2023年03月31日

底辺からFIREする方法(その2)

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一つの道を極めれば、それだけで他人より優位性が生まれます

今回は、株式投資の上達法を公開します。

前回は低位株投資が資産形成の早道である事を解説しましたが、個別株投資ゆえに、安値で買って、高値で売る技術が伴わなければ、いくら優位性のある投資法といえども利益は上がりません。

投資技術を上げる為に、一番の近道が、1銘柄集中投資法です。

狙いをつけた低位株を1銘柄選び、それ専門で売買します。

資産が1000万円台に乗せるまでは、1銘柄だけの売買で十分だと思っています。

大抵の株の教科書では、分散投資を推奨してますが、実は大成した投資家の多くは資金が少ないうちは徹底した集中投資によって資産を築いています。

バフェットなんか1兆円レベルになるまで、ほとんど集中投資に近い形だったのに、資金が全然少なく入金力にも乏しい底辺個人投資家が分散投資なんかしてて、FIRE資金が築ける訳無いじゃないですか!

集中投資には様々なメリットがあります。

1銘柄集中投資のメリット

その1 専門が出来る

1銘柄のみを売買し続けますので、値動きのクセが自然にインプットされて、売買に慣れる事が出来ます。

また、関心がその銘柄のみに集中出来る為、その銘柄について徹底して詳しくなり、その分他の投資家よりも優位性を築けます。

その2 売買技術が向上する

1銘柄のみを売買するので、銘柄選択に頭のリソースを割く必要が無いため、値段がどう動くか、そして自分がどう売買するかだけに集中出来る為、自然と売買技術が向上して来ます。

その3 分割売買がし易くなる

例え小資金でも低位株1銘柄だけなら分割売買が可能になって来ます。

売買技術を向上させる為には分割売買の技術向上が必須であるため、小資金のうちから分割売買に慣れるメリットは大きいのです。

その4 投資パフォーマンスの向上

相場の波に乗った時は、複利効果も有り、分散投資に比べて資産増加のスピードが増します。

まとめ

1銘柄集中投資法の最大のメリットは、株は大化け株を当てるモノだという間違った考えから脱却して、ただただ、安くなったら買い、高くなったら売るという売買技術を上げる事が投資で成果を上げる一番近道だという事に開眼出来る事です。

材料や全体相場の動きを予想する馬鹿らしさに気付き、相場で利益を得るには自分の腕を上げる事が一番大事だという大きな気付きを得ることが出来れば、後は、反復練習をしていけば自然と上達して行きます。

そして、一度投資スキルを身に着ければ、FIRE後もクリック一つだけで株の売買益で食べていけるようになるので、一生モノの技術となるのです。

次回は、底辺からFIREする方法(その3)として、1銘柄集中投資のための低位株選定のコツと具体的なやり方を無料公開したいと思いますので、ご期待いただけるお方はポチッとお願いします。
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posted by 山中 一人 at 17:56 | Comment(2) | TrackBack(0) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2023年03月28日

底辺からFIREする方法(その1)

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内向コミュ障が本当に自分らしく生きるには、働かない生活を勝ち取るしかアリマセン

多くのFIRE本やセミリタブログに書いてあるノウハウは、節約生活をしながら浮いたお金をiDeCoやつみたてNISAを活用してインデックスファンドで年間生活費の25倍の資産形成を目指せばFIRE出来ると指南しています。

しかし、ハッキリ言ってそんなノウハウは、親ガチャに恵まれた資産家のボンボンや三菱サラリーマンのようなハイスペック強者のみに許された入金力頼みの手法であり、我々底辺コミュ障には何の意味も持ちえません。

何故なら、我々コミュ障は、幼い頃より団体生活が出来ない故に、スクールカーストの底辺に陥り、自信や尊厳を破壊され、当然に勉学意欲が起きる筈も無く、結果として低学歴を余儀なくされます。

そして、低学歴=零細ブラック企業勤めに陥り、低収入に甘んじるという、所謂コミュ障=底辺の負のループに嵌ってしまいます。

また、暗記力だけ得意のガリ勉特化型コミュ障の場合は、例え学歴が良くても、就活の段階で大手企業から弾かれ、零細ブラックの低学歴コンプの先輩上司に虐められ、もっと苦労します。

底辺FIREに意外と高学歴が多いのは、こういう厳しい現実に直面してメンタルをヤラレテしまうからです。

つまり、現代日本において、コミュ力が無ければ、普通のFIREを目指す王道パターンは実現不可能な絵に描いた餅なのです。

では、底辺コミュ障はどうすれば良いのか?

ズバリ!日本の低位株投資でFIRE資産を形成します。

では、以下に低位株投資の優位性を列挙します。

低位株のメリット

その1 ボラティリティが高い

これは直感的にも分かると思います。

100円の株が1000円になれば10倍ですが、5000円の株が7500円になっても1.5倍にしかなりません。

株式投資において重要なのは値上がり幅では無く、値上がり率の方なのです。

その2 下値が限られてる

株価は安ければ安い程、下値が詰まって来ます。

逆に高い程、落下した時の底値はどこまで下がるか分かりません。

好業績の成長株は安心かもですが、株価が高い故に、実は安全性は低いのです。

逆に悪業績の不人気低位株は、不安かもですが、株価が低い故に、実は安全性は高いのです。

安心は感情であり、安全は数字です。

その3 悪材料は既に織り込み済みである

減益・赤字・無配・不祥事と悪材料満載故に低位に甘んじている訳ですが、それでも持ち続けてる現在の株主は悪材料に対する耐性があり、多少の悪材料では、反応しなくなって来ます。

そして、一旦、増益・黒字転換・復配となれば、そのギャップの大きさ故、見違えたように株価の居所は変わるものです。

まぁ、不良が、ちょっと善行をすれば、途端に超ヒーロー扱いされるようなモノです。

その4 資金が少なくても買いやすい

低収入・低資金からでも単元株主になれます。
単元株を買うのでさえ数百万円も必要なキラキラ値がさ成長株は、そもそも底辺には投資対象にすらなりません。

その5 動きがワンパターンである

日本の低位株はオールドエコノミーのロートル企業に多い為、好景気で噴き上げ、不況で暴落と業績も株価もワンパターンな動きになり易い為、傾向と対策が簡単です。

その6 低PBR株が多い

不人気の低位に落ちた事により低PBRとなり、資産バリュー株となる傾向があります。
バリュー効果による下値安定性は統計的に認められています。
そして、定期的に来るバリュー株相場では、相対的に低PBR株が高パフォーマンスを上げます。

その7 リターン・リバーサル効果が見込める

一般的には、大きく下げた株ほどリバウンドは大きくなる傾向にあります。
10分の1に下げた株は、元の値段に戻るだけで10倍のパフォーマンスになります。
つまり、谷深ければ、山高しという事です。

その8 日本では、10年に1回は低位株大相場が来る

これは、日本独自の歴史的アノマリーですが、約10年周期で低位株が全面火柱高を演じる大相場が到来しています。

まとめ

低位株は悪材料満載の不人気株故、大衆からは見放され、過去高値から大幅に下げて低位に甘んじてる訳ですが、それ故、相場が枯れ切っており、一旦火が付くと、短期間に暴騰する傾向にあります。

下値は低PBR効果により限定的で、上値はリターンリバーサル効果により大幅上昇の可能性を含んでいる低位株は、ローリスク・ハイリターンという、投資においてはあり得ないような、理想的な優位性を内包しています。

株式は安い時に買うという投資の基本的原則に沿った低位株投資を続ければ、市場平均を上回る資産を築けるのは、ある意味当然なのです。

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posted by 山中 一人 at 20:04 | Comment(12) | TrackBack(0) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2023年03月25日

ネットもリアルも、勘違いさせる力が全てなんだなぁ

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コミュ障のインフルエンサーって居ないよねw



  ↑
わざわざ相場が軟調なこの時期に、つみたてNISAを売却するというブロガーがおられるようです。

本来つみたてNISAとは20年という長期においては、インデックスファンドなら殆ど損失になる確率が低いという実証的根拠を元に、非課税メリットをフルに享受するための商品設計です。

そして長期のつみたて投資においては、下落相場で積み立てた時にこそパフォーマンスが最大になるのであり、下げたからと言って売却するのは、一番やってはイケナイ愚の骨頂なのです。

とは申せ、周りが弱気一色になると、今ある利益が無くなってしまうのでは、そしてあまつさえ損失になるのではと、不安で一杯になり当初の計画した心意気などとうに忘れて、途中で挫折して売却してしまう人も多いようです。

実際、とある金融機関の積み立て投資家の平均積立期間は2年程度だそうで、人間とはかくも感情に弱い動物なんですよね。

感情的になるな!とは初心者向けの相場の本でも、一番最初に書いてある基本中の基本なんですけどねぇ。

ただ、上記の方の場合の、つみたてNISAを売却した本当の理由は、高配当株を買う資金を捻出する為だそうです。

その高配当株とは、伊藤忠商事との事です。

あのバフェットも投資してて、今やイケイケの商社株で、累進配当もあるからなんでしょうね。

まぁ、下がったインデックスファンドを売って、逆に安値から26倍にも高騰してる日本の景気循環株に乗り換えるというのは、投資タイミングとしてどうなの?とは思いますが、相場の未来は神様にしか分かりませんので、僕にも20年後にどっちが正解かは分かりません。

ただ、上記ブログ主さんは配当金を得たいが為、QYLDを購入して大きな含み損を抱えてるようで、そもそも投資に対する基本的な知識があるのかな?と思う面もあります。

正直、QYLDのようなタコ配銘柄に投資して配当金生活したいと言ってる人って、金融機関から見れば最高の鴨だろうなぁと思ってますのでw

それで、一体どれだけ伊藤忠株に投資するのかなと思って、記事をよく読むと、伊藤忠100株約40万分を買う資金が無い為、つみたてNISAで投資してたインデックスファンド約30万円を売却したそうです。

そして、ご本人様はこの決断をするのに、売却ボタン押すのに何度も躊躇ったんですってw

いや、笑っては失礼かもですが、普通のサラリーマンの株式投資ってこのレベルなんですよね。

ひょっとすると、毎日、数十万上がったり下がったりしてても、全く気にならずにマウスをクリックしてる僕の方がアタオカなのかもしれません。

そんな事よりも、僕が何よりも驚いたのは、このレベルの投資家の投資アフィブログが会社員の月給を超える収入になったそうです。

ウーン。現実に株式投資でマイホームのローンを全額返済して、株のみで8年間FIREしてる専業投資家が無料で投資ノウハウを開陳してる拙ブログが、うまい棒数本分しか利益になっていないのに・・・

まぁ、こんなコミュ障ぼっちの気まぐれ鬱々ブログなんて人気出る訳無いかぁwww

やはり、人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっているんですねぇ・・・
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posted by 山中 一人 at 13:13 | Comment(12) | TrackBack(0) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2023年03月17日

FIRE8年後の資産推移

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結局、FIREした後は、現状維持がベストです。

ども、8年間マウスのクリックだけで生活してる者です。

ここの所、毎日ウン十万単位で含み益が減っていますが、こんな事ぐらい相場においては日常茶飯事ですので、むしろ買い増しの好機とワクワクしております。

さて、僕が2014年末にアーリーリタイアしてから、昨年末までの金融資産総額の推移表を見てみます。
   
資産続.png
年間資産額推移表

リタイア時の資産額が6277万円で、昨年末が6235万円ですから、リタイアしてからの8年間で殆ど資産が増えてないどころか微減という結果に終わっています。

同じころにリタイアした人達は、着実に増えておられたり、人によっては大幅に増えてるお方も多いなかで、専業投資家を名乗りながらも、むしろ減っているというのは情けないと思われるかもですね。

しかし、僕的には、想定以上のパフォーマンスで超大満足です。

因みに、各年の運用益の推移も見てみましょう。
   
8.png
株式運用益推移表

全く働かずに、サラリーマンの平均所得を得られているのに、これで文句を言ったらバチが当たるというモノです。

そして、僕が何よりも満足してるのは、リタイア時の資産から8年も経ってもまだ、ほぼほぼ資産額が現状維持だったという事です。

何故かと言えば、45歳という僕がリタイアしたタイミングが、僕の資産額においてはベストだったという事を何よりも証明してくれているからなのです。

もしも、資産が大幅に減っているとすれば、精神的に耐えられなくなり、最近流行りのFIRE卒業生の仲間入りに追い込まれたやもしれません。

また、資産が増えているとすれば、無駄に労働地獄の期間を過ごしたという証になります。

だって、FIREした多くのお方は、大抵5000万以上、少なくとも3000万円以上の資産額でリタイアしてます。
(但し、低資産なんちゃって自称FIREを除いてですが・・・)

本来それだけあれば、年金2000万円問題なんて軽々クリアしてる訳ですから、それ以上増やす意味は特に無いのです。

あるとすれば、ただのモニターの数字が増えて悦に入るだけの自己満です。

つまり、リタイア時より資産が増えているという事は、無意味に働きすぎて、リタイア時期を先延ばす失敗を犯したという証拠なのです。

本来のFIREとは、不労所得額と年間支出をイーブンに出来たところでリタイアするのがベストなのですから。

リタイアしたけど資産が増えてますキリッ!とサクセス例のようにブログで誇っておられるセミリタブロガーも多いですが、むしろリタイアーの本筋から言えば、失敗例と言えるのでしょう。

リタイア時の資産をキープする事がFIREのメルクマールであるべきと僕は思います。

なので、僕は、億り人なんて無駄に庶民の妬みのターゲットにされるような属性なんて夢見ずに、これからも現状維持こそが最高の幸せと胸に刻んで、自分の分を超えたリスクを取ること無く、ゆったりした投資を心がけて行きたいと思っております。

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posted by 山中 一人 at 09:50 | Comment(12) | TrackBack(0) | アーリーリタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2023年03月11日

コミュ障ぼっちなら、卒業プロフィール帳って恐怖だったよね

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コミュ障ぼっちなら卒業アルバムの寄せ書き欄って、もちろん空白だよね(+_+)

学生時代において、卒業年の3月は一番うれしくてホッとする月でした。

やっと、忌々しい集団生活から解放されて、もう二度とこの暗黒教室に行く必要が無くなるのですから。

しかし、そんな最高にハッピーなマンスリーにおいても、憂鬱イベントが存在してました。

僕の学生時代は、卒業時はプロフィール帳をクラスのみんなで書き合うという文化が流行ってました。

通常は仲の良い者同士しか書き合わないモノですが、クラス全員分をコンプリートしたがる輩も居たりして、全然友達でも無いのに、僕のようなオミソにもお情けの予定調和で回って来たりもします。

しかし、もともとエピソードゼロだし、趣味とか好きな言葉とか書く欄も何も思い浮かばず、ホントに地獄イベでしたね。

得てして、根暗と言われるぼっちキャラに限ってセンスだけはあるヤツも居たりしますが、僕の場合はただのノーコンテンツ陰キャでしたので、ガチで名前と血液型ぐらいしか書けなかったという苦い思い出があります。

中3の時も、恒例行事のように卒業交換ノートの回し合いがあったので、それを書くのがあまりにも嫌で卒業式まで一週間休みましたよ。

まぁ、学校生活は、何かとボッチを可視化されるイベントが多いですが、最後の最後まで孤独のトラウマをより深く刻んで来るんですよねぇ。

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posted by 山中 一人 at 19:40 | Comment(20) | TrackBack(0) | 内向型人間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする