2025年01月30日

売買技術習得法

2019621_s.jpg
手描きチャート練習法


前回のタイトル【専業投資家になれる条件】にて申し上げた通り、専業投資家になる為の売買技術の習得法を解説いたします。

先ず、変動感覚を身に着ける一番確実で効果的な方法は、自分で月足チャートを描く事です。

目で見るのと、実際に書くのとでは、全然違うからです。

具体的には、縦1000ミリ×横700ミリの1ミリ方眼紙を縦長にして、過去10年分の月足を書きます。

1ミリ1円で書くので、0円〜1000円の範囲でチャートが書けます。

ローソク足は1ケ月2ミリ幅で書き、1ミリの間を空けて次の月のローソク足を書きます。

これを、低位株のみ過去にさかのぼって沢山書いていくと、二つメリットが有ります。

先ず、底打ちのサインが分かります。

勿論、魔法の杖など存在しないので100%当たる訳は無いのですが、本玉を入れる目安になり波に乗りやすくなるのです。

別に外れても良いのです。

更にナンピン買い下がりすれば良いだけの事ですから。

そして、二つ目のメリットは高値で買う恐ろしさを体感出来ます。

天井で買った後にどれだけ悲惨な地獄が待っているのかをまるでタイムマシンに乗ったかのように経験出来、投資家として必須な生き残る為に、資金管理の大切さを実感出来ます。

天井を打って、一相場終わった株がどこまで下がるのかを理解出来れば、中途半端な株価で買う失敗も減らせます。

多くの初心者が自分の資金を失うという途轍もなく高い勉強代を払って、相場に教えられてる事を考えれば、方眼紙代やその労力などタダみたいなモノです。

因みに、僕の場合は投資初期に約50銘柄の低位株のチャートを描いてました。

1銘柄分のチャートを描くだけでも、過去10年分なので、正直、結構時間がかかりますし骨が折れます。

しかし、実際に自分の身体を使って、書いていくというのは、変動感覚という言語化出来ない技術を身に着ける為には、非常に効果的なのです。

低位株専門の専業投資家の中には500〜1600銘柄も描く猛者もいるらしいですが、もしも1000銘柄以上書ければ、億り人へのチケットを手に入れたも同然でしょう。多分。

低位株のチャートを沢山描いてるうちに、相場について開眼して来ます。

株式投資で利益を上げるのは単純なんだなと。

ボックス相場の低位株が安値近くになるに連れて、分割買いで買い単価を下げ、上がって来るに連れて分割売りで売り単価を上げる、往復の繰り返しで稼げる事が理解出来ます。

そして、材料株に飛びつき、まるで当たりくじが出る事を祈ってるようなくじ引きのような売買をしてる大衆投資家を横目に見て、レベルアップした自分を自覚できると思います。

次に、実際の売買用に上記と同じサイズの方眼紙を使い日足の折れ線グラフを書いて行きます。

これで、日々の売買の為の変動感覚を実際に売買して身に着けて行きます。

急騰株の当て方は絶対に上手くはなりませんが、売買技術は変動感覚を身に着ける事により上達出来得るモノです。

先天的な才能や分析能力の無い凡人にとっては、努力によって株で稼げる道があるとすれば、これ程有難い話は無いと思います。

努力と言っても、ただ方眼紙にペンで書いていくだけで、将来サラリーマン並みの収益を稼ぎだせる能力が身に着くのですから、他のプロの世界の修行期間の厳しさに比べれば、全然楽勝だと思いますけどねぇ。

どれだけデジタル社会になろうが、技術を身に着けるには身体を使うのが近道だよねと思われるアナログ派のお方がおられましたらポチッとお願いします。
  ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村


セミリタイア ブログランキングへ




posted by 山中 一人 at 17:44 | Comment(8) | TrackBack(0) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2025年01月18日

専業投資家になれる条件

24899908_s.jpg
あなたも株のプロになれるかもよ!

前回のタイトル【10年間株のみで食べて行けましたが何か?】にて、アーリーリタイアしてから10年間、専業投資家として株のみで生活出来た事を報告させて頂いた折、親愛なる読者様のとりかえる様より
「家族持ちで専業で食っていく決断をし、実際に10年達成するのは、なかなか
できるものではないと思います。それだけ腕に自信があり、研究し、充分な
実績を積んでこられたからできたことでしょう。「凄腕投資家」なのですよ。
投資には向き不向きがありますし、皆が株で食っていけるわけではないので、
山中さんには、その辺を勘違いしてしまう人が出ないように配慮してほしい
です。
株式投資は勧めても、株で食っていけるかどうかは全然別だと思う。
無責任にFIRE勧める人と同じにならないように。。。」

との、ご忠告を頂きました。

僕自身、何とか10周年を迎えられた高揚感もあって浮かれて書いたせいか、前回の記事を改めて見直すと、確かに株式投資礼賛のあまり誰でも株で食べて行けると取られかねない内容になってたきらいもありました。

おかげで客観視出来、愛のあるご意見に深く感謝であります。

僕が最も毛嫌いし軽蔑する対象は、安易にFIREを煽り、ウブな素人からの印税や動画収入やアフィ収入を巻き揚げるビジネスFIREつまりなんちゃってFIREの連中であり、そんな輩だけには絶対になりたくないと常日頃思っていますので、改めて、それだけにはならないように心して戒めます。

そして仰る通り、皆が株で食っていけるわけではありません。

昨年や一昨年のような好環境においてさえ、株で損失を出す人はいるわけで、厳しい言い方かもですが、株式投資の素養が無さすぎる人は一定数存在します。

一応、僕の考える、圧倒的に投資に向いて無い人を羅列してみます。

@投資と投機の違いを理解出来ない人

A情報発信者の欺瞞を見抜けない人

B付和雷同する人

C算数が出来ない人

D超ビビリな人

先ず@の投資と投機の違いを理解出来ない人についてですが、投資とは投資対象そのものが根源的に利益を生むモノに資産を投じる事です。

例えば株式なら労働者が働いた会社の利益は全て株主のモノです。

不動産なら店子の賃料には、全経費にオーナーの利益がオンされています。

故に長期投資になるほど資本家に富が集まるようになる訳です。

これとは違い投機の場合は、同じプレイヤー同士で金のやり取りをする為、長くやればやるほど手数料やスプレッドの分だけとられるマイナスサムゲームとなり、大数の法則により、必然的に損失を膨らますことになります。

つまり投機とは結局は運否天賦のギャンブル故に、最後は破滅してしまうのです。

例えば為替FX等は為替それ自体は富を生まない為、多くの人が退場する羽目になる訳です。

斯くの如く本来株式投資には非常に優位性があるのに、負け組投資家の多くは、デイトレードや短期取引を繰り返し、折角の株式の優位性を捨て、わざわざ期待値がマイナスのゲームに突入して資産を棄損してる訳です。

ただ、セルサイドはなるべく客には頻繁に売買して貰いたいので、デイトレードで何百億も稼いだと称する広告塔を囮にして、大衆投資家に宣撫工作を行い投資と称して、投機に引きずり込んでいる訳です。

例えば87歳で資産18億円のデイトレ爺さんとか100億円投資家〇スタさんとかの話を真に受けて、鼻息荒くして「俺もデイトレで成り上がるぜ!」ってなる人は絶望的にお頭が弱過ぎるのですが、そんな本がベストセラーになるという事は、世の中にはカモが溢れてるという証左でもある訳です。

これが理解出来ない人には、投資は向いていませんね。

Aの情報発信者の欺瞞を見抜けない人については、セルサイド・インフルエンサー・ブロガー・メディアの全てについて言えるのですが、情報は必ず必ず(大事な事なので2回言いました。)情報発信者に有利に発信されます。

つまり須らく発信者の利益になる為に、都合の良い情報のみが針小棒大に発信されるという事です。

故に、あらゆる情報について徹底的に疑う知性が必須となります。

冷静に考えれば分かる事ですが、本当に急騰株や相場必勝法や相場の未来が分かるなら僅かな小遣い銭の為に、わざわざ書籍を出したり、ユーチューブ動画を作ったり、サロンなんて開く訳無いじゃ無いですかw

例えば、最近でも、例のコドオジFIREが実は資産家の親からの贈与のお蔭で億り人になってた!と炎上してましたが、まぁビジネスFIRE界も蓋を開ければこんなんばっかりですからね。

というか、件のお方の贈与話なんて、僕が4年も前に拙ブログで指摘してたので、何を今更感が否めないのですが、やはり世間が気付くスピードというのは随分とスローモーなんですねぇw

まぁ、世間に見つかるほど、目立ち過ぎたという事なんでしょうけど。

という事で、投資顧問や投資本や投資ブログや投資動画等のセルサイド情報を真に受けて投資する人は、投資には向いていません。

Bの、付和雷同する人は、バブルに浮かれて皆がやってるからと高値で飛びついては、悪材料が出て暴落すると大底で投げ売ってしまうという群集心理から逃れない典型的な相場の鴨パターンですから、投資に向いて無い事は言うまでもありませんね。

Cの、算数が出来ない人ですが、初歩的な会計知識さえあれば、BSやPLが読める筈ですから、債務超過企業とかも分かるのですが、そんな簡単なお勉強さえ出来ない・やりたくないという人は投資には向いて無いでしょうね。

会社の発信する1次情報である決算書すら読めずに株式を買うのは、一番肝心の部分を他人任せにするのと同じですから。

Dの、超ビビリな人には、そもそも変動商品である株式投資は無理でしょう。

だって、暴落や下げ相場の無い相場なんて、古今東西有り得ないのですから、その度に心臓バクバクになってては、冷静な判断なんて出来る訳ありませんから。

トレードにおいて、損少利大は絶対条件なのですが、人間の本能として、損失を絶対回避したく、逆に利益はスグに確保したい衝動があり、どうしても損大利小つまりコツコツドカンに陥りやすい習性があるのですが、やはりビビリな人ほどその思考パターンにハマリ易い傾向にありますね。

これは、相場心理学では有名なプロスペクト理論ですが、頭で分かっていても感情で実行出来ない人は、相場に向いていないと言わざるを得ないのでしょう。

そして、例え以上5個の条件をクリア出来たとしても、環境が味方しないと結果が出ないのもまた相場の事実であります。

更に言えば、僕自身は凄腕投資家だとは1ミリも思った事は無いのですが、それでも、勘や変動感覚という言語化出来ないスキルのお蔭で稼げてるとすれば、やはりある程度の売買技術が無いと食えない世界でもあるのでしょう。

ですが、これはある意味、売買技術さえ習得して、相場で利益を上げるのには大化け株を当てる当てもの売買で無く相場の波に乗って安く買って高く売る事の繰り返しだという相場の真実に開眼出来れば、株で食えるつまり株のプロになれるという事でもあると言えます。

勿論、普通の人は賢明な投資家になる上記の最低5条件さえクリア出来ないかもしれないので、そんな人にまで専業投資家になる事をススメません。

定型の日本人は、普通にサラリーマンやって、コツコツ生きて行くのが無難でしょう。

ただ、僕の同士である、内向型人間、所謂コミュ障・陰キャとしてリアル社会ではどうしても集団生活が営めない属性には、是非とも、株で食える人生に挑戦する価値があると強く強く思っています。

我々のような人種は、幼少期から学生時代そして社会人になってからも常にカースト底辺を強いられ、何処へ行っても弱男として不本意な扱いを受ける宿命にあります。

そんな我々でも、一番苦手な人間関係を要せずに、人並以上の富を築ける世界は唯一、株式投資の世界だけと言えます。

しかも、株式投資は、学歴・資格・体力・外見等リアルで強者になる為の必須アイテムを何一つ要しません。

寧ろ、幼少期から孤独を強いられてきたからこそ、何事にも一人で取り組む習慣がある我々内向人間には、群集心理に逆らう者こそが勝者となれる相場向きとすら言えるかもしれません。

多くの大衆投資家が相場について勘違いしてる中で、技術で優位性を見出すという違ったアプローチをする投資家が相場の世界で生き残り、株で食えるようになるのは、ある意味当然です。

故に、我々の同士には、何としても投資技術を身に着けて、株でFIRE出来る事を願うのです。

次回は、売買技術習得の方法を解説しますので、ご期待頂けるお方がおられましたらポチッとお願いします。
  ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村


セミリタイア ブログランキングへ




posted by 山中 一人 at 22:30 | Comment(8) | TrackBack(0) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2025年01月09日

10年間株のみで食べて行けましたが何か?

30932319_s.jpg
株のお蔭で10年遊んで暮らせました(^^)

ダラダラ10年、親愛なる読者様のお蔭様をもちまして拙過疎ブログも10年目を迎える事が出来ました!

友達が一人も居ない僕において、アーリーリタイア後の10年間で他人とコミュニケーション出来たのは唯一本ブログのコメ欄のみであります。

拙ブログにコメントをお寄せいただいた皆様には深謝致します。皆様だけが心の友でございます。

おまけに、毎日美味い棒一本分くらいの収入になるのですから、本当にブログを開設して良かったとしみじみと思います。

ある意味、リタイア後の僕の人生はブログと共にあったと言っても過言ではありません。

そして何よりも、アーリーリタイアしてから10年間、ただの一秒も働かずに、無職ニートとして家計を維持出来ました!

思えば、10年前に45歳で妻と小学生の子供2人の家族持ちにも関わらず、サラリーマンを辞めて株の売買益と貯金の取り崩しのみで生活出来るか、社会実験を始めたのですが、ガチで10年乗り切る事が出来るとは、正直半信半疑でございました。

何せ、当時1日100円生活を豪語してる先輩億り人からは、「そんな小資金でリタイアなんかしてマジでやっていけると思ってるのwプゲラゲラ( ゚∀゚)」と大笑いされてた位ですから。

流石に10年のトラックレコードがあれば言ってもいいですよね!!

10年間株のみで食べて行けましたが何か?

とりま、日本なら年間生活費の17倍位の金融資産があれば、株で食べて行く事はそれ程難しくは無いのかもです。

但し、この10年は日経平均でも2倍以上の上昇相場という非常に恵まれた市場環境だった事を鑑みる必要もありますが・・・

そして、上位何%以上の運用スキルがあれば株で食べて行けるのかどうかも、正直良く分かりません。

ただ、昨年や一昨年のような好環境において、株で損失を出す人は、厳しい言い方かもですが、株式投資の素養が無さすぎる可能性が高いので、無リスク資産のみでセミリタイアを送るライフプランを立てる方が無難かもですね。

特に、個人投資家における個別株のアクティブ運用においては、システム的に定型化する事が難しく、最終的にはある種、勘が運用の成否を決するというのが実際の所です。

例えば、去年の夏場のような一時的な押し目と本格的下げ相場の違いを言語化出来るかと問われるとムズイです。

僕の場合も、なるべく、低位でリズミカルであり且つ財務内容の良いモノや資本関係が堅いモノが安くなった時を厳選して投資してますが、それでも銘柄間の比重や売買のタイミングはまちまちであり、結局は勘ピューターに頼ってるというのが、嘘偽らざる本音ですからね。

まぁ、それでも、僕が一般的な日本人よりも20年も早く仕事から解放されて、以後も平均的な日本人並みの収入を働かずに稼げてるという事は、株式投資には圧倒的な優位性があると言わざるを得ないのでしょう。

株式には資本市場誕生以来、時には大波が有りながらも、年平均7%のリターンをたたき出してきた歴史がそれを証明しています。

やはり、株式会社の利益は全て、株主のモノという大原則が優位性の源泉なのでしょう。

古来より資本家は働かずに、富を占有拡大させて来たのですから。

資本主義が続く限り、今後も資本家のつまり株主の優位性は揺るがず、我々庶民が豊かになりたければ、株式投資を行う事が一番の近道なのでしょう。

何と言っても、株式投資は老若男女に平等であり、僕のようなカースト底辺のコミュ障弱男でも、マウスをクリックするだけで資本家になれるのですから。

要は、知るか知らないか、やるかやらないかの違いだけなのです。

控え目に言っても、株のみで生活出来る日本っていい国だなと思われるお方がおられましたらポチッとお願いします。
  ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村


セミリタイア ブログランキングへ




posted by 山中 一人 at 16:48 | Comment(27) | TrackBack(0) | アーリーリタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2025年01月08日

アーリーリタイア10年目 資産公開

2024.png
年間資産額推移表

さて、皆さまお待ちかね、毎年年始恒例で年一回のみのアーリーリタイア後の資産残高を公開いたします。

今年で、とうとうアーリーリタイア10年目を迎える事が出来ました!

これもひとえに、日々遊んでる僕の代わりに働いてくれる労働者諸君のお蔭であります。

昨年度の日経平均は、真夏の悪夢で一瞬ヒヤッとする場面もありながら、念願のバブル後最高値を更新する大幅上昇年となりました。

2024年12月31日 時価評価額

株式・外債等リスク資産    43,504,492円(税引き考慮後評価額)

現金・定期預金等無リスク資産 27,383,774円

金融資産 合計        70,888,266円

ローン・借金 0円
マイホーム・マイカー 有
55歳・学生2人の家族持ち・奥さんフルタイム派遣社員収入有り

2024年1月1日〜12月31日 年間生活費出金額 360万円
(月30万円づつの奥さんに現金手渡し制&自分のお小遣いはココから頂いてます。)

昨年末の資産額が6,554万円なので、+534万円の純増になります。

年間生活費として360万円を引き出して尚534万円の純増なので売買益+評価益の合計では昨年度の相場運用は、894万円のプラスになりました。

年間パフォーマンスとしては+13.64%になります。

そして、ようやく7千万の大台に乗りました。

正直、昨年の相場に関しては、米国インデックスや日経平均の大幅上昇を後目に、僕の主戦場とする低位往来株については完全に物色対象から外れて、まるでポツンと一軒家状態でしたので、あまり儲かった感触には乏しかったです。

なので、金融資産が7千万の大台に乗ったのが不思議で、何かの計算間違いでは無いかと、電卓を何回も叩いた位です。

まぁ、リタイア村の多くのリタイアーが億り人となってる現状においては、全然見劣りするかもですが、10年間一秒も働かずに、且つ極端なドケチ生活とも無縁の通常ライフを送れて尚、サラリーマン時代の年収を大幅に超えられたのは、僕自身の能力値から見れば出来過ぎであり、ただただラッキーだと感謝しております。

因みに、冒頭のグラフにて表示したリタイア後の資産額推移表によれば、自分の場合、偶数年ではマイナス、奇数年ではプラスになっているアノマリーがあり、本年はプラスとなるラッキー奇数年であります。

これは、去年以上に相場の女神様に期待してしまいます💛
(インデックスに全然負けてるヘタレ投資家の僕が強気になっているという事は売り時かもですから、よゐこの皆様は惑われませぬようにw)


さて最新の資産額で、アーリーリタイアの心の友・逃げ切り計算機にて、何歳まで生き延びられるのか再計算してみます。
  ↓
※逃げ切り計算機入力条件
  現在の年齢55歳
  現在の貯蓄高7088万円
  年間利息1.6%
  年金支給開始までの年間支出額477万円
  年金受給開始後からの年間支出額144万円
  年金受給開始年齢65歳
  受給年金の月額12万円
  年間インフレ率2%
  受給年金額のインフレ連動「しない」
  の条件でシミュレートします。

試算の結果、あなたは、98歳までは生きられそうですと出ました。

リタイア時には65歳で終了の資産額でしたので、リタイアしてから33歳も長く生き延びられる事になりました。

因みに、逃げ切り計算機の入力条件の年間インフレ率について今までは30年平均のインフレ率を入力してましたが、日本はインフレ経済に転換したと考えますのでとりあえず2%にしました。

そして、前回記事の【65歳 WITH 2000万のススメ】で申し上げたように、65歳までの年間支出額を増額すると共に65歳以後は年金の範囲内での生活で納めるライフプランにて計算しました。

但し、この試算では、65歳時に2632万も残ってしまい、僕の価値観としてはまだまだ貯めすぎだと思いますので、要検討の余地有りです。

だって、98歳まで生きられそうと言われても、全然嬉しく無いのですよねぇ。

健康寿命こそが大事なのですから。

という事で今年は、逃げ切り年齢の延伸よりも、今まで貯めたお金をどう使うかに、シフトして行きたいと思います。

とりま、10年間は自分は株のみで食べていけました。イエイ(^^)v


もしも、株で独立をすべきかどうかお考えの方で、少しでも参考になったお方がおられましたらポチッとお願いします。
  ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村


セミリタイア ブログランキングへ




posted by 山中 一人 at 17:08 | Comment(6) | TrackBack(0) | 運用資産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする