2023年07月28日

キジも鳴かずば撃たれまい

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肥大化した承認欲求で、人生終了する時代です・・・

恒例のセミリタブログパトロールをしていると、またもやミニ炎上記事を発見しました。
   
セミリタイア倫理を確立させたい
鍋敷き代わりに市政だよりを使っていたら、水道料金減免についての記事を見つけました。
市県民税(住民税)が非課税の世帯は、水道料金・下水道料金が減免になると言うのです。

減免の対象は、1〜3全てに当てはまる世帯。

1.水道を使用している全員の市県民税(住民税)が非課税である。
2.申請の日における収入が少なく、著しく生活に困窮し、かつ、他の世帯から継続性のある経済的援助を受けていない。
3.仙台市内にお住まいで、生活用として水道を使用している。

僕の場合、1と3はクリアしています。
1人暮らしで住民税は非課税。
仙台市に住んでおり、普通に水道を使っています。

問題は2。
収入は少ないですが、著しく生活に困窮している訳ではない。
また、実際は父親の資産ですが、僕名義で株を持っている関係で株主優待が送られて来て、経済的支援ちゃー支援になるでしょう。
よって減免対象外ではありますが、たぶん減免を受けることは可能。

非課税なのは間違いないので、証明書は取れます。
銀行口座の履歴とかは求められないので、困窮しているか?支援を受けていないか?は自己申告のみ。
生活状況を聞かれる場合があるみたいですが、別にいいマンションに住んでいる訳でもないし、「バイトしてるんですけど、生活がギリギリで・・・」とか言えば、貧乏フリーターってことで申請は通るに違いありません。
水道・下水道の基本料金2ヶ月分合計2,800円超がゼロになるみたいで、年間17,000円程度の負担減となります。
厳密に言ったらダメだけど、現実には全然イケちゃう。
これをどの程度利用するのか?

コロナ禍での持続化給付金でも、都合よく入金操作して対象者になった自営業者が多いことでしょう。
受け取らなければ、バカ正直な奴って感じ。

今回の水道料金の減免も、上記に近い近いような気がします。
著しく生活に困窮とか、継続性のある支援とかボヤッとしているので、非課税って明確な点だけクリアしてたらいいでしょ的な。
仕事が出来なさ過ぎてクビになったようなもので、今も生活保護に近い哀れな生活しか出来ていません。

一方で、住民税非課税、国保も年2万円程度、3〜10万円の給付金を何度も貰うなど、現状でも恩恵は受けています。
さらに嘘ついてまで水道代を逃れようなんて、さすがにやり過ぎでしょって感覚もある。

この辺のバランス感覚を考えつつ、自分なりのセミリタイア倫理を確立していかないといけませんね。
2023-07-03 TIME IS MONEY キムのセミリタイア日記より抜粋引用

上記記事の続編
  
僕のセミリタイアスタンス
3日前のブログ記事「セミリタイア倫理を確立させたい」の中で、水道料金減免について書きました。

ルール的に厳密にはダメですが、現実は全然いけちゃいそう。
倫理的な問題で迷っていました。

考えた結果、減免申請することに決めました。
電話すると、「他の世帯から金銭的援助は受けてないですよね?」と軽く確認されて、「受けてないです」と言い、申請書を送ってもらうことになりました。

さらに、こういう場合の自分のスタンスも整理しました。
グレーゾーンにはシレッと切り込んでいきます。
黒と反論された場合には、強引に主張はせずに引き下がる。
真っ黒なことはしないし、揉めることもしません。
しかし、多少卑怯な真似をしてでも金を求めにいきます。

イメージとしては、ずる賢いサッカー選手みたいな感じ。

具体的に言うと、どこぞやのブラジル人とか大久保嘉人みたいな感じ。
サッカー選手が、ゴールやチームの勝利を貪欲に求めにいくように。
誰に何と言われようとも、金に執着していきたいと思います。

僕みたいな何の取り柄もない人間が、現状から抜け出すためには、背に腹は代えられません。
2023-07-06 TIME IS MONEY キムのセミリタイア日記より抜粋引用


キムのセミリタイア日記の金村さんが、住民税非課税世帯の優遇措置を活用しての、水道料金減免申請を迷っていたが、結局申請する事にしたという記事でした。

案の定、こちらの記事のコメント欄も、罵詈雑言で埋め尽くされています。

中には、通報しますた!という正義メンも登場する始末です。

僕が、個人的に考えるには、金村さんの場合、グレーではありますが、超厳密に言えば、上記3条件のうちの、2に抵触してアウトという気がします。

だって、毎年お祖母ちゃんや御父上から確定申告の手伝い名目やらなんやかやで結構なお小遣いを貰っておられますし、第一、著しく生活に困窮してはおられないでしょうからね。

この点で、住民税非課税なら誰でも貰える、最近の物価高対策への3万円給付金とは、性格は違います。

故に本来ならば、現状の状態を包み隠さず市の水道局に公表した上で、申請すべきでしょう。

この水道料減免の主旨を厳密に理解するならばです。

まぁ、ここまでは、通り一遍の建前論ではありますが、現実にこの手の減免系は、完全に所得が把握出来る、フローの収入のみで合否を判定しますので、わざわざバカ正直に真実を話して、申請する人なんて居ない事でしょう。

しかし、建前は建前です。

公務員とは建前で動くモノなので、大ぴらに法の主旨を逸脱する者を許容する訳には参りません。

なぜならば、公の税金を正しく執行する義務があるからです。

金村さんの場合は、それなりの資産もあり、ご実家からの援助を貰ってる過去記事もしっかり残ってる上に、メディアにも登場して、近々には、社労士登録して、全国に氏名住所が公表される存在です。

もしも僕ならば、そんな身バレ寸前の状態で、モラル違反の行為を全国には公表しませんけどね。

だって、社労士って一番、誠実で規範的な人が職務を遂行する事を求められる職業ですからねぇw

正直、僕自身は、他人が僅かなお金を貰う事についてなんか全くどうとも思いません。

なので、生保なんかもよく目くじら立ててズルイって言う人が多いですが、正直、どうでもイイです。

でも、日本人は島国根性で妬みの国民性があるので、他人が上手い事やってるのを許せない人が多数派です。

なので、失業保険の不正受給も、生保の不正受給も殆ど、知り合いからのチクリで発覚します。

わざわざ、当局が調べなくても、勝手に情報が山ほど入ってくるのです。

にも拘わらず、何でセミリタブロガーって、ご自分のモラルに反する行為をこれ見よがしに公開するのかなぁといつも思います。

例えば、コロナの所以で失業や収入減の人を対象にした給付金を貰いまくってるセミリタブロガーも沢山居ましたが、あれなんかも、あんなに堂々と公表してて大丈夫かいなwと思ってました。

きっと、肥大化した承認欲求の衝動が抑えきれないのでしょうね。

まるで寿司ペロ少年みたいに。

悪目立ちする事でしか、己の承認欲求を満たせないのは、中2病のように痛いと思いますが、何も無い人間が他人から注目されるには、それ位しか無いのでしょう。

僕なら、一生残るデジタルタトゥーとして他人に後ろ指を指される人生は嫌ですけどねぇ・・・

わざわざ通報されるリスクを冒してまで承認欲求を満たしたい人間の気持ちは分からないなぁと思われたお方は、ポチッとお願いします。
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posted by 山中 一人 at 20:24 | Comment(16) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2023年07月23日

女性の独り身セミリタイアが少ない理由がピント外れ過ぎの件

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【断言】日本では無職ニートと結婚してくれる女性はいません!

ども、セミリタブログに噛みつきまくってる、カミツキガメです。

またもや、主婦リタイアー様が書かれたトンチンカンな記事を見つけてしまったので、つい食いつきました。
   
女性は独り身セミリタイアには向かない

私はこのブログを6年前に始めましたが、その頃女性でセミリタイア系のブログを書いている人は本当に少なかったんですよね。
そこから徐々に増えている気はするんですが、やはり男性と女性でそのセミリタイアの形というのはずっと違うなぁと思っています。
何が違うか?それは

男性:独身一人暮らしが多い
女性:独身一人暮らしが少ない
という感じで、家族構成が真逆なんですよね。

それはやはり、性差というものが関係していると思っています。
私は現在このブログの他にYouTubeやTwitterもやっていますが、そこでも女性が独身でかつ一人暮らしでセミリタイア生活を送っているケースはかなり稀だったりします。
そう、女性の場合は既婚者か独身であっても実家暮らしの場合が多いんですよね。
かくいう私も既婚者ですしね

これはなぜかと考えると、大きくは3つ
・コミュニケーション能力の違い
・稼ぐ力の違い
・セキュリティや衛生の問題
だと私は思っています。

上の2つは何となく想像つきますよね?
女性の場合そもそもの婚姻率も高いんですが、それは長い歴史の中で男性と比べてコミュニティの中で長く生活してきているので、コミュ力が高めな代わりに外で稼ぐ力は弱いことが関係していると言えます。
だから家族を作ることを優先するわけですね

そして、結婚はしない場合も女性は誰かと共に生きていくことが得意なため、そのまま実家暮らしというパターンも多いのかなぁと。
実際、実家暮らしがうまくいく確率もやはり女性の方が高いみたい。

そして何より、私が一番関係していると思っているのは最後の
セキュリティや衛生の問題!

これは男性にはなかなか想像し難い点だと思いますが、女性の場合上記の問題のため極端に生活費を抑えたセミリタイア生活というのはできないんですよね。
そのため、セミリタイアするにしてもセキュリティ面と衛生状態をある程度保てる生活水準を確保しなくてはいけないので、その分必要資金が高くなってしまいがちです。
そうなってくると解決策は2つで
・資金を多く用意して安全性を高める
・誰かと住んで安全性を高める
になるんですが、前にも述べたように稼ぐ力が相対的に弱い女性にとって多く資金を用意するのは至難の業ですよね?
そのため、誰かと住む=結婚or実家暮らしを選択する方が多いのかなぁと思っています。

女性はやはり独り身セミリタイアは向かないので、誰かと一緒に住むセミリタイアがいいと言えますよね。
2023年7月19日 アラサーdeリタイアより抜粋引用

いやいやいや、なんか如何にも、(自称)自立した女性が導き出しそうな、上辺だけのジェンダー論感を醸し出してる記事ですが、まるで本質から外れてるので、一応ツッコミます。

まず、セミリタイアーに男性:独身一人暮らしが多い、女性:独身一人暮らしが少ないの理由として、
・コミュニケーション能力の違い
・稼ぐ力の違い
・セキュリティや衛生の問題
と3つの理由を挙げておられますが、まぁそういう理由も少しはあるかもですが、一番大きい根本的な理由は、

そもそも、日本には無職リタイアーと結婚するような物好きな女子は非常に少ないからです。

だって、日本の女子が婚活でまず重視するのは、包容力=経済力です。

無職ニートという段階で男性セミリタイアーは、先ず門前払いなんですから、そりゃ、男性リタイアーの方が女性に比べて独身一人暮らしが多くなるのは、当たり前だのクラッカーです。

逆に、女子の方は無職の家事手伝いでも、全然結婚出来ますので、女子の婚姻率が高くなるのは、当然の父ちゃんです。

つまり、記事中で考察されてる原因と結果の因果関係はまるでピント外れなんですよね。

ましてや男子ならセキュリティや衛生が貧弱でもOK論に至っては、ボロアパートに住んでる低資産FIRE男子の事を指してるのだと思われますが、そもそもあんなのは、FIREでもなんでもありませんので問題外ですし。

他にも、『結婚はしない場合も女性は誰かと共に生きていくことが得意なため、そのまま実家暮らしというパターンも多いのかなぁと。』なんて我田引水な女子論を語っておられますが、これも、男の場合はやれマザコンとかコドオジとか言われて実家暮らしが弱男の代表のように世間から見られるのに引き換え、女子の場合は友達親子とか言って母親の方が自慢げに仲良しアピールするような女子だけに甘々な昨今の風潮のお蔭で男子程に世間体が悪くないという方が大きいでしょうに。

あと女性の婚姻率の高い理由が、コミュ力が高めな代わりに外で稼ぐ力は弱いから、家族を作ることを優先するわけだと論じておられますが、
これなんかもはぁ?という感想しか湧きません。

(正直、別に女子の方がコミュ力が高いとも全然思いませんしw)

そもそも婚活の場においては、圧倒的に女性優位だという大前提がスッポリ抜け落ちてますよね。

マッチングアプリの男女比は圧倒的に男性過多の為、女性は無料、男性はメッセージのやり取りやら月額会費やらで多額の出費を強いられます。

これは婚活パーティ系にしろ全て、少数の女子を多数の男子が奪い合う熾烈な獲得競争となっているのが現実です。

出会い系なんて、女子が登録した途端に、男性からのメッセージラッシュで女子側は辟易する位ですし。

それ位に、恋愛や婚活では、女子の方が格段に難易度が低いのです。

にも拘わらず、メディア等で女子がなかなかイイ男が見つからないとかぼやいているのは、女子から見れば、我々非モテ弱男はそもそも彼女達の視界にすら全く入ってないからです。

彼女達が男として認識してるのは、実は男性の中では、上位2割の勝ち組モテ層だけです。

男子の中では、多数派の残り8割の非モテ層は、全くアウトオブ眼中の対象外なのです。

いくら自称フェミが男女平等を叫ぼうが、現実の日本は、男が一家の大黒柱となって、家計の大部分を支えないといけないのがスタンダードとなっている以上、男性リタイアーで既婚者が少なくなるのは、ある意味当然の話です。

逆に、女性の場合はある意味、主婦の場合、セミリタイアと似たようなモンですから、既婚女性なら誰でもセミリタイア宣言出来る訳です。

まぁ、こんな事言えば、全日本女性から猛反発を受ける事必至ですが、実際に僕が8年間主夫をやってみての感想ですから、どうしようもありません。

ぶっちゃけ、常に客先や上司からのプレッシャーに耐え続ける社畜労働に比べれば、何のノルマも無くテレビでも見ながらやれる家事を如何にも外仕事に匹敵する位の重労働に位置づける専業主婦の対抗マウントは、幾ら何でも無理アリ過ぎでしょうに。

そもそも、現代の一人暮らし男性は、昭和のサムライ親父と違って、家事をこなして生きて来てますので、それがどれ程のモノか位、皆熟知してますしね。

というわけで、女性の独り身セミリタイアが少ない理由は、女性に生まれた時点で、単にそんな酔狂なライフスタイルを送る必要が無いからに過ぎないからです。

だって、恋愛シーンでも婚活シーンにおいても、女子は選ぶ側の楽勝ポジションな訳ですから。

そして、誰でも、主婦になればセミリタイアーになれるのですから。

生まれた時から選ぶ側であり、配偶者を養う必要の無い属性の人は、自分達が如何に優遇されたポジションに居るかについて全く分かってないんだなぁと思われたお方は、ポチッとお願いします。
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posted by 山中 一人 at 19:50 | Comment(12) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2023年07月19日

やっぱり金なのかぁw

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結局、世の中金なのかーい⁉


以前に【だから言ったよね。セミリタブログでは飯を食えないってw】というタイトルにて、30歳1000万円でリタイアされたミクさんがブログからもリタイアされるようですと書きましたが、とうとうガチで全記事を有料化されました。
   
【第二の人生】セミリタイアで得られる「生まれ変わる」感覚

目次と序文だけあって、続きを読みたい人は、300円で購入しないとイケナイようです。

まぁ、300円というところが、妙にリアリチィーのある価格設定ではありますねw

正直、僕個人としては、一般人のブログをお金出して読む人の気持ちはサッパリ分かりませんが・・・

因みに、月額980円払えば、一か月間は全記事が読めるサブスクも展開されています。

まるで、カイジのスピンオフ漫画、一日外出録ハンチョウに出てくる『柿放題』を彷彿とさせるような商魂の逞しさを見せつけられますねw
      
1日外出録ハンチョウ 第5話『柿放』感想 〜Kp Unlimited〜

もちろん、コメント欄は罵詈雑言の雨あられです。

今までのファンの方からもガッカリしたというコメントばかりです。

まぁ、当然ですよね。

あれだけ、貧乏人から搾取する資本主義を否定して来て、低資産でも生きていけると、過去の清貧に生きた偉人の言葉を引用しまくって、低スペックサラリーマンのメルクマールたらんと散々煽って来た、当のご本人が、まさに、ただでさえも貧乏な社畜を金儲けに利用してるのですから。
    
「なんだ、金かい?やっぱり金なのかーい?世の中もっと大事なモノがあるんじゃ無いのかーい?」と昔のロックシンガーのような臭い言葉を思わずシャウトしたくなりましたよ。

まぁ、これが、低資産でセミリタイアしたブロガーの終着駅なんでしょう。

現実の世の中は、かくの如く厳しく非情なんですよねぇ。

人は何を言ったかでは無くて、何をしたかを見れば、その本性が分かるよねと思われるお方は、ポチッとお願いします。
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posted by 山中 一人 at 17:43 | Comment(18) | TrackBack(0) | アーリーリタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2023年07月17日

藤井聡太先生の勝負術に1ミクロンでもあやかりたい

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僕たちは、将棋なら歩だし、ガンダムならジムなんだ(´Д`)

僕の趣味に将棋があります。

サラリーマン時代に、会社で辛い事があった日の夜は、ひたすら将棋倶楽部24をやりまくって現実逃避してたものです。

休日は漫喫のパック料金で丸々1日をネット将棋で潰していました。

そんな将棋漬けの日々を送っていても、一向に気力は上達せず、未だに将棋倶楽部24では12級前後の体たらくですがね。

まさに、下手の横好き状態の僕ですが、最近は、藤井聡太史上最年少竜王・名人/7冠の対局をリアルタイム観戦するのにハマっております。

藤井先生の対局のある日は前日から楽しみで、当日はABEMAの将棋チャンネル実況を見ながら、実際に将棋盤で同じ棋譜を同時に並べて、先生なら次にどう指すかを考えるのが最高の娯楽です。

特に、名人戦や今戦っている王位戦のような二日制の長い棋戦に合わせて、平日昼間からゆっくりと藤井名人との時の共有が出来るのは、非常に贅沢な時間を満喫出来てセミリタイアして良かったなぁとしみじみ思いますね。

流石に、勝負飯まではシンクロ出来ないのが、チョット悔しいですが・・・

藤井7冠の凄さは、他の棋士を寄せ付けない圧倒的な終盤力の強さに加えて、序盤の大局観に大変優れておられる為、先手番では殆ど負けないと言っても過言で無い位の圧倒的な勝率を誇っています。

そして、最近の藤井先生の強さは、更に凄みを増し、終盤においては、かっての大山15世名人を彷彿とさせるような、相手の心を折るような受け潰しによって、素人目にはまだ続きそうなのに、相手棋士が早々に投了する場面が目立つようになって来ています。

僕が藤井先生に感銘を受けるのは、対局の場面場面によって、一手勝ちを目指すような高速の寄せに出る場合と、前述の受け潰しによって先方に手も足も出ない完封勝ちを目指す場合との使い分けをして、的確な判断によって最善手を指す、その勝負術の妙です。

まるで、一人の人間の中に受けの大山15世名人と高速の寄せの谷川17世名人の2種類の人格が同居してるような、そんな超人ぶりなのです。

ある意味、将棋版二刀流とでも申しましょうか。

相場においても、攻めと守りの使い分けがパフォーマンスに大きく影響します。

買いの場面においては、先ず踏み出しが大事です。周りの熱狂に煽られて高値で飛びつき買いをしてるようでは、後処理が大変ですので。

これは、将棋においても、序盤ほど長考するのと同じで、安値に落ちるまで、じっくりと待てる慎重さが肝要です。

但し、当初は分割買い下がりの方針でも、株の動き次第によっては、一気に買い上がる柔軟性も求められるシーンもままあります。

あまりに買い単価を下げる事ばかりに拘り過ぎて、本玉を仕込めなければ、本末転倒ですので。

また、一旦上げ相場になれば、天井までしぶとく持ち続けて利を伸ばす握力も必要です。

右肩上がりの資産形成の為には、損小利大が必須ですから、数年に1回の大きな上昇トレンドにはしっかりと乗れなくてはなりません。

しかし、一旦天井を着ければ、目標株価に全然足りなくても、容赦なく売り逃げる事が出来るように、これも心理的な柔軟性が求められます。

そして、藤井7冠と言えども、時には劣勢に陥り、詰む寸前まで追いつめられる事もありますが、最後のギリギリまで諦めずに、大駒のタダ捨てのような怪しい手を駆使して、相手を惑わし、奇跡的な逆転勝利する事も非常に高い勝率の一因です。

相場においても、今後予期せぬ暴落が来たとしても、(というか暴落はいつかは必ず来ますが・・・)諦めずにしぶとく遣り過ごし、底打ち後のリターンリバーサルを取る好機を虎視眈々と狙い続けてリカバリーして行きたいものです。

因みに、過去にも藤井聡太7冠大先生の記事を書いてますので、ご参考までにこちらもどうぞ!
   
祝!藤井聡太、史上最年少二冠獲得・八段昇段!!


一日中将棋見てても誰にも文句言われない人生を生きられるなんて控えめに言ってもアーリーリタイアは最高だよねと思われる同士は、ポチッとお願いします。
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posted by 山中 一人 at 09:49 | Comment(2) | TrackBack(0) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2023年07月04日

とうとう家賃まで上がって来たけど、賃貸派は今どんな気持ち?

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本格的なインフレになれば、家賃も上がるのは市場経済の常識です。

昨年に拙ブログで、【不動産価格が上がって来てるけど、賃貸派は今どんな気持ち?】というタイトル記事を書いた所、とある賃貸派から「確かに不動産価格は上がっているけど、家賃は上がって無いのでどうとも思って無い」との見苦しい言い訳コメントを頂いておりました。

正直、この時は、いやいや不動産価格が上昇して多くの持ち家派が含み益状態になってる時点で、持ち家派が得をしてる事は明白なのに、何言ってんだコイツはwと心の中で笑ってました。

例えば、株価は上昇してるけどまだ配当は上がって無い株を保有してる投資家に対して、「別に配当収入は増えて無いから株式投資家は儲かっていない」なんて言えば、買いそびれた素人の単なる負け惜しみと笑われるのと同じ理屈だったのです。

しかし、そんな賃貸派の最後の砦である、家賃ですら上昇が明確になって来ました。
  
家賃推移.png

現実に、家賃上昇をひしひしと実感しておられるセミリタブロガーさんもおられるようです。
   
近隣物件の家賃上昇が気になる
家賃が上がっとる
今の家はギリギリ家賃が10万円を超えないということで契約したのですが、最近はウチのマンションの別部屋の家賃が上がっているようです。
具体的には約1万円くらい。
近隣の家賃もそれなりに上昇している印象です。
こうなると、次回更新時に値上げの要請があることを懸念しております。
正直なところ、住居費にあまりお金をかけたくない、というのが私の考え。
最悪、来年また引越しをせざる得ないかも…。
そのために、しばらくはゆるく調査をしていこう、と思っております。
物価上昇もそうですが、住居費の高騰というのも無視できない問題ですね。
東京に住むというのも難しい時代になるのでしょうか。
2023年6月27日 40代でセミリタイア実現への道程から抜粋引用 

賃貸派の中には、古くなる物が値上がりするという現象がどうしても理解出来ない人がおられるそうですが、彼らは根本的に勘違いしてるのです。

資本主義経済においては経年劣化のスピードなんかを遥かに超越して、貨幣価値が劣化する事なんか日常茶飯事だって事を。

そして、古今東西の歴史においては、むしろそんなインフレ経済の方が圧倒的に普通な現象だという事を。

インフレになり資材コストや人件費が高騰して、建設コストが上がれば、当然に家賃も上がります。

だって、家主はボランティアで賃貸経営をしてる訳では無いのですから。

そして、近隣の家賃相場が上がれば、裁定が働いて、既存物件にも家賃上昇圧力がかかるのは当然です。

結局、賃貸派の失敗は、たまたま日本だけに起きた30年長期デフレという極めて特殊な経済状況が未来永劫続くと勘違いした所なのでしょう。

むしろ日本がオワコンになる程、日本円の価値が減耗するのに。

しかし、残念ながら、賃貸派は、以前から見ればだいぶ高くなった不動産価格を見れば見る程、ますます買えなくなっていくのでしょう。

まるで、今現在高騰してる日本株を買いそびれた素人が、今の株価はバブルだと負け惜しみの強がりを言ってるのと同じようなモノです。

これだけ、明白に結果が出てしまったのに、まだ、賃貸と持ち家の間には損も得も無いなんて言ってる賃貸派は、家の電卓やスマホの電卓機能を使ったらシんじゃう病気にでも罹った人なのですかねぇw

尚、こういう記事を書くと、決まって、うちはまだ上がって無いなんて言う人が居ますが、そんな誰も住みたがらないような、ド田舎のオンボロアパートなんか、そもそも市場価値はありませんので、上がらないのは当然ですので、そんなピント外れのコメントを送ってくるのは勘弁して下さいね。

ただでさえも給与収入が無い無職なのに、老後の部屋探しリスクや家賃上昇リスクに脅える賃貸は、のんびり生きたいFIREにはどうなの?と思われるお方は、ポチッとお願いします。
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posted by 山中 一人 at 19:36 | Comment(50) | TrackBack(0) | 不動産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする