
年金制度崩壊の心配をするよりも、健康寿命が尽きる心配をする方が遥かに現実的です
前回の記事にて、多くのセミリタ村人がDIE WITH MAXを目指してる旨を書きました。
老後よりも現役時代を最優先に考える、セミリタイアーですらそうなんですから、ましてや普通の日本人の場合、一番資産が多くなるのが死亡時点となってしまうのは当然でしょう。
故・小倉智昭さんが「体が動くうちに海外旅行をすればよかった。ワインのおいしいお店に行っても自由に飲めない。若いうちにやれることがあったらやったほうがいい。老後にやろうと思っていても、老後になるとできないことがあまりにも多すぎる」と語っていたように、多くの人は、死ぬ間際になってから、無駄に働き過ぎて、人生を楽しまなかった事を後悔しています。
逆に、間際になってもっとお金を貯めておけば良かったと後悔してる人は皆無です。
とは申せ、多くの心配性の日本人には、寿命をいつ迎えるのかは分からないからという理屈でお金を使えないのが現実なのでしょう。
そこで、DIE WITH MAXに陥って、臨終の直前になってから後悔しない為の具体的ノウハウを開陳します。
DIE WITH ZEROを目指す数値目標として、年金受給年齢の65歳時点にて金融資産が2000万円になるようにしてお金を使って行けば良いのです。
日本は世界一少子高齢化が進んでる国のせいで、シルバーデモクラシーパワーが最強の国です。
故に政治家もマスコミも年金受給者の票や視聴率を一番重視する為に、世界最強の高齢者福祉国家と成り果てました。
それこそ、政府与党の閣僚が、6割の非課税国民の為の政策を続けますという主旨の事をテレビで堂々と発言する国ですからね。
なので、老後の資金は、年金制度を主体にライフプランを立てるのが、最も効率が良い生き方なのです。
何と言っても、老後の生活費や医療費は日本人の4割の現役世帯から有無を言わさず強制徴収する制度の国ですから。
僕的には65歳 WITH ZEROにしても良いとすら思っていますが、まぁ、流石にそれではチト心もとないし、多くの人にとっては攻め過ぎでしょうから、現実的なプランとして65歳 WITH 2000万で十分だと思います。
因みに、誤解無きように言いますが、これは65歳までに残り金融資産が2000万に減るまでお金を使うという意味であり、65歳までに2000万貯めるという意味では決して無いですからね。
まさか、そもそもアッパーマス層以上の資産も無くアーリーリタイアする人なんて居ないでしょうから。
貧困リタイアーはFIREでは無く、ただの無職フリーターですからね。
では実際に僕の場合で、65歳で2000万だけ残して、あとは使い切るライフプランを逃げ切り計算機にて試算してみます。
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僕の場合、現在は年間360万円を引き出して暮らしてますが、これが年間477万円の予算で生活出来る訳です。
年間で477万ー360万=117万円を純粋に僕のお小遣いとして遊べる訳です。
月に直して約10万です。
これはワクワクして来ました!
毎日、うな重が食えます!
もう車中泊旅行オンリーでなく、ドーミーイン野乃に泊まれます。
来年は本格的に日本一周の旅に行けそうです。
そして、このプランニングは年間利息1.6%という超保守的な運用益の場合での計算ですので、今までの僕の平均運用利回りの5%で計算すれば、年間約600万まで使える話になります。
という事は、純粋に僕の遊び代として毎月20万使い放題になる訳です。
夢だったピースボートで世界一周まで出来ちゃいます。
いやぁー、頭オカシクなりそうですよw
まぁ、僕の過去レコードの年利回り5%(税引き後)はこの10年が最高の市場環境だったからであり、今後はもっと厳しくなるという人も多い事でしょう。
それなら、途中で消費プランを減額すればいいだけなので無問題です。
もしくは65歳 WITH 1000万とかにすれば良いだけです。
問題は、あまりに保守的なライフプランでガチガチなドケチ生活した為に、健康寿命が尽きた時になってから後悔する事なのですから。
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