2023年10月19日

セミリタイアーはドケチライフをすべきって決めつけるの、やめて貰っていいですか?

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老後が心配で一生お金を貯め続ける人って、あの世でお金が使えると思ってるのかなぁ?


前回の拙ブログで、【セミリタイア村でFIREを満喫してる村人が少なすぎる件】というタイトルにて、セミリタブロガーの生活費の平均値が生保未満の極貧レベルだったという衝撃の事実を書いた所、セミリタ村人のlunaさんから早速アンサー記事を頂きました。
   
FIRE満喫するのにどのくらいの支出が必要か

あるセミリタイアブロガーさんが、ブログ村のセミリタイア生活カテゴリに登録しているブログのランキング上位30位の月間生活費を調べておられました
上から30万円、20万円、18万円、14万円、12万円と続き、10万円、9万円が3人、8万円、2万円という結果らしいです

おそらく私は9万円のところにサンプリングされているかな
私の生活費支出は、セミリタイアブロガー内では中の下ってところでしょうか

調査したセミリタイアブロガーさんの生活費支出は月30万円
調査内で最高額です
だからかわかりませんが、こんな文章書いておられました

『実際に生保以下の生活費で暮らしておられるリタイアーの中にも、僕より遥かに多い資産額の方もおられるのに、上記の如くドケチライフを送られるのは、やはり老後が不安で収支均衡に拘り過ぎるからだと思われます。
ただ、折角、沢山お金を貯めて、FIREしたのに、老後の不安に憑りつかれてひたすら節約生活で、心身共に一番充実してる時代を消費してしまうは、僕の価値観では無理です。』

おっしゃる内容はごもっとも

で、私自身を振り返ると、固定費支出については支出削減・倹約を心掛けています
具体的には、スマホ基本料とか電気基本料とか
ただ旅行や趣味でケチったことしている自覚ないんですよね
(周りからみたらケチなことしてんなと思われているかも)
それでも、働き始めてからあまり生活レベルを上げてないので、毎月公開している金額であまり倹約を意識しなくても生活できてます

そもそも、節約生活を送りたくないなら、リタイア自体すべきじゃありません

不労所得が何百万かあるから働かなくても満喫生活、なんて言われても、ならば働いたら労働所得+不労所得でさらに悠々満喫じゃない
例えば配当金が年400万あったとして、それに労働所得が手取り600万あったら都合1000万円を一年で使えるんですよ
特にご家族にとっては、年400万円生活よりも、年1000万円生活の方が余裕がある楽しい生活が満喫できますよ?
年1000万円生活している方からみたら、年400万円生活ってなんてドケチだなとか思われていたり
結局、年何万円生活がドケチで年何万円生活だったらケチじゃないとか、相対評価になってしまうのでなんとも
というのが個人的感想

あと、そもそも「セミリタイア生活」と「FIRE」は似て非なるものじゃない?
どうせならセミリタイア村にはFIREカテゴリもあるので、そちらで調査したらもう少し違う結果が出たのかもしれません
2023-10-15 48歳からのセミリタイア日記より抜粋引用


lunaさん自身は、ドケチライフだという御自覚は無いようですね。
ただ客観的に見れば、家賃も含めて月9万という生活は、現〇ビジネス等の煽り系マスコミには「悲惨!極貧生活に耐える早期退職者の現実」なんて記事になってもおかしくないレベルの生活支出だとは思いますが・・・

まぁ、それはさておき、いきなり「節約生活を送りたくないなら、リタイア自体すべきじゃありません」と言われても、はぁ!なんで?としか思えません。

恐らく僕の方がlunaさんより全然少ない資金額だとは思いますが、実際、リタイアしてから9年弱の期間で一度も今月ピンチだから外食は止そうとかって禁欲生活を強いられるシーンには出くわしてませんし。

もしも、リタイア後も節約生活する事がマストな人が居るとすれば、単に資産額が少な過ぎるか運用スキルが無さ過ぎるかの何れかの訳で、そんなのリタイア前のライフプランの失敗でしか無いと思いますが。

むしろ、ドケチライフありきのセミリタイアの方が、今のようなコストプッシュインフレの時代には、遥かに持続性が無いと思います。
普通の生活費のリタイアーの場合は、遊興費を削れば幾らでも乗り切れますが、生保以下のギリギリ生活の場合はそうもイカないでしょう。
実際、昨今の底辺リタイアーのFIREブログ卒業ブームもエンゲル係数の高い彼らの生活費圧迫により、背に腹は代えられなくなった結果だとも思いますし。

もしかして、オブラートに包んで節約生活という表現をしたから誤解させてしまったのかもですが、ぶっちゃけ、セミリタ村ブロガーのような極貧超ドビンボーライフを送るくらいならサラリーマンの方がマシだという事です。

正直、僕もリタイアするまでのタネ銭を貯めるまでは相当なケチケチ生活を送ってましたが、無事リタイア後は、そのようなドケチ一辺倒な価値観から解放しています。

僕が本格的に、アーリーリタイア熱が高まったのは資産額が五千万を超えてからですが、会社で仕事をしてても、定年後になってから幾らお金があっても本当に有効に使えるのか?そして万一このままハードワークを続けて過労死なんかしたら、このお金は全て無駄金になるだけなんだよなぁと思うと、居ても立っても居られない気持ちになったものです。

僕の場合、最初からアーリーリタイアとは歳を取って年金生活者になる前に、思いっきり遊び倒したいという、極めて自分の欲に正直に生きる事が目的だったのです。

なので、僕から見ると、折角リタイアした人が、所謂、健康で文化的な最低限度の生活以下の生活費で暮らしてでも、お金を増やすことに固執する意味がサッパリ分からないのです。

定年までもしくは定年以後も働き続ける社畜同様、超ドケチリタイアーもお金の奴隷になってるという意味では、一緒なんではないのかなぁとも思う訳です。

そんなドビンボー無職生活者では、現実として結婚も子供も持つことも不可能な訳で、粗食に甘んじ一生独身を貫くという、今時の僧侶でも真似できないような、さながら大昔の禅僧のようなストイックな生き方をしてさえもお金に執着するそんな人生が全くナンセンスにしか見えないのです。

実際、拙ブログにも、若い読者から「セミリタイアしたいので、結婚は諦めるつもりです」とのコメントを頂いた事がありますが、これなんかも、あまりにも極貧リタイアブログばかりが蔓延した為の弊害なのではと思って、非常に悲しくなったものです。

まともなリタイア理論とほんのチョットの運用スキルさえあれば、結婚をしても幾らでもセミリタイアーになれる筈なのに・・・

DIE WITH ZEROの序文でも語られた「アリとキリギリスの寓話で、アリはいつ楽しむのだろうか?」というFIREにおける根源的なテーマをドケチセミリタイアーにも聞いてみたいモノです。

貴方達は、いっぱい貯め込んだその資産をいったい何時使うつもりなのですか?と。

75歳以上の後期高齢者になって幾らお金があっても、身体もあちこちガタが来て、ステーキも噛めず、ライフリー常着で、認知症が進み、何をする意欲もなく、もちろん夜なんてとっくに不能になってる訳で、ただただお迎えが来るのを待つだけが人間という生き物のオチなんですよ。哀しいけれど。


次に、『不労所得が何百万かあるから働かなくても満喫生活、なんて言われても、ならば働いたら労働所得+不労所得でさらに悠々満喫じゃない云々・・・』と仰っておられますが、そもそも僕は全く働きたくないと言ってるのに、今更何を仰っておられるんでしょうか?

何か勘違いをされたのかもですが、僕は贅沢をしたい訳では無いのです。

ただ、家族も含めて、可もなく不可も無い人並程度の生活をつつがなく送れれば、それで満足なのです。

相対評価すればオマエも高所得者から見ればドケチだなんて論法は、まるで、子供の口喧嘩のような低レベルの論点ずらしです。

傍から見れば、誰もが貧乏だと笑うような生活が極端過ぎると言っているだけなのに・・・

要は程度の問題なのです。


最後の、『そもそも「セミリタイア生活」と「FIRE」は似て非なるものじゃない?』との事ですが、これも何で?と思います。

日本で最初にセミリタイアを提唱したのは故大橋巨泉氏だったと思いますが、極貧ドケチ生活を送れなんて一言も言ってませんよ。

むしろ、日本のセミリタブロガーだけが勝手に改悪して、ドケチライフこそがセミリタイアのデフォルトなんだと勝手に決めつけてるだけにすぎないのです。

ただ、月2万円生活のくらげさんでさえも、プロフィールでは41歳でFIREしましたと高らかに宣言しておられるように、実際は皆さん同じ意味で使っておられます。

ていうか、当のlunaさん自身も「48歳でFIRE達成!!」と自己紹介しておられますしw。

あと『どうせならセミリタイア村にはFIREカテゴリもあるので、そちらで調査したらもう少し違う結果が出たのかもしれません』との事ですが、FIREカテは過疎り過ぎてる為、無意味です。


まぁ、一生、見切り品ばかりを漁り、安アパートで動画と右手が恋人の人生を送った挙句、死に際に病院のベットでたんまり貯まった通帳を見ながらニンマリする人生を送りたい人が居たとしても、所詮は他人ですからその人の自由だと思いますよ。(lunaさんの事ではアリマセンよ)

ただ、僕は嫌だというだけの話です。


※因みに、僕自身はlunaさんの記事に対して何の悪感情も抱いてませんし、むしろ毎日lunaさんのブログを愛読させて頂いてますので、もし気に障ったら申し訳ありませんと予め追記致します。為念。

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posted by 山中 一人 at 18:04 | Comment(18) | TrackBack(0) | アーリーリタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2023年10月14日

セミリタイア村でFIREを満喫してる村人が少なすぎる件

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先日の拙ブログで、【金村さんはFIREじゃ無いよと喝破された件】というタイトルにて、キムのセミリタイア日記の金村さんが、とあるインフルエンサーから『キミはFIREやない。タダの貧乏や。』と喝破された記事をアップしましたが、実は、日本のFIREはドケチリタイアーが多すぎるのではと思い、ちょっと統計をとってみました。
   
月間生活費.png

上記は、セミリタブログ村のOUTランキング30位までのデータです。

なんと30人中11人は、フリーター、自営フリーランス、FIREを夢見るサラリーマン、主婦等、そもそもFIREでは無い人々でした。

他の8人は、家計簿等の生活費が一切不明でしたので、実際の有効数は11人のみでした。(金額は全て切り上げ)

見て頂くと一目瞭然ですが、過半数は生保以下の生活費で暮らしておられます。

僕を除くと、月生活費の平均額は11万円です。

2万円のお方は実家ニートですので、正直FIですら無いですね。

最高額の20万円のお方は、金融資産1億2千万超で社債利息と配当金だけで年間360万位の収入があるRanpaさんですが、それでも一般的な二人暮らしの生活費よりはかなりの節約生活をしておられます。

このように実際のセミリタイアーの生活は、世間一般がFIREを想像する時のキラキラした酒とバラの日々とは真逆の、非常に質素倹約な生活を送っておられる事が見て取れます。

何故こうなるかと言えば、無職リタイアーになった場合の唯一の資本は、自分が所有してる金融資産のみになるので、その虎の子の資産を失う事は、即収入源が枯渇する事に直結するからです。

故に、皆さん普通のサラリーマンの半分以下の生活費でやり繰りせざるを得なくなるのです。

ただ、この生活費では、贅沢な普通の日本女性と結婚生活を送ったり、ましてや子供を持つことはまず不可能でしょう。

リタイアすると、幾ら、社畜からロウカイ(労働開放)されてストレスが無くなったので、金を使う必要が無くなるとは言え、本来ならば折角できた自由時間で旅行したり趣味をしたりでソコソコお金が必要なシーンが増える筈です。

それなのに、現実のリタイアーが、自炊オンリーのひたすらドケチライフしか送れてないとすれば、非常に寂しく夢も希望もアリマセン。

因みに僕の場合は、アーリーリタイアして株のみで生活するのがずっと夢でしたが、リタイアしてからも生活費を減らそうとは1ミリも考えませんでした。

だって、サラリーマン時代の生活レベルを維持しつつ、毎日遊んで暮らす人生で無いと、リタイアする意味が無いと思っていたからです。

あと、家計は奥さんが握っていたので、そもそも口出し出来なかったという背景もありますが。

という訳で、ウチの場合、僕が毎月渡す30万円と奥さんのパート収入の手取り15万円の合計45万円で生活してる事になりますが、親子4人で生活するには、可も無く不可も無しだと思っています。

実際に生保以下の生活費で暮らしておられるリタイアーの中にも、僕より遥かに多い資産額の方もおられるのに、上記の如くドケチライフを送られるのは、やはり老後が不安で収支均衡に拘り過ぎるからだと思われます。

ただ、折角、沢山お金を貯めて、FIREしたのに、老後の不安に憑りつかれてひたすら節約生活で、心身共に一番充実してる時代を消費してしまうは、僕の価値観では無理です。

だって、何をしてもしなくても、どうせ75歳も過ぎれば、金なんて使いたくても使えない身体になる可能性が高い訳ですからね。


とまぁ、ここまで言ってきて何ですが、リタイア村人の皆さんの生活費が激安なのは、ドケチリタイアーのみが家計簿公開してるからでは無いのかなぁとも思います。

だって、エンタメとしては絶対にその方が面白いのでアクセスが集まりますからね。

正直、僕自身も年間400万位で生活してるような、普通のFIREカップルのブログなんて何の興味も無いので、全く読みませんから、多分毎日の仕事で疲れてる普通のサラリーマンでも同じ感覚なのかも知れません。

なので、恐らく、上記データーなら生活費を一切明かされてない8名の方や、そもそもセミリタブログなんて書いてない圧倒的多数のリタイアーの方々は、海に山にアクティブにFIREライフを満喫されておられるのでしょう、きっと。

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posted by 山中 一人 at 20:03 | Comment(20) | TrackBack(0) | アーリーリタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2023年10月12日

大平洋金属【低位往来株研究】

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5541 大平洋金属(参照:tradingview)

日本株も毎年恒例の秋の仕込み時シーズンに入って来ましたが、低位株でも多くの水準が上がって来ましたので、その中でも出遅れ不人気低位株を静かに拾って行きたいと思っています。

それでは、低位往来株のうち現時点でのウォッチ銘柄を取り上げます。

尚、現在は株式併合により株価10倍になり、なんちゃって値嵩株化されてますが、本来は株価10分の1の典型的な低位株でしたので、頭の中で桁一つ減らして捉えています。


【チャート】
天井値 3520円(00年) 26850円(07年) 8760円(09年) 6480円(13年)
底値   250円(01年)  2910円(08年) 2230円(12年) 1292円(20年)

名うての低位仕手株なので、一旦火が付けば、過去には100倍化した事もある位にダイナミックな動きをします。

小型仕手株故に、高値・安値に一貫性が無い為、目途がつけ辛いです。

突っ込み買い、吹き値売りに徹する分には取りやすいリズミカルな株です。

買値ゾーン1500円以下
売値ゾーン4500円以上


【事業内容】
フェロニッケル製造で国内1位・世界上位級、日本製鉄系。


【株式情報】
自己資本比率  91.6%
1株純資産  3,602円
時価総額    250億円


【特色】
ニッケル相場に直結してる典型的な市況関連株。
商品市況次第で好業績と大幅赤字が極端にブレる。

【売買方針】
買値ゾーン以下を慎重に分割買い下がりたい。
現在コロナ安値すら割って新安値街道を驀進中なので、最悪、2001年の250円までの下値リスクがある事も留意。


※最後に
買値ゾーン・売値ゾーンはあくまでも目安であり、現実の売買においては値動きを見てご判断下さい。
実際、自分の売買譜でも、買値が底値より4割高とか売値も高値の半分以下なんて事もざらに有りますので、あまりにピンポイントの値段に拘って、買い場・売り場を逃すような本末転倒にならないようにご注意下さい。

尚、投資は2万パーセント自己責任の事、何卒ご承知おきくださいませ。
過去10〜20年来の安値に来てるという事は、当然に業績も悪く、懸念悪材料満載の訳ですから、最悪の事態になっても、当方一切の責任は負いかねますので、悪しからず。

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posted by 山中 一人 at 19:30 | Comment(6) | TrackBack(0) | 低位往来株 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2023年10月08日

金村さんはFIREじゃ無いよと喝破された件

キムのセミリタイア日記の金村さんが、とあるインフルエンサーから『キミはFIREやない。タダの貧乏や。』と喝破されたそうです。
   ↓
消極的セミリタイアを認知していただけると有り難い



約2年半前にABEMA Primeに出演させてもらったのですが、その時の模様がちょっと話題になっていると教えていただきました。

今回は、放送の中で特に月10万円の支出面が取り上げられています。
大勢の意見としては、「ただの貧乏」「これで幸せなのか?楽しいのか?」と言ったもの。

この意見に対して回答すると、おっしゃる通り貧乏生活で、特に幸せとか楽しいとかはありません。

加えて、普通に仕事ができる人に比べて遥か低次元・消極的セミリタイアを認知していただけると有り難い。

僕がやっているのは、消極的セミリタイアです。
とにかく仕事が無理過ぎて、しんどすぎて、嫌過ぎて・・・
このままでは、ホンマにヤバい。
最もヤバい時は、今日どうやって生きて帰宅するか?って感じ。
こう言った仕事のストレスから完全に解放されるためのセミリタイアです。

潤沢な資金を保有したり、今後も楽に稼げるスキルを持っての退職ではありません。
退職後の生活プランも、決して魅力的なものではありません。
仕事から逃げることを最優先考えているので、その他のことはどうしても後回しになってしまいます。

点数化すると、−100点から30点まで上げることを目指したもの。
平均点には遠く及ばないばかりか、赤点すら突破できていない状況です。
しかし、30点は30点でも−100点からここまで上げた。
また決して、あなたより勝っていると言ってはいません。
全然下であると重々承知しております。
その点を踏まえて、もう少し温かい目で見守っていただけると幸いです。
2023-09-26 TIME IS MONEY キムのセミリタイア日記より抜粋引用

金村さんは、セミリタイアーの中でもメディアに登場されたがりのお方で、TVやラジオでは、アナウンサーの方とかも気を遣って羨ましいとか言ってくれてますが、現実の世間一般がドケチセミリタイアーに対する見方は上記のインフルエンサーのように、タダの貧乏にしか見えてません。

だって、幾ら本人がゆるFIREなので自由を謳歌してますと公言してても、実際は必死にバイト労働をして、生保以下の生活を強いられてる訳ですから、普通の人ならそんな酔狂なライフスタイルなんて、とてもじゃないけどゴメン被りたいでしょうからねぇ。

故に当の金村さんも、派遣バイト先では、しがない中年無職と思われたくが無い為に、わざわざFIREしてる事を説明されてるようで、その話を聞いた世間の皆さんは表向きでは、『スゴイですね!』と言ってくれる人も居るようですが、それはただの社交辞令であり、本心では皆、田端さんと全く同じ感想でしょう。

だって、普通の人の感覚なら、働かなくても良い筈の人が何でわざわざ一番大変なバイト労働するのか全く意味不ですから、着てる服や時計を見て、内心ではタダの貧乏無職と判断されるのが現実でしょう。

金村さんが、メディアに出たり、ブログで資産額が過去最大になったと報告して金持ちアピールに必死になったり、社労士になったのも、やはり、上記のインフルエンサー達のような普通の社会人からタダの貧乏無職だと見られる屈辱になんとか抗いたいという小さなプライドの為せる業なのかも知れません。

ただ金村さんが、上記の田端氏のように正面切って貧乏だと喝破された時のカウンターとして、自分は元々30点を目指してると弱者マウントを取るのは寂しかったですね。

どうせなら、他の低資産リタイアーのように、『自分は現代消費社会のムダ金を使う人生に何の価値も見いだせず、そんな事の為に下らない労働でストレス塗れになる位なら、貧乏無職でも自由を満喫出来る人生の方が遥かに幸せなんだ!』と啖呵を切って欲しかったですよ。

しかし、誠に残念ながら、金村さんの場合、アフィブログ収入が月額1万台にまで落ちてしまった為、勤労収入で8万以上稼がなくてはイケナクなったので、そういう反論すら出来なくなったのですよね。

彼が、折角、誰もが羨む筈と目論んでいたアーリーリタイアを成し遂げたのに、結局、『おっしゃる通り貧乏生活で、特に幸せとか楽しいとかはありません。』と哀しく自認する以外無いのは、労働収入に頼らざるを得ない中途半端なリタイア計画によって、リアルの実生活が充実しないという客観的事実があるからでしょう。

そして、更に見逃せない事実は、上記の貧乏ライフですら、お金持ちのパパやお祖母ちゃんからの毎年の支援や、約5億の相続財産というセーフティーネットがあるからこそ成り立っているので、実は、FI=ファイナンシャルインディペンデンスすら疑問符がつく状態だという事です。

その事実を知らず、現在ー100点の哀れな社畜が、自分も30点でも良いから、金村さんのような、ゆるFIREになると安易に真似をすれば、それすら能わず、最近急増してる低資産FIRE卒業の二の舞になるのは時間の問題なんでしょうねぇ。

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posted by 山中 一人 at 10:12 | Comment(26) | TrackBack(0) | アーリーリタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2023年10月03日

ウォーキングに最高の季節になって参りましたぁ!

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控えめに言っても日本の秋の青空の綺麗さは、奇跡だと思う

今年も、連日30℃以上の超猛暑が続きましたが、ようやく10月に入り野外ウォーキングに最高の季節になって来ましたね。

先月までは、夏の暑さを避ける為、やむなくジムのランニングマシンでウォーキングしてましたが、やはり無味乾燥な室内と違い、爽やかな秋の空気を吸い込みながら、最高の青空の下に歩くウォーキングの心地良さには、比べるべくもありません。

平日の午前中に、秋晴れの晴天の下をウォーキングしてる時、アーリーリタイアして良かったなぁと、つくづく思います。

サラリーマンでも休日に散歩すれば一緒だと言う人も居るでしょうが、全然違うんですよね。

少なくとも、僕の場合のサラリーマン時代は、休日は、漫喫やパチンコ屋等とにかく目先のストレスからの逃避に必死で、ウォーキングみたいにゆったりと時を過ごす余裕など微塵もアリマセンでした。

だって、翌月曜日には、山積した仕事の難題が待った無しで待ち受けているのですから、常に仕事のストレスが頭の片隅を占めていて、いくら休日といえども気の鎮まる時間なんて全くありませんので。

FIREしてからのウォーキングが一味も二味も違うのは、やはり、これから先もずっと自由だという圧倒的な解放感があるからこそ、のんびりと歩く事そのものが幸せに感じられるのだと思えて来るのです。

「盲亀浮木(もうきふぼく)」という喩えがありますが、人間としてこの世に生まれてくる確率は、それこそ天文学的に有り得ない位の低い確率です。

ちょっとでもタイミングが悪ければ、灼熱の原始地球や、全球凍結の時代や、仮に日本に生まれてもホンの少し前のおじいちゃんの時代ならガダルカナル島で餓死してたか、シビリアの凍土で凍死してたかもしれない訳ですから、こんなに平和で豊かな現代日本に生まれて来るなんて、ラッキー中のラッキーなのですから、その幸せな時間をくだらない労働なんかで費やしてる暇なんて無いのです。

こんないい日に、狭い室内でオッサン達と一緒にPCをカタカタやったりして労働してる場合ではありません。

折角リタイアしたのに、ウーバーやテレアポなんかのバイト労働で身をやつすなんてのも、全くバカバカしいとしか思えません。

この素晴らしい地球の青空をずーっと見ながら、生の喜びを甘受する時間の価値に比べれば、老後に狭い老人ホームに入る資金を貯め続ける為に、労働する事に何の意味があるのか、僕にはサッパリ分かりませんけどねぇ。

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posted by 山中 一人 at 23:16 | Comment(8) | TrackBack(0) | アーリーリタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする