2022年11月28日

何で、働くリタイアーという矛盾したワードに違和感を持つのがイケナイのですか?

22266667_s.jpg
このまま行くと、FIRE=脱サラって意味になりそうな予感(^-^;

一連のFIRE卒業のタイトルにて、ビジネスFIREの皆さんも卒業生wですよと当たり前の事を言った所、正鵠を射てしまったのか、批難?を受けてしまったようです。
   
FIREをそんなに神格化しないほうがいいと思うんだけど

先ずブログ主さんの『FIREを神格化しないほうがいい』の件ですが、特段、神格化してるつもりは無いのですけどねぇ。

あと『FIREって国家資格だったけ?』と揶揄されておられますが、僕の言いたい事はその真逆なんですがね。

ただの無職になるだけなので、資格なんて当然要りません。

ニュースでも、無職が自称会社員とか名乗って、世間から笑われるという逆パターンならよくあるんですけどね。

セミリタイアだからゆるく働くのならいいとか宣っておられますが、全然ゆるい生活に見えず、皆さんエネルギッシュに働いてる方ばかりですけどねぇ。

実際、わざわざ国家資格までとって、なんとか労務士として開業しようと張り切っておられるビジネスFIREの方までおられますし。

ただ、FIREというワードの「経済的に自立した早期リタイアー」という意味とは真逆の働くリタイアーという人々について、え?どゆこと?と素朴な疑問を持っただけの話なんですけどね。

これでは、まるで僕が、どこの趣味界隈にでも存在する、細かい事にいちいち拘って文句を言う古参の偏屈おやじみたいじゃないですかぁw

まぁ、奥さんにも「貴方、昔から偏屈だけど、最近もっと偏屈になって来たから気を付けた方がいいよ、マジやばいよ。」と言われてますが・・・

但し、趣味のサークルとかなら、笑って済ませますが、ことFIREに関しては、一度きりの人生を大きく左右する人生設計の話ですから、そこをあやふやにいい加減な話で済ますのは、どうなの?と思う訳です。

例えば、僕は大相撲のテレビ中継を好きで良く見るのですが、解説の方はやはり元横綱や大関、最低でも三役以上の力士経験者がなっている訳です。

故に、話に重みと説得力がある訳です。

然るに、FIRE界隈だけは、何故か、一番肝であるRE=(早期リタイア)については暇に耐えられなくてあっという間にリタイアからもリタイアして仕事し出したお方がインフルエンサーとして上から目線で語り、しかも有料にてそのノウハウを販売している訳なんですね。

そんなインフルエンサーの煽りに乗せられて、特に文才も知名度も無い普通の人がFIREブログやユーチューブをやっても、それで食える程のアクセスが集まる訳でも無く、ジリジリと減り続ける資産と退屈な毎日に耐えられなくなって早々にFIRE卒業となったとしても、日本の膠着した雇用システムの元では、前職並みの待遇と収入を回復する事は敵わず、今まで積み上げてきた退職金を得る権利を放棄したただの転職を繰り返すフリーターに陥ってしまう事でしょう。

実際、有名インフルエンサーに煽られて高知に移住したけど僅か2年で移住生活にピリウドをうった若者のように、人生がくるってしまった人がいるのも事実ですし。
   
有名ブロガーに憧れ、高知に移住した若者の末路。友人は「ちゃんと就活して」

故に、他人様にFIREを語るからには、最低限、まず御自身がFIREしてるべきじゃないのかなぁ?と考えるのは、ごくごく普通の感覚だと思うのですけどねぇ。

若しくは、実態通りに、脱サラ副業コンサルタントや脱サラ自営コンサルタントと名乗られれば問題無いのになぁと思います。

流行り言葉に便乗してFIREという実態とは乖離したワードを使わずにですね。

でないと、うっかり勘違いする読者がおられるかもですので。

因みに、こちらのブログ主さんはアラサーdeリタイアというブログ名を付けてる事に関して『私は現在もうアラサーじゃないし、そもそもリタイアもしてないので詐欺すぎるのです・・・』と正直に吐露しておられるのを読んで、逆に清々しい気分になりました。

そこまで確信して情報発信されておられるのでしたら、もう何も言えませんw

あと、僕自身は、その方に1ミリの悪感情も無いですし、別に叩こうとしてるつもりすらありませんので、その証として、主さんが現在絶賛発売中の御本を紹介致しますので、こんな友達0人のコミュ障セミリタおじさんなぞ気にせずに、どうぞ上だけを見て生きて頂ければと存じます。
  


尚、今回の記事にて、僕の事を名指しされてる訳でも無いので、もしかしたら、こんな過疎ブログなぞ全く眼中に無く、僕の自意識過剰かもしれないので、その場合は謹んでお詫び申し上げます。_(._.)_

全くリタイアしてない人がリタイアする方法を有料販売してるのを見て、不思議だなぁと思われたお方はポチッとお願いします。
  ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村


セミリタイア ブログランキングへ




  
posted by 山中 一人 at 19:02 | Comment(20) | TrackBack(0) | アーリーリタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2022年11月25日

ビジネスFIRE系の人たち全員FIRE卒業生wだった説

『FIRE卒業』という言葉がトレンド入りした事について、ビジネスFIREさん達も取り上げておられるようです。
  
両学長さん


こちらはおけいどんさんのYahooニュース記事
  
O1Viy4V2.jpg
いま話題の「FIRE卒業」に対して、47歳でFIREした私が思うこと

先ず、上段リンク先の両学長さんですが、FIRE失敗する人には二つのパターンが有り、

@お金がなくなる=FIが維持できなくなる人

Aお金はあるけど、働かない生活に飽きる=FIは向いてるけどRE(早期リタイア)には向いてない人

だと解説された後に、『学長さん自身は20代半ばから後半のときにセミリタイア生活をしてみたのですが、働かない生活に飽きちゃったんですね』と自らが2番目の失敗パターンだと、率直に仰っておられます。

そして、御自身はビジネスを生み出してる時が一番楽しいとの事で、時間が空いても次から次へとビジネスを生み出すから現在全然時間が無いとの事でした。

流石、有能なお方は、仕事が娯楽なんですねぇ。いやぁス・ゴ・イですねぇー。

底辺の僕から見れば、異世界人にしか見えませんよー。

次に、下段リンク先にて紹介した、おけいどんさんの場合は、
『私はFIREしてから半年間ほど、単行本の出版で忙しくしていました。ところが、出版後に暇になり、たったの1ヶ月で暇に飽きてしまいました。何も刺激がない、生き甲斐がない生活がつまらなく感じたのです。』
『その後、FIREや米国株投資に関する取材が多く舞い込みました。メディアでコラム連載も持たせていただきました。また、子ども食堂の運営にも携わるようになりました。この夏には、2冊目の単行本も出版しました。』
『こうして、私は刺激のある毎日を取り戻すことができました。ほぼ毎日何かすることがあり、時間を持て余すほどの「暇感」はありません。』
『人生には刺激や生き甲斐が必要である、と私はFIREして半年後の1ヶ月間の「暇」で悟りました。』
『 従いまして、「FIRE卒業」=労働者に戻ることを私はとても理解できます。お金ではなく刺激や生き甲斐を求めての社会人復帰なのです。私はそれをFIRE失敗とは思いません。』
『刺激や生き甲斐と申しましたが、人間には「役割」が必要なのではないでしょうか。「FIRE卒業」とは、『FIREしてみたが自分の新たな役割を見出せなかった。暇で生き甲斐が見つからなかった。だから、社会復帰した』ということでしょう。』
11/18(金) 現代ビジネスより抜粋引用

え?リタイアライフ飽きるの、早っw

てか、働かないと暇に飽きてしまうなんて、まさに、アーリーリタイアする時に、「仕事辞めると暇じゃないか?」って職場の皆から必ず言われるフレーズまんまじゃないですか?

それを、実際に辞めてみないと気付けないって、元会社の人たちとかが知ったら、「だから言わんこっちゃ無いw」って鬼の首でも取ったように、メシウマ案件にされますよ。

いや、だから、僕は、彼がリタイアする以前の6年も前に【こんな人は、アーリーリタイアしてはイケナイヨ。】ってタイトルにて既に、暇が嫌いな方はアーリーリタイア辞めておいた方がいいよと、警鐘を鳴らしていたのです。(まぁ、こんな過疎ブログなんぞ見てる筈無いでしょうがw)

また、もっともらしく『人間には「役割」が必要なのではないでしょうか?』と宣っておられますが、そういう承認欲求の強い方もアリタリアに向いて無いですよと何度も言ってるんですけどね。
   
FIREして後悔する人の特徴

結局、ビジネスFIREの皆さんは、RE=早期リタイアをたった1か月〜3年にも満たない僅かな期間にて暇に飽きて、挫折されたという事なのです。

それなら、FIRE卒業生とか前FIRE若しくは元FIREと正確にお名乗り頂ければ紛らわしくなくて良いのになぁと思いますけどね。

まぁ、前とか元とか付けると、まるで落選した政治家みたいですけどねw

そんなFIREで一番大事な肝とも言えるリタイアライフだからこそ味わえる、暇でボーっとした時間を楽しめない人達がFIREノウハウを語るなんて、何とも不思議な話ですねぇー。

まさに、【FIRE本の著者が自称FIREしか居なくて草すぎw】で述べたように、イソップ寓話のカニの親子を思いださざるを得ませんね。

それはさておき、FIREしてから約8年間で一度も働かずに遊び続けてるリアルガチFIREの僕から見れば、せっかく他人と関わらずに、毎日ボーッとして暮らせるのに、わざわざ再び仕事をする普通の人達の意味がサッパリ分かりません。

やはり、これも二千年以上に亘って日本人に染みついた勤勉遺伝子の為せる業なんでしょうなぁ。

何で、御自分すら続けられなかったFIREライフを他人様にオススメ出来るんだろう?(しかも有償で)と思われたお方はポチッとお願いします。
  ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村


セミリタイア ブログランキングへ




posted by 山中 一人 at 22:15 | Comment(13) | TrackBack(0) | アーリーリタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2022年11月23日

FIRE卒業が話題になったけど、セミリタイア村って卒業生だらけだよねw

24981828_s (1).jpg
FIREした後に株で損して再就職したメシウマ案件は殆ど無い説


最近『FIRE卒業』というワードがFIRE界隈を賑わしてますね。

そもそもはトゥイッターにて『FIRE生活を卒業して再度就職いたしました』とFIREを辞める事について、卒業というポジティブな表現を使った人が居た事が、何とも滑稽に思われてバズったのが発端のようです。

だって、折角、正社員の道を捨ててまで、たどり着いた悠々自適のFIRE生活を僅か数か月で辞めてまた復職した訳ですから、客観的には、ただの無職が転職しただけにしか見えませんからね。

彼が、株で損する等で経済的見込みが外れる事によりFI(経済的自立)が出来なくなったのか、孤独や暇に耐えられずRE(アーリーリタイア)が嫌になったのか分かりませんが、何れにしろ、リタイアに失敗した訳ですから、本来はFIRE卒業では無くFIRE失敗なのです。

だって、そもそもの思い描いた理想の人生設計の筈のFIREが想像と違ってた訳ですから。

そして、セミリタイア村人達を見渡すと、FIRE卒業生wだらけなんですよね。

だって、多くの人がUberやバイトや派遣等で賃労働してたり、アフィブログやユーチューブや印税で稼ぐことに必死ですからね。

それってREつまりアーリーリタイアでは全然無いと思うのですけどねぇ。

てか、資産所得のみで生活を賄えていないという時点で、FI=経済的自立の達成もどうなの?とさえ思えて来ます。

そもそもFIREの本質を日本語に意訳すれば、早期楽隠居だと僕は思っています。

少なくとも、メディアや書籍出版して原稿料を稼いだり、ユーチューブやサロン運営でお金を稼ぐ為に寸暇を惜しんで走り回ってる生活のどこが楽隠居なの?と思いますね。

それは、単に脱サラして自営フリーランスとして独立しただけでしょう。

本来、FIREとは、会社員とか自営業とかを問わず仕事を離れて、不労所得のみで悠々自適のフリーライフを満喫するライフスタイルだからこそ夢のある生き方だった筈です。

そこには、メディアへの露出とかアフィブログやユーチューブのアクセス数などの他人との競争とは一線を画した、世俗を離れて、静謐を尊び、タイムイズマネーの世間とは真逆のゆったりとした時の流れにこそほんわかとした多幸感を感じる、ただただ自由な人生にこそ幸福がある生き方なのです。

もう働かなくてもいいだけの資産があるけど、生きがいの為にに働いているとか言い訳してる人も多いですが、それが通るなら、十二分に資産がある医者とか弁護士とか高所得のサラリーマンとかも全員FIREだって話になりますけど、それは違いますよね。

なのに、いつの間にか、小金を貯めたフリーターや自営業者までもがFIREを自称するようになって、何が何やら訳が分からなくなって来たのです。

今や、セミリタ村では僕のように、全く働かずに毎日遊んでるリタイアーは極少数派になってしまいました。

そこで、僕がFIREを数値により定義したいと思います。

先ずFI=経済的自立については、家賃や株式等の資産所得と金融資産取り崩し額の合計額がサラリーマンの平均手取り以上を満たしている事。

なので、生保未満の生活をしている底辺FIREは当然ながらFIREの訳アリマセン。

また、家族持ちなのに年間200万円位のドケチライフもFIREとは認めません。

だって、一人頭に直せば、生保未満になる訳で、今時流行りの、経済的DVと言われかねない生活を家族に強いるのを、経済的自立とは呼べないと思いますので。

そもそも現代日本でそれだけの収入で満足するような稀有な女性を奥さんにするのは、難易度が高すぎますw

次に、RE=アーリーリタイアについては、住民税非課税世帯である事。

サイドFIREだか何とかFIREだか知りませんが、住民税の課税世帯になるまで稼ぐのは、国で保護するに当たらない程に稼いでいる勤労世帯だと公が認定してるという事ですから、そんな人を無職リタイアーと呼ぶのは無理があるからです。

さぁ、これでスッキリしました。

上記条件に当てはまらないお方は、FIRE卒業生wとして、明日からフリーター、フリーランス、自営業、再就職組、貧困無職とそれぞれ正しい名称をお名乗り下さいます様お願い申し上げます。<(_ _)>

暇に耐えられなくなって働きだしたのなら、普通にFIRE失敗でしょと思われたお方はポチッとお願いします。
  ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村


セミリタイア ブログランキングへ




posted by 山中 一人 at 22:24 | Comment(6) | TrackBack(0) | アーリーリタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2022年11月21日

低位株投資法で倒産リスクを下げるコツ


ゴミ投資本を100冊読むよりも、初心者向けの会計本を1冊読む方が、遥かに役に立ちます


低位株投資法においては、どうしても問題企業故に株価が低位な銘柄が存在していますので、一応、買い銘柄選定に二つのルールを決めています。

ルールその1は、前回の記事【投資で、本質的リスクを取ってはイケマセン】でも書いたように債務超過は避けます。

具体的には、四季報における利益剰余金欄が▲つまりマイナスの株は買わないという事です。

ただ四季報だと3か月以上前の古いデータになりますので、リアルタイムでチェックする場合は、株探の決算欄の一番下端にある剰余金がマイナスになってないかを確認する方がベターでしょう。

ルールその2は、自己資本比率が20%未満の銘柄は避けます。

但し、このルールに関しては、あまりに数字だけに囚われて、システム的に判断するのは現実的ではありません。

例えば、僕の大好きな低位往来株であるIHI(石川島播磨重工業)は長年20%を大幅に下回っていましたが、含み資産株の代表格のような会社であり、時価評価すれば盤石の自己資本がある事が明らかなので、買い銘柄として安心して投資出来ています。

逆に、表面的には自己資本比率が80%超とかでも、近所の個人商店並みの小規模な会社(お店?)もありますから、本質を見る事が重要です。

一般的に言えば、旧財閥系企業や大手都市銀行や優良企業のグループ会社といったバックボーンがある企業がベターです。

とは申せ、過去にも三井埠頭や第一中央汽船のように、財閥系に属していながらも市場から消えていった銘柄もありますので、過信は禁物なのは言うまでもありませんが。

四季報の株主欄を見て、強力なバックが付いてないような会社は、自己資本比率が相当高く、有利子負債がゼロか極めて少ないような財務内容が盤石な銘柄のみに厳選するのが吉です。

その為には立ち読みでも良いので、初心者向けの決算書の読み方の本を読んで、ざっくりとした決算書の良し悪しの見方を身に付けた方が良いでしょう。

しかし、何故か、書店でも、株式投資においてはるかに重要な会計知識を得る本は、投資本コーナーには1冊もおいて無く、会計簿記コーナーにあるのは、全く皮肉なモノだと思いますね。

但し、決算書オタクになり過ぎて、資産バリュー株を発掘する事に拘ると、バリュートラップに陥る危険性があるので、ほどほどが肝要です。

日本のなんちゃってバリュー株の場合、表面上の財務内容だけは割安でも、ふたを開ければ吹けば飛ぶような町工場みたいな会社ってパターンもよくありますので。

かぶらマークのカリスマ株トレーダーのように、自分の買い銘柄を高値で捌ける位に信者を確保してる人なら別でしょうが、一般素人が品薄バリュー株を仕込むと、売却するのに一苦労なんて事になりかねませんからねぇ・・・

とにかく、投資においては、とりわけ低位株投資法においては勝つ事よりも、先ず負けない為にどうするかを考える事が極めて大事なスタンスだと思います。

ホントは会計の本こそ株本コーナーに置くべきなんだけどなぁ思われるお方はポチッとお願いします。
  ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村


セミリタイア ブログランキングへ




posted by 山中 一人 at 19:10 | Comment(2) | TrackBack(0) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2022年11月19日

投資で、本質的リスクを取ってはイケマセン

1461166_s.jpg
我々投資家は、日々綱渡りをしているのです

B系リタイアーのミクさんが日医工でやられたそうです。
   
【逆テンバガー】もってる株が「上場廃止」になりました
私の保有株が死にました
抹消て……😭

私もこの本を読んだときに「日医工」を買ってみました。
これが6月のこと。
1株360円で買いました。
「企業はつぶれる」というあたりまえのことに気づく無職
日医工が死にました!
正確には死んでないけど今の株価の1/10で強制終了は実質死んだみたいなもんでしょ?
30歳1000万円でリタイアより抜粋引用

個別株投資家にとって、ミクさんの悲劇は他人事ではありません。

特に、低位株投資においては、確率的に倒産株を掴んでしまうリスクが常に潜在しています。

正直、僕も、たまたま今までは投資中におとうさんになった事はありませんが、売却してから退場になった銘柄は結構あります。

そのような経験を踏まえて、申し上げるなら、投資で一番避けるべき事とは、本質的リスクを取る事です。

株式投資における本質的リスクとは、ズバリ債務超過の株を買う事です。

株式とは、本来会社の所有権ですので、債務超過という事は、マイナスの資産を所有してると同義です。

つまり、全く無価値なモノにお金を投資してる事になるのです。

本来、価値が0円の株式を買うという事は、投資では無くただのギャンブルです。

ミクさんの失敗は、ご本人的には投資のつもりでも、実は非常に分の悪い賭けをしてたからなのですね。

彼が、今後も投資とギャンブルの区別がつかなければ、永久にFIREを自称したフリーターから抜け出る事は困難だと思われます。

もしも、今は1000万しか無くとも、地道に投資の基礎を続けるなら、来たる大相場の時に5000万超の資産を築いて、今度こそ本物のFIREを名乗れるかもしれないのですけどねぇ(それが10年後か20年後か来年かは誰にも分かりませんが・・・)


因みに、倒産株を掴まない方法については以前に詳しく解説しましたので、ご参考にして頂ければと存じます。
   
倒産株を掴まない方法

身をもって勉強させてくれるギャンブラーの存在はマジありがてぇと思われたお方はポチッとお願いします。
  ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村


セミリタイア ブログランキングへ




posted by 山中 一人 at 10:14 | Comment(4) | TrackBack(0) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする