻るだけで3倍化しますので。

そして、須らく株というモノは、過去に一度つけた株価を取り戻しに行く習性があるのものですから。(それがいつになるかは分かりませんが・・・)

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posted by 山中 一人 at 22:05 | Comment(8) | TrackBack(0) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2025年07月22日

FIREとは内向コミュ障しか満喫出来ない生き方なんだよね

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50万円を50億円に増やした 投資家の父から娘への教え [ たーちゃん ]

バリュー投資家で有名なたーちゃん氏が初めて株本を出されました。

正直、株本なんて出すキャラでは無かった筈だと驚きましたが、ご自身がガンに罹り医師から余命宣告を受けて、生きた証として書き残したいからとの事です。

エックス(旧ツイッター)をやってれば、否が応でもたーちゃん氏のつぶやきが目に入って来て、一時は逆指標として儲けさせて貰ったこともあるので、氏には感謝しておりますね。

バリュー投資をやっていれば、どうしてもたーちゃん氏の投資銘柄と被る事があり、有名株クラである氏のツイートで煽られたイナゴが飛びついて突飛高する事がよくあり、その時にぶつけて売れば目先の高値で売れたものです。

一読して思いましたが、正直、ここまで手の内を明かすのかと感嘆しました。

さすが、50億も築いて、余命いくばくも無いとなれば、もうノウハウを奪われて飽和しようが、無関係ですからね。

僕も、長年バリュー株投資を続けて来ましたが、ここまで企業分析をやった事が無かったです。

そして、わざわざ、企業分析レポートの付録まで付いており、初心者でも具体的に分析出来るように、手取り足取りやり方を指南してるのは、本当に親切です。

しかも、言ってる内容は、投資の本質を突きまくってるので、そこらのなんちゃってFIREの書いた薄ーい株本とは全然レベルが違います。

個人投資家で日本の個別株投資をする方なら、この本を10回くらい読んで、全て実行出来れば、間違いなく株で成功出来ると思います。

未来が分からない株式相場において、才能や運で無く、努力で稼げるルートがあるというのは、殆どの凡夫にとってはこれ程有難い話はありません。

もちろん、氏の投資術自体も本質を極められてる事は言うまでもありません。

特に僕が唸らされたのは、氏の場合、わざわざ2年連続で赤字の銘柄がベストだとして投資されるという所ですね。

僕も低位往来株を底値買いする場合、まぁ10〜20年来の安値になるのだから赤字は当たり前だよねと赤字決算でも特に気にしないスタンスでしたが、敢えて赤字銘柄に限定して投資する発想までには至らなかったものですから、全然甘かったと思わされましたね。

また、氏がバリュー株に投資する際には、実際に企業が保有する土地を見に行って、周辺の不動産屋に地相場を聞いたり、工場見学もしたり、また有価証券報告書だけでは分からない事項は、分かるまでIR担当者に何度も電話する、しかも聞き方を如何に情報を引き出せるかまで工夫しておられます。

兎に角、全てにおいて手を抜かず一切の妥協を許さないのです。

僕も、投資先の含み資産を調べる為に、ネットで路線価図を調べたりしますが、わざわざ現地に見に行く事までしてないですし、IR担当者にも1回だけ電話した事ありますが、正直、緊張してキツかったです。

本来医師として忙しく、かつ圧倒的な収入がある人が、そこまで株に対して情熱を持って、時間を割いてるのに、無職無収入で暇で時間が有り余ってる僕が、ヤフーファンナンスのランキングと株探チャートと四季報だけで銘柄選別してるのは手抜きにも程があると猛省させられました。

斯くの如く、氏の投資スタンスはとにかく、企業分析に対する熱量が半端無く、これを投資検討する全銘柄にやってるというのですから、最早、株キ〇ですね。

僕も、自分では相当な株〇チだと思ってましたが、氏の熱量に比べたら、全然及びもしません。

て、いうか、月足チャート見てるだけで売買してるんですから、逆に、僕の方がラクし過ぎでした。

僕レベルの努力ですら、一応遊んで暮らせる程度には株で稼げてるのですから、誰でも仕事として氏のノウハウ通り全てやれば、サラリーマンをやるよりも遥かに稼げて、株でひと財産築けるでしょうね。

一般的に個人資家の8割は損してるか、たいして稼げてないと言われますが、そりゃ、何の努力もせずに、カリスマトレーダーやセルサイド等ネットのポジショントークだけを頼りに、ヤマ勘に近い売買を繰り返していれば負け組になるのも当然でしょう。

やはり、本当に株で稼ぎたいのなら、仕事をやる位に時間をかけて、じっくりと株に取り組み、氏のような本当の意味での株キ〇になるべきなんでしょうね。

それに、仕事として株に取り組むと言っても、社畜程に時間を取られる訳では無いのですから、リーマンやるより余程効率的です。

僕も3回位は読み直して、投資してる銘柄位は、たーちゃん流企業分析レポートを作ってみたいと思いました。

幸運にも、時間なら有り余ってますからねぇ。

あと、この本を読んでて思ったのが、氏が50億の男になれた理由は、徹底した銘柄研究もさる事ながら、その本質は入金力と集中投資にあると感じました。

普通は、ある程度の資産額になると、どうしても分散投資に行き着くものです。

だって、折角築いた資産を万が一の事態でフイにしたくありませんからね。

しかし、氏の場合、集中投資に全く不安を感じない位にご自身の銘柄選別眼についての圧倒的な自信をお持ちです。

そして、リーマンショック時と東日本大震災後と2024年8月5日暴落後の3回に至っては、全く臆することなく、逆に買いチャンスと捉えて信用取引まで使って全力買い出来る胆力もお有りです。

特に、リーマンショックの時は婚約者に怒られてでも結婚式用に貯めてたお金までも1銘柄に全力投入するような、常人にはとても真似出来ないというか真似したくも無いくらいのある種、きょう気にも似た相場師魂の御仁なのです。

こんなきょう気的な投資スタンスに医師としての入金力こそが氏のサクセスストーリーの本質なのでしょう。


ただ、そんな鬼が金棒を3つも4つも持ってるような株鬼のたーちゃん氏もFIRE適性だけは無かったみたいです。

氏が38歳になった頃、『一生食べるに困らない資産があることだし、仕事をやめて専業投資家になるのもいいかも』と思うようになって、勤務医を辞めて専業投資家になられたようです。

しかし、たった半年で飽きてしまい、副院長として医師に復帰し、今はフリーランスの麻酔科医として働いておられるとの事でした。

氏曰く、平日の昼間からゲームざんまい、雀荘通いのFIRE生活は本当に暇で退屈だったそうです。

そして、無職のおっさんに対する社会の目はけっこう厳しく、『いい歳をして働きもせず、平日の昼間から暇そうにしてるおっさん』という好奇の視線を、ひしひしと感じられたそうです。

また、娘さんに『お父さんって、なにをしてる人なの』って聞かれた場合に備えて、もう一度働くことで、『お父さんはお医者さんとしてしっかり働いている』と胸を張って言えると思われたそうです。

で結局、『やっぱり人は、どこかのコミュニティに属して、社会に必要とされていないと、心にぽっかり穴が開いてしまう』と思うようになり、『労働を通じて社会に貢献したり、仕事そのものに生きがいを見出したりするほうが、よほど尊い』とまで文中で仰っておられ、人間の基本は労働に有りと悟られて、働いてるとの事でした。

いやぁ、僕の場合は、FIREして無職専業投資家人生になってから10年経ちますが、正直、1ミリも働きたくないですけどね。

先ず、暇こそが最高の醍醐味なのに、そこが退屈で苦痛と感じられるのでは、FIREが楽しくないのは当たり前の話です。

それに、無職のおっさんに対する社会の目が厳しいなんて言われても、この10年、そんな事思った事ただの一度もアリマセンけどね。

だって、見知らぬ他人に『お前無職なの?』なんていちいち言って来るアタオカなんて普通居ないでしょ。余程のど田舎ならいざ知らず。

まぁ、そもそも僕の場合、近所づきあいも親戚づきあいも奥さんの実家との付き合いすら全くしてませんがw

そして、労働を通じて社会貢献する事こそが人間として尊いと仰られても、僕にはそれって貴方の感想ですよねとしか思えないんですよね。

だって、世の中の人の働く本当の理由が、金の為や単なる世間体なのですから、そんな事よりも自由の方に遥かに価値があると思う僕にとっては全く意味不の価値観なんですよね。

まぁ、たーちゃん氏程、有能な人程、人間生まれたからには何かを為さねばという思想に嵌りがちであり、またそれだからこそ勤勉に働き社会的成功を納める事が出来る訳ですから、そのような人が、無為に生きるFIREライフを満喫出来ないのは当然ですね。

結局、FIREとは、人生において別に何も成し遂げたいとは思わない、社会とも繋がりたくない、ひとりが楽でいいという内向コミュ障しか本当の意味で満喫出来ない生き方なんでしょうねぇ。

リアル社会では適合出来ないコミュ障陰キャこそ、唯一の無職適性の持ち主でFIREを楽しめるなんて人生とは皮肉なモンだよなぁと思われるお方は、ポチッとお願いします。
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posted by 山中 一人 at 11:17 | Comment(42) | TrackBack(0) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする