2026年01月15日

6000万でフルFIRE出来る方法

運用益2026.1.png
FIRE後11年間のパフォーマンス表

ちょっと前まではFIREするには億は必要と言われてましたが、昨今のインフレと株高で億り人が珍しくなくなったからか、最近では1億程度じゃFIREは無理という意見がエックス等でよく見るようになって来ました。

しかし、家族持ちなのに、約6千万でアーリーリタイアしてから11年間1秒も働かずにフルFIREを続けて尚、リタイア時の資産より2千万上積み出来た生き証人である僕が断言します。

FIREするのに1億も全然必要アリマセンよと。

では、何故多くの人がFIREするには1億じゃ出来ないとか2億でもまだ足りないとか平気で言うのでしょうか?

多分、FIREの4%ルールが独り歩きして、あまりにも多くの人が4%ルールについて勘違いしてるからでしょう。

本来の4%ルールとは、インデックス株の長期の平均利回りが7%でありそこからインフレ率3%を差し引いて毎年4%づつ取り崩せば資産を維持してFIRE出来るという、アメリカ発祥の理論です。

この4%という数字を日本のビジネスFIREがそのまま輸入して来て宣伝しまくったせいで、あたかもこれこそがFIREの金科玉条の如く信奉され、皆が4%ルールに縛られすぎた結果、FIREには億の資産が無いと無理だと思い込まされています。

例えば、僕が11年前に約6千万で早期退職した時、当時の億り人からそんな少ない金額でホントに大丈夫なのwと何度も笑われました。

一応僕も、「20年以上に渡るトラックレコードによれば、生活費ぐらいの運用益は稼げるので全然大丈夫です」と返答しておいたのですが、株でそんな高利回りを稼げる筈が無いと何度もしつこくコメントされた位です。

斯くの如く、多くの人は株式の利回りについてあまりにも低く見積もり過ぎる習性があります。

やはり、暴落時の恐怖が強すぎるのと、歴史的事実への無知ゆえでしょうね。

確かに、4%ルールをそのまま当てはめるなら、1億×4%=400万であり、実際は全額投資する訳にも行きませんし、税金も2割引かれる事を考えれば、手取り額は400万を大きく割り込む訳で、そりゃ1億ではFIRE出来ない話にもなるでしょう。

しかし、そもそもの株式の平均利回りは200年平均で7%はある訳で、勝手に4%で計算して必要資産額を割り出すのは、無意味に安全域を取り過ぎて、FIREにおける一番肝心な本質である若くて元気なうちに退職して自由な人生を満喫するという目的を見失う事につながるのです。

リタイア村の多くのセミリタイアーが、生保以下の超ドケチ生活を続け結婚も出来ないか、例え結婚してても配偶者に経済的DVを強いるような生活費しか渡してない奇天烈人間しか居ないのも、すべからく4%ルールの思想に囚われ過ぎているからでしょう。

因みに、僕がリタイアしてから11年間の、実際の日経225の平均利回りは税引き後で8.72%です。

僕のスコアは最上段の表に記しましたが、この11年間平均で8.51%ですから、ちょい負けてますがほぼほぼ同じ位でしょうか。

つまり、何を言いたいのかと言えば、6千万あれば、株式投資で平均的家族を養える位の生活費を稼ぎだせるので、家族持ちでも全く働かないフルFIREが可能だという事なのです。

ただ、たまたまこの10年が空前の上昇相場に恵まれたせいだから結果論だと思われるお方は、200年平均の7%で試算すれば良いだけの話です。

仮に年7%で計算してそこから2割の税金を引かれて、年間5.6%の利回りだとしても、6000万あれば年間336万を手取りで生み出せる訳で十分に日本のサラリーマンの平均手取り程度は稼げる訳です。

個人的には、日本経済がインフレ転換した事を鑑みれば、今後も年7%よりも上振れしていくとは思っていますが・・・

あと、FIREした後は、下げ相場に対応して数年分の現金が必要になるため資産全額を投資に廻せませんが、上記表の右側のリスク資産パフォーマンスでも記載してある通り、個別株投資の場合は、インデックスよりも高利回りを稼げるポテンシャルがありますので、個別株投資なら無問題です。

インデックス派FIREが1億以上必要だと信じてるのは、どうしても心理的にインデックス並みの利回りに縛られてしまう傾向にあるのも理由の一つでしょうね。

要は、個別株投資のスキルを身に着ければ良いだけの話なのです。

そして、個別株投資のスキルなんて基礎をやるだけで誰でも身につくのです。

多くのビジネスFIREがいたずらに超保守的な数値を並べ立てて、FIREするには何億も必要みたいに錯覚させているのは、恐らくFIREの参入障壁を高める事によって、永く自分の養分に留まらせたい為か、そもそも4%すら稼げない位に運用スキルが下手過ぎるので、現実にFIREした事が無いバーチャなんでしょうねぇ。

1億じゃFIRE出来ないって言ってる人って、どんだけ王侯貴族みたいな生活してるのかなぁwと思われるお方はポチッとお願いします。
  ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村


セミリタイア ブログランキングへ




posted by 山中 一人 at 11:17 | Comment(8) | TrackBack(0) | アーリーリタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
リーマンの次に私の中で苦い思い出になっているのが2018年末のトランプとパウエルの
バトルが始まり、利下げが見送られダウと日経が暴落した悲惨な時がありました。
あの時は、下げがきつく弱気になってしまい私も持ち株を手じまいしてしまいました。

その後、1年半ぐらいポジションを持たずに優待クロスに専念して過ごしていましたが
コロナ暴落以降に日経が戻り始めたタイミングで参入して今に至ります。

山中さんの成績が珍しくマイナスになっているのは、このタイミングですかね?
Posted by yuki at 2026年01月15日 20:27
>yuki さんへ

はい。2018年は10月頃までは調子が良く、このまま行くと今年も結構なプラスで終われそうだとウキウキで油断してた所に12月から年末にかけての急落で一気に大幅マイナスに沈んだだけに精神的ショックが大きい年でしたね。
人は損失自体もさることながら、落差が大きい事が一番堪えますからね。
つまり、ただのマイナス100万よりも、一度プラス200万をつけてからマイナス100万になった場合、損失額自体は同じ100万でも300万損したような気分になって余計にショックが大きくなるんですよね。
多くの人が株式の暴落に対して、必要以上に恐怖心を抱く心理の一つにこれもあると思います。
やはり、この心理的トラップに打ち勝つには、相場への正しい知見を得るのが早道だと思っております。
相場の歴史においては、暴落は不可避ですが、その時でも恐怖心に打ち勝ち買い向かった者は最終的に大幅利益を手中に収められ、逆に暴落が怖くて、途中で降りた者はその後の稲妻の輝きに乗れず一番美味しい所を取り逃し、市場平均にすら勝てないというのが証明されていますからね。
Posted by 山中 一人 at 2026年01月15日 21:39
山中さんほどの人でもやはり、2018年は厳しい年だったのかと感慨深い思いで
コメントを読みました。
そういえば2016年の2月ぐらいでしたかね、記録をたどるとマイナス金利導入で
上がるかと思いきや、暴落し3月か4月ごろにまた手じまいした苦い記憶もあります。

私の中で、リーマンショックのころの総合商社株の下げの凄まじさは
震えあがった記憶が残っています。

商事があっという間に1,000円を切ったり双日も100円とかなっていました。
今考えると、有り得ないぐらい安い株価ですが、暴落の渦中にいると
中々冷静になれないものです。

持ち株が少々下げても動揺しなくなったのは時の経過と共に
業績がしっかりしている会社は株価は、いずれ戻るということを何度も
経験したからかと思います。
よくある投資のアドバイスでは、すぐにロスカットを勧めますが、業績が悪化傾向の
場合はやむ無しですが少々の減益でも来期以降回復の見通しがあるなら
投げずに保有した方が報われることが多いように思います。
Posted by yuki at 2026年01月15日 22:04
インデックスバランスと先進国株式インデックスだけでも似たようなパフォーマンスですけど、リスク取っても意外とそれほどでもない感じなんですね。
Posted by いうと at 2026年01月15日 23:06
>yuki さんへ

>山中さんほどの人でもやはり、2018年は厳しい年だったのかと感慨深い思いで
コメントを読みました。
そういえば2016年の2月ぐらいでしたかね、記録をたどるとマイナス金利導入で
上がるかと思いきや、暴落し3月か4月ごろにまた手じまいした苦い記憶もあります。
>私の中で、リーマンショックのころの総合商社株の下げの凄まじさは
震えあがった記憶が残っています。
>商事があっという間に1,000円を切ったり双日も100円とかなっていました。
今考えると、有り得ないぐらい安い株価ですが、暴落の渦中にいると
中々冷静になれないものです。

はい。暴落の最中は大幅赤字・無配転落が相次ぎ、ネットを開けばこの世の終わりのような悲観論で溢れて持ち株も倒産して紙屑にでも成りかねないような錯覚に陥ります。
大衆がパニックになって投げ売るので、今から見ればトンデモ安値をつけるものですが、株価は上にも下にもオーバーシュートする習性がありますので、いかに大衆から距離を置き冷静に客観的に相場を見られるかが勝ち組になれるかどうかの分かれ目になれますね。
僕の場合は、常にポジションを持ちすぎないようにして心理的負担を重くしないように心がけております。

>持ち株が少々下げても動揺しなくなったのは時の経過と共に
業績がしっかりしている会社は株価は、いずれ戻るということを何度も
経験したからかと思います。
よくある投資のアドバイスでは、すぐにロスカットを勧めますが、業績が悪化傾向の
場合はやむ無しですが少々の減益でも来期以降回復の見通しがあるなら
投げずに保有した方が報われることが多いように思います。

はい。自称投資のプロは皆ロスカットの重要性を強調しますが、僕の経験則では、何があっても損切りをしない事が最終的に吉となってますので、損切りこそがパフォーマンスを悪化させる元凶だと思っています。
例えば、昨年の話ですが、とある低位株が大幅赤字決算で買値の3分の1まで下げ続けましたが、我慢してアホールドしてるとたった半年ほどで3倍以上に高騰して無事利確出来ました。
結局、上げた理由は今一つ分からないのですが、低位株の場合こんな動きが日常茶飯事なので、下げたからといっていちいち損切りしてたら損切り貧乏になって永久に株で儲ける事なんて出来ません。
だって、どんな場合でも買値から上に行くか下に行くかはフィフティフィフティなのですから、下げるごとにロスカットしてたら資金が持ちません。
そして多くの人が損切りするタイミングは、皆冷静さを欠いてる時が多いので、売ったソコが相場の底ってパターンに陥りガチなんですよねぇ。
僕の場合は、なるべく好財務銘柄をレンジの安値ゾーンで仕込むかに心血を注いで、如何に損切りに追い込まれないようにするかを心がけております。
Posted by 山中 一人 at 2026年01月16日 09:25
>いうと さんへ

>インデックスバランスと先進国株式インデックスだけでも似たようなパフォーマンスですけど、リスク取っても意外とそれほどでもない感じなんですね。

FIRE中は、下げ相場になった時の為に、生活資金分のキャッシュポジションが全資金の2〜4割は必要な為、フルポジの場合のインデックスと同じレベルの利回りまで下がるのは致し方無いと思っております。
記事最上段の表の右側には実際の株式パフォーマンスも追記してありますが、それだと年平均約18%のプラスにはなってますので、一応、インデックスよりは好成績とはなっております。
ただ、かぶ1000氏のような天才投資家ならフルポジ勝負出きるのですが、凡才である僕の能力では無理なので、トータル利回りではインデックス並みに落ち着くだけで僕自身は大大満足です。
それと、正直、僕にとっては個別株投資は、血沸き肉躍る最高のエンタメであり、最高の押し活であり、最高の趣味なので、インデックス投資のようなクソゲーには何の興味もわかないのですよねぇ。
でも、結果としての数字は同じようなのは仰る通りなので、株をただただ生活費として稼ぐ手段で十分なお方は、フルポジでインデックス投資をすればイイと思います。まぁ楽しくはアリマセンが。
そして、インデックス投資派の多くのセミリタイアーがドケチ生活を強いられたりバイト労働したりしてるのは、やはりインデックス投資でのFIREは心理的負担が大きすぎて、なかなか難しいという事を自ら証明しているのだなぁと思って見ています。
Posted by 山中 一人 at 2026年01月16日 09:47
現金も含めてのリターンでしたか、そうれは失礼しました。
Posted by いうと at 2026年01月16日 20:16
>いうと さんへ

>現金も含めてのリターンでしたか、そうれは失礼しました。

いえいえ。元より悪いのは説明不足の僕の方です。
もしも、他に勘違いされる方が居ないように、頂きましたコメントと前後して追加記事を上げてしまいましたが、どうかお気を悪くされないように切に深謝いたします。<m(__)m>
Posted by 山中 一人 at 2026年01月16日 22:20
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック