2023年12月20日

【1銘柄集中投資用低位株】双信電機【低位往来株研究】

6938.png
6938 双信電機(参照:tradingview)

お待たせしました お待たせし過ぎたかもしれません

拙ブログの以前記事「【祝!?】寺岡製作所MBO」にて、次なる1銘柄集中投資用の低位株を選定したい旨宣言しておりましたが、この度ようやく候補銘柄が決定いたしました。

ズバリ、6938双信電機であります。

この株も僕自身が何度も往復を取らせて頂いた、非常に相性の良い銘柄です。

それでは、お忘れの方もおられるかもですので再度、1銘柄集中投資用の低位株選定方法を記します。
   

@ 月足チャートにて、過去10年以内の最高値から3分の1以下になってる銘柄が第1関門クリア

A 上記のうち、月足チャートの過去25年間に、最低でも安値と高値が3倍以上の値動きが2回以上あるリスミカルな銘柄が第2関門クリア

B 自己資本比率が20%以上ある銘柄が第3関門クリア(含み資産が大きい為に、実質20%以上ある銘柄でもOK)

C 但し、利益剰余金が黒▲(債務超過)になってる銘柄は除く 

D 但し、地方銀行や電力・ガス株は除く

E 上記ハードルを越えた銘柄を買い候補として、10〜20年来のおおまかな安値付近の中間点ぐらいで買い

F 買い目標値・売り目標値はあくまでも目安であるので、ピンポイントの底値・天井値を当てようとしない

G 月足チャートは4本値以外の一切の指標は雑音として無視する

H チャート以外のファンダメンタル・業績・材料・市場平均株価は雑音として無視する


先ず@〜Dのルールに適合してる銘柄を選定します。

具体的な選定方法としては、何でもいいのですが、僕はヤフーファイナンスの、単元株価格下位ランキングと年初来安値更新ランキングを併用してチャートを順番に見て行って、リズミカルなチャート形に当たりをつけてから、株探で過去高値、過去安値を見て@・Aのルールに適合してるか調べます。

チャート形のルールがOKなら、株探の決算欄を見て、自己資本比率と剰余金を見て、B・Cのルールに適合してるか調べています。

次に、1銘柄集中投資法のやり方を示します。
   
  
I2年位前からさかのぼって、日足の終値だけの折れ線チャートを大きい方眼紙に付けて行きます。

J最初の買い値段から10円〜50円下がるごとにナンピン買い下がりをして行きます。

K買った後に上げ相場になれば、前年の高値を目安に分割で売りあがります。

Lあとはこれを繰り返すだけの単純作業です。



では、具体的に、最上段のチャートで示した、双信電機の場合を例にとって見てみましょう。

先ず@とAはクリアしています。

Bの自己資本比率も75.1%でOKです。

Cの利益剰余金も十分にあり財務状況は全てOKです。

Dも当然クリアしています。

Eは、過去安値365円〜236円の中間点ですので、300円位が買い目標値段となります。

あとは、300円から10円下がる毎にナンピン買い下がりをして行き、買い単価を下げ、前年高値を目安に売りあがりを繰り返します。

もちろん、10〜20年来高値の900円超までガチホールドしても構いません。

要は、安値で買い、高値で売る行為を単純作業として、体に染み込ませる為の、基礎練習です。

因みに、上記チャート上では、過去最安値は236円ですが、まだ店頭登録株時代だった1998年には150円の底値を付けてますので相場次第ではこれを割り込み更に二ケタ株価になるなんて事はザラにありますので、過去安値が絶対では無い事は、ご承知おき下さい。

そして、例示した、双信電機株が、再び過去安値近辺に沈んでいるのは当然に悪材料満載の例に漏れず、今期大幅下方修正&減配のwコンボですし、また薄商い株なので、高値で飛びつくと逃げるに逃げられなくなりますので、2万パーセント自己責任にてお願いします。

今回の双信電機も、東証の無理やり値嵩株政策にも迎合せず頑なに低位株を維持してる貴重な企業です。


【チャート】
天井値   1160円(00年)  2265円(04年) 1267円(17年)
底値     365円(01年)   249円(16年)  236円(20年)

ひと相場が来れば、3倍化以上は行く値動きの軽い株ですが、一旦人気離散すると底練りが長くなった過去もあります。

安値・高値が分かりやすいリズミカルな株です。

買値ゾーン 300円以下
売値ゾーン 900円以上


【事業内容】
ノイズフィルター主力の電子部品中堅、台湾WALSINグループ系列。


【株式情報】
自己資本比率  75.1%
1株純資産    679円
時価総額     49億円


【特色】
ハイテク風に見える為、半導体ブームが来ると、物色されて噴き上げる習性有り。
財務内容良好


【売買方針】
買値ゾーン以下をコロナショック安値の236円に向かって分割買い下がりたい。
相場次第では、1998年時150円の下値リスクがある事も留意。


※最後に
買値ゾーン・売値ゾーンはあくまでも目安であり、現実の売買においては値動きを見てご判断下さい。
実際、自分の売買譜でも、買値が底値より4割高とか売値も高値の半分以下なんて事もざらに有りますので、あまりにピンポイントの値段に拘って、買い場・売り場を逃すような本末転倒にならないようにご注意下さい。

尚、投資は2万パーセント自己責任の事、何卒ご承知おきくださいませ。
過去10〜20年来の安値に来てるという事は、当然に業績も悪く、懸念悪材料満載の訳ですから、最悪の事態になっても、当方一切の責任は負いかねますので、悪しからず。

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posted by 山中 一人 at 23:24 | Comment(15) | TrackBack(0) | 低位往来株 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2023年12月18日

働いたら負けかなと思ってるけど何か?

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リタイアしても働きたい人は、労働頑張ればいいと思うよ。僕は絶対嫌だけどね。

ども、9年間ぐーたら遊んでる完全FIRE人です。

さて、おそらく今の日本で仕事に熱く燃えてるツートップは、FIRE卒業生とリタイアした後にバイト生活まっしぐらのセミリタイアーなのかなと思っております。

先日もとある飲食業労働してるセミリタブロガーが、「だから仕事がしたいなと思ったらすればいいんですよ。何故かセミリタイアした後に働くと負けみたいな考えを持つ人が一定数いますがそれは頭が固いとしか言いようがないでしょう。
とブログに書いておられました。

は?リタイアした後にバイト労働で糊口を凌ぐのは明らかに負けだと思ってますが、何か?

よくセミリタブロガーさんは、セミが付いてるから働いても問題なし!と強弁されてますが、そんな彼らの働きぶりを見てると、明らかにバイト労働がメインになっていて、むしろリタイアの方がセミになっておられるのですよね。

これは何度も言ってるんですが、セミリタイアのセミとは本来、不労所得や超ユルーイ副業を指してると思います。

例えば、株式や不動産の収益のように、特に人的資本と時間が取られない収入源です。

それか、十分に生活費に余裕のある中で、利益度外視で長年の夢だった趣味の店を開くとかです。

若しくは、例え働くにしても、月1回位だけ会社に顔を出してそれなりの収入を貰ってくような仕事も有りでしょう。

僕の前の会社にも居ましたが、月末の全体会議だけに現れては過去の栄光話だけをして帰ってく相談役のオッサンとか、資格の名義貸しで会社に籍だけはあるけど、実際は月一回の飲み会にしか顔を出さないオッサンとかetc・・・

ところが、セミリタ村でバイト労働してる方達は、週何日も働いておられ、折角のんびり出来る筈の自由時間も派遣会社からの連絡待ちで実際は、長期休暇とは無縁の生活ぶりです。

これでは、ただのフリーターであり、社畜の下位互換でしか無く、違うのは少々小金を持ってる位の話です。

そもそも、世の中はアルバイトには、正社員が一番やりたくないような仕事を低賃金で押し付けると相場が決まっており、バイト労働が緩い働き方だなんてただの幻想であり、それこそ求人広告会社が世間知らずの養分をゲットする為の誘い文句でしかありません。

例えば、ウーバー等のギグワークにしても、売れない芸人のように将来ビックな夢がある人がやむを得ず生計を維持する為に付いてる職であり、折角の正社員の収入や将来の退職金をかなぐり捨ててまでなったFIREが、高い高いお金で買った時間をそんな事に費やすのは真にナンセンスだなぁと思います。

他にも、バイト労働セミリタイアーの中には、楽しい職場だから働くのも全然苦にならないとかって言っておられますが、僕にはどうしても信じられないのですよ。

例えば、大谷さんや藤井八冠のような超スーパースターなら、野球や将棋が楽しいからやってると言っても分かります。

いや、例え大谷さんや藤井先生でも、もしも派遣バイト並みの賃金しか貰えないなら、とっくに野球や将棋なんか辞めて、もっと高収入の職に就いてますよw

そんな誰もが憧れる職業とは真逆の低賃金でハードワーク故に、やりたく無い仕事ランキングでいつも上位に来る、飲食業とかテレアポとかが楽しいとか、もし本気で言ってるとしたら、逆にヤバイでしょ。

何で、わざわざ働く必要が無いのに、再びあのバカバカしい地獄環境に身を置かなくちゃイケナイのですか?

もう二度と金の為なんかに他人に頭を下げて、理不尽な屈服をしたくないからこそ、臥薪嘗胆の末リタイアライフを達成出来たのに。

もう二度とつまらない人間関係に身を置いて、他人の顔色を伺い、ニヘラ笑いで必死に己自身に嘘をつく人生とサヨナラしたいからこそ、安定収入を全部捨て去ったのに。

あと基本的に、勤労セミリタイアーさんは住民税非課税枠に収まりたいが為か、生保未満の収入に甘んじておられるお方が多いですが、そうなると自然と収支均衡を目指す欲求に抗えないのか、皆さんドケチライフに邁進されておられるのも共通してるんですよね。
     
セミリタイア村でFIREを満喫してる村人が少なすぎる件
     
以前にも拙ブログにてリタイア村ブロガーの生活を調べた記事を書きましたが、生保未満の生活ぶりが平均値となってるのがセミリタイアーの実態な訳です。

つまり、多くのセミリタイアーは国が憲法で保障してる「健康で文化的な最低限度の生活」すら送れていない、違憲状態なんですよね。

例えば、サラリーマン生活に嫌気がさして、退職し、心機一転せどりやアフィリエイト等に取り組んだ人がいたとして、もしも生保以下しか稼げないので仕方なくバイト労働に転職したとしたら、多くの人からは負け組と笑われる事は必至ですよね。

同様に、もしも僕が株で大きくやられて、無職生活の続行が不可能になれば、当然バイト労働等の再就職は不可避ですが、その時は、潔くセミリタイア失敗を認めますし、また、リタイアプランの計画の甘さを他人に笑われてもそれは、甘んじてお受けする覚悟です。

まぁ、就労セミリタイアーの多くは資金的な枯渇問題というよりは、暇が辛いとか、無収入が不安とかいうような精神的な理由で低賃金バイト労働をしてるのだと思いますが、それこそまさしく、早期退職時に周りの多くのサラリーマン達が「仕事してないと暇じゃない?」と言ってる社畜マインドそのまんまです。

つまりセミリタイア失敗という事なのです。

実態として、人生の貴重な残り時間をバイト労働によって、正社員より遥かに安い時間単価で自分の人的資本を差し出してる訳ですからね。

リタイアするまではあれ程、労働を嫌悪してた方達が、いざ早期退職してみると、暇に耐えられなくなったのか、急に手のひらを返したように労働賛歌してバイト労働に勤しんだり、あまつさえ働いてないFIRE人に対して、働いて無いと視野が狭くなるとか言って、社畜の代弁者のように非難するのは、真に皮肉なモノだなぁと思いますね。

折角アーリーリタイアしたのに、やっぱり生活が不安でバイト労働に戻ったお方が、リタイアしたから働かないという至極当たり前の人生を楽しんでるハッピーリタイアメント人を頭が固いと決めつけるその姿は滑稽だとおもいますけどねぇ・・・

働いてる自分の失敗を認めたくが無い為に、完全FIRE人をディスるのって滑稽だよねと思われるお方はポチッとお願いします。
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posted by 山中 一人 at 20:01 | Comment(10) | TrackBack(0) | アーリーリタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2023年12月12日

ホクシン【低位往来株研究】

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7897 ホクシン(参照:tradingview)

米国株の好調ぶりとは無関係に、日本のオワコン低位株には冴えない動きに終始してる銘柄も増えて来ましたので、淡々と拾って行きたいと思っています。

それでは、低位往来株のうち現時点でのウォッチ銘柄を取り上げます。

今回は、東証の無理やり値嵩株政策にも迎合せず頑なに低位株を維持してる貴重な企業です。


【チャート】
天井値  540円(98年) 470円(07年)  298円(12年)  264円(16年)
底値    46円(02年)  80円(11年)  100円(16年)   95円(20年)

100円位で底値を付け、4年周期で間欠泉のように噴き上げる習性があります。

安値・高値が分かりやすいリズミカルな株です。

買値ゾーン 110円以下
売値ゾーン 250円以上


【事業内容】
MDF(中質繊維版)専業首位、兼松系。


【株式情報】
自己資本比率  40.6%
1株純資産    204円
時価総額     30億円


【特色】
住宅着工戸数の影響が大きい景気関連株。
個人投資家好みの低位超小型仕手株。

【売買方針】
買値ゾーン以下を分割買い下がりたい。
市況次第では、最悪、2002年の46円までの下値リスクも十分あり得る事にも留意。
正直、完全に割り切って投資出来る方以外は手出し無用。


※最後に
買値ゾーン・売値ゾーンはあくまでも目安であり、現実の売買においては値動きを見てご判断下さい。
実際、自分の売買譜でも、買値が底値より4割高とか売値も高値の半分以下なんて事もざらに有りますので、あまりにピンポイントの値段に拘って、買い場・売り場を逃すような本末転倒にならないようにご注意下さい。

尚、投資は200万パーセント自己責任の事、何卒ご承知おきくださいませ。
過去10〜20年来の安値に来てるという事は、当然に業績も悪く、懸念悪材料満載の訳ですから、最悪の事態になっても、当方一切の責任は負いかねますので、悪しからず。

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posted by 山中 一人 at 20:08 | Comment(8) | TrackBack(0) | 低位往来株 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする