2024年10月30日

カリスマ投資家が参考にならない理由



ども、お久しぶりです。相変わらず、無職ニート街道を驀進中でございます。

さて、拙質問箱に面白いお話が入って来たので、取り上げさせて頂きます。

最近、多くの有名投資アカウントから東京メトロ株大幅利食いの勝利宣言が相次いでるとの事ですが、上場前に彼等がIPOに応募してたという投稿は皆無だったとの事で、投資家の本質を見せつけられたとのお話です。

本来、株式市場とは市場参加者が遍く利益相反になるゲームです。

故に、己が仕込む時は、内密にして、1円でも安く仕込む為に悪材料を声高に叫び、逆に売る時は1円でも高く売る為に、好材料をモリモリにオーバーに吹聴するものです。

そして、完全に売り抜けてから、大々的に勝利宣言をして、聴衆に金持ち自慢をし、承認欲求を満たすといういつものパターンなんですよねぇ。

そんなカリスマ投資家のいやらしさ足るや、全く嫌になる位ですが、まぁ、それが人間の本性ですよね。

なので、投資ブログは話半分で見るか、全く見ないに限るのです。

同じ理由で、ネットの掲示板なんかも見ないに限ります。

どんなに自分ではしっかりしてるつもりでも、見れば心が動かされ、正常な判断が出来なくなるものです。

今回のIPOのような、殆ど、お金が落ちているような案件は、株式市場ではよくあります。

ですが、そんな、ローリスクの本当に稼げる情報は、あまりネットでは公開されてないものなのです。

勿論、僕も投資で食べている以上、正直、完全に手の内を100パー晒している訳ではアリマセン。

別に意地悪してる訳では無く、飯のタネを晒して飽和するリスクが取れない以上、仕方が無いのです。

例えば、僕が昔よくやってた手法で、CB(転換社債)の新発物投資は、殆どノーリスクと言っても過言では無い位の棚ボタ案件でしたが、ネットで目にした記憶は一度も無かったですからね。

ただし、市場は公平ですから、全ての情報は公開されています。

なので、株を趣味にして、過去のデータを見てれば、必勝ネタは必ず落ちてます。

そして、市場がある限り、今後も棚ボタ案件が出て来ますし、裁定取引のチャンスも出て来ます。

市場のスケールは、ショボいバイト代くらいならほぼほぼノーリスクで個人投資家に拾わせて貰えるくらいの懐の広さはありますので、よよよ氏並みのドケチセミリタイア生活なら、働かずに市場から稼ぐ事によって可能でしょう。

結局、投資系インフルエンサーは己に有利な情報しか公開する訳無いんだよなぁと思われるお方はポチッとお願いします。
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posted by 山中 一人 at 16:52 | Comment(14) | TrackBack(0) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする