2022年08月26日

よよよ氏式セミリタイアは持続可能か?

アフィブロガーの8割は殆ど稼げてないのが現実です。
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(引用元:日本アフィリエイト協議会 アフィリエイト市場調査2021発表記事)

最近のリタイア界隈では、インデックス投資をしてるだけの低資産無職フリーターがFIREを自称してアフィビジネスをするのが流行ってるようです。

しかし、そのような低資産アフィブロガーの中でも、人生よよよ氏は、働かずにリタイアライフを送っておられますので、正真正銘のセミリタイアーと言えるのでしょう。

では、よよよ氏式のセミリタイアは果たして持続可能でしょうか?

よよよ氏と言えば、セミリタイアブログ村から退会する前まではランキングトップの常連でした。

しかし、そのような人気ブロガーですら、月4〜5万円の収入しか稼げないのがセミリタブログ界の侘びしい現実なのです。

そして、その僅かな収入ですらアフィブログのオワコン化にも関わらずの過当競争により年々先細りとなっています。

多くの、セミリタブロガーは、最初の頃はリタイア当初の勢いで毎日更新を続けますが、徐々にネタ切れが露呈して、更新回数が漸減して行きます。

そして、ブログの宿命として記事更新の減少はストレートにアクセス減少に繋がり、結果として如実にアフィ収入がダウンします。

時給換算した時のあまりの効率の悪さと更新プレッシャーのストレスを考えるとバカバカしくなり、段々とブログ更新のモチベが下がり、更新頻度が落ちていくのは多くのセミリタブログの王道パターンとなっています。

もちろん、よよよ氏と雖も、このパターンから逃れられず、隔日更新となっておられます。

トップランカーになれる程の文才を持つ、彼ほどの頑張り屋さんですら、ボルテージが続かないアフィブログという分野に、全く文才も無く人一倍努力の二文字が嫌いな我々凡人リタイアーが挑むのは、無理過ぎというモノです。

実際、アフィブロガーの8割は子供のお小遣いすら稼げてません。

正直、文才の欠片も無い僕の過疎ブログなんて、電気代を考えれば、間違いなく赤字ですし(-_-;)

そして、よよよ氏のもう一つの収入源であるポイ活・コジ活ですが、これも、正直非常にメンドイ作業ゲーです。

僕も、トゥイッターでのコジ活にしばらくハマッた事がありますが、全然当たらずスグ飽きました。

ポイント案件も最近では、ショボいのばかりです。

大昔は、FX口座開設で30万円ゲットとか今から考えると、夢のような案件もあったのですが、二度と来ない古き良き時代の話でしょう。

結局、アフィブログもポイ活・コジ活も労多くして功少なしの代表格のような副業で、それ専門にやっても、生保未満の収入しか稼げず、彼の真似をして低資産でリタイアした若者がスグにギブアップしてバイト労働に走るのは、バイトの方がまだマシという皮肉な現実を身を持って体験させられるからでしょう。

だって、アフィブログとポイ活・コジ活の両分野で超有能な第一人者ですら、左系マスコミですらビックリするくらいの超貧困生活を強いられるのですから。

こんなに、難易度の高い事に挑戦する位なら、株式投資に地道に取り組む方が、遥かに少ない労力で遥かに高収入を得られると思いますけどねぇ。

最初から株式投資の才能が無い人間には稼ぐことなんて無理に決まってると諦めるのか?株式投資で利益を得られるスキルを身に付けるまで投資の基礎をやり続けるか?

どちらを選ぶのかは、その人の自由です。

ただ、諦めて、低資産でリタイアした先には、一生独身で生保未満の生活を送る未来しかなく、SDGs的な表現ならば持続不可能なライフスタイルと言えるのかなぁとも思いますけどねぇ・・・

月数万のアフィ収入を得る為に時間を切り売りして必死にブログを書き続けないといけない人生のどこが自由なんだろう?と思われるお方は、ポチッとお願いします。
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posted by 山中 一人 at 20:52 | Comment(8) | TrackBack(0) | アーリーリタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2022年08月21日

週4日もバイトしてるのは、セミリタイア失敗だと思いますがw

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え?夢にまで見たFIREってフリーターになる事だったの?


雑誌やネットニュース等でFIRE達成者として、しばしば登場されてる金村圭介さんのブログで興味深いタイトルがありましたので、取り上げさせて頂きます。
   
【セミリタイアに失敗とかあり得るの?】

まず失敗の定義ですが、あくまでも自己判定。
周りから見て失敗と思っても、本人が納得していればそれは失敗ではありません。
失敗=本人が後悔していると定義付けします。

それに、人1人が節約して生きていく10万円ちょいなら、週3・4日クソ簡単なバイトで十分。
そんなバイトは余裕で見つかります。

もう1点の心の問題。
仕事がなくて、暇な時間に耐えられないとか、充実感を得られないとか。

もしセミリタイア生活が合わなければ、いつでも社会復帰できます。

確かに、ビッグビジネスは厳しいし、給与も下がるでしょう。
しかし、ある程度の金銭的余裕はあるはずですし、暇が潰せて、それなりにやりがいや感謝される仕事ぐらいなら、この人手不足の世の中あるでしょう。

それなりのお金があり、仕事が嫌な人が、セミリタイアした場合の失敗のイメージが湧きません。
TIME IS MONEY キムのセミリタイア日記より抜粋引用

先ず、週4日も働いて、月10万の生保未満生活を強いられる位なら、週5のサラリーマンで月数十万ゲットする方が、遥かにマシな気がするのですが。

そもそも労働から解放されたくて、アーリーリタイアしたのに、週4日も拘束されるのが、もうワケワカメですし。

あと、クソ簡単なバイトと仰ってますが、現実は金村さん自身も過去記事で『コールセンターのバイトで「てめーバカか」と声を荒げられたり、ゴミ収集のバイトではヤンキー上がりみたいな人に、「な、俺の言ってること分かる?何度も言わせんなよ」と劇詰めされた』と述懐されてるように、正社員の身分ではあり得ないような不本意な屈服をさせられるシーンに出くわしてます。

そんなバイトガチャに遭遇するリスクにビクビク怯えながら、割の悪いバイト労働をせざる得なくなる事自体が既にセミリタイア失敗なんですよ。

そんな悪環境で週4日働いてても、本人のお気持ち次第でセミリタイアだと言い張るなら、サラリーマンでも小金さえ持っていれば、ホワイト企業で人間関係が良好な職場なら、セミリタイアを名乗れる訳で、もう何が何やら、何でもありの世界観です。


それから、『もしもセミリタイア生活が合わなければ、いつでも社会復帰できます。』と簡単に仰ってますが、これも、現実はそんなに甘くありません。

以前の過去記事【日本のサラリーマンが社畜化する理由】でも書きましたが、日本の固定化した雇用環境では、一旦正社員を辞めて、再就職しようとすれば、前給与の3分の1位に激減する過酷な現実を突きつけられるのです。

一度ドロップアウトした冴えないオッサンに、それなりにやりがいや感謝される仕事があるなんて、夢見すぎですよ。

てか、そもそも仕事復帰したセミリタイアーってどゆこと?

もうその時点でFIREでもなんでも無いじゃないですかw

いくらセミリタイア失敗のハードルを下げる為のポジショントークとは言え、ここまでガバガバに何でもアリにするなら、わざわざお金貯めなくても、フリーターになればいいだけじゃね?とすら思いますけどねぇ。

いくら本人の自己判定と言ったって、生保未満の生活に追い込まれるのは失敗じゃね?と思われるお方は、ポチッとお願いします。
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posted by 山中 一人 at 20:05 | Comment(12) | TrackBack(0) | アーリーリタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2022年08月19日

そろそろ、インデックスを取り崩してセミリタイアする事は無理ゲーだって事がバレて来てんネw

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現実に4%づつ取り崩してるセミリタイアー誰一人いない説w

多くのFIRE本はインデックス投資なら、毎年4%づつ取り崩していけば、全く資産を減らさずに夢のリタイアライフを送れますと宣ってます。

しかし、現実に4%づつ取り崩して生活してるFIREは誰も見たことが無く、もはや都市伝説の域に達してますw

何故かと言えば、以前、拙ブログの記事【FIRE理論の4%ルールが現実的で無い理由】でも述べましたが、このルールが現実の相場を無視した妄想世界の運用図を基に組み立てられてる、机上の空論だからです。

実際にインデックスを取り崩そうとするには、3つの心理的ハードルが控えています。

第一に、売却する事により、分配金という定期収入が無くなってしまうという恐怖

第二に、売却する事により、今後の素晴らしいパフォーマンスを未来永劫失ってしまうという恐怖

第三に、売却する事により、パニック安のどん底でも生活費の為に切り売りするシーンに遭遇する恐怖

そして、多分一番ツライのは、今まで、必死に超節約生活をしながら積み立ててきた大事な資産を、無職無収入になったという理由で切り売りするというのは、如何にも将来の金の卵を産む鶏を食べるが如く、身を切られるような思いに陥るからでしょう。

インデックス投資の過去のパフォーマンスが素晴らしすぎた故に、まるで将来のバラ色の夢をも失うような気持ちになって、使いたくても使えない絵にかいた餅になるのは皮肉なモノです。

つまり、FIRE本の教祖が宣ってるような、誰にでも出来る手法というのは、実際には、心理的ハードルが高すぎて、全然現実的では無いという事です。

しかし、虎の子のインデックスを死守する為に、バイト労働で明け暮れていては、自由を得る為にリタイアした本来の意味を失い、本末転倒と言わざるを得ないでしょう。

ハッキリと言えば、セミリタイア失敗です。

まぁ、こんな事、会社を辞める前から分かり切ってる事なんですけどね。

さて、ではどうすれば、満足のいくFIREライフを成功させられるかという事ですが、やはり、ある程度のキャッシュフローを得られるようにすべきなんでしょう。

余程、あたおか肝が座った人で無い限り、資産をただただ取り崩す生活というのは心配性の日本人には出来ない以上、仕方の無い事です。

では、実際にバイトをしなくても済んでいるFIREの例を挙げると、以下の方々が多いですね。

1、賃貸オーナーになり、生活費は家賃収入にて賄う。
  
  不動産はセミリタイアとは非常に相性が良いです。
  実際、昔から大家さんはお年寄りが多いですし。
  但し、目利きや不動産業者・賃借人との交渉力が必須です。

2、アフィブログ・ユーチューブ・印税等の副業収入にて、生活費を賄う。
  
  但し、食える域に達するには、相当の文章能力とセルフブランディング能力が必須です。
  加えて、運とタイミングとFIRE希望者を養分にしても平気な無責任さが大事です。

3、個別株投資の運用益(配当含む)で、生活費を賄う。
  
  投資手法は、それこそ千差万別にあり、それぞれ一長一短があります。
  但し、株式投資である程度のキャッシュフローを得られるスキルを身に付けるまでには、
  通常、ある程度の年数を要します。

因みに、僕の場合は、1の賃貸オーナーに必須な交渉能力も、2の読者から集金する図太さも持ち合わせていない為、3の個別株投資のうちでも、特に企業分析能力や世界金融情勢に疎くても可能な、低位株の単純往復売買にて生計を立てております。

 
とにかく、FIRE実現後=無職無収入になった後に、どうキャッシュフローを獲得するかを早期退職前に、真剣に考えておく必要があると思われます。

でないと、FIREを自称する、ただのフリーターに陥ってしまいますからねぇ・・・

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posted by 山中 一人 at 21:06 | Comment(8) | TrackBack(0) | アーリーリタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2022年08月13日

何で、年金の足りない人が生活保護を貰うのがダメなんですか?

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生活保護は日本国民の権利です!!


FIRE村で年金が足りなくなったら生活保護は有りか?無しか?論争が勃発してるみたいです。
 

先ずは、生活保護は有り派(mkso2018氏)のブログ記事
  
独身者はお金が無くなるリスクより使い切れないリスクを考えるべき
独身者で老後のことを考えている人がいます。私から見れば65歳まで考えれば十分すぎます。65歳以降は年金で暮らせばいいのです。足りなければ生活保護でよくないですか?ぶっちゃっけ65歳まで独身なのです。誰に恥ずかしがることがあるのかがよく分かりません。65歳だと生活保護も簡単にもらうことができます。65歳で0になる計算で何の問題もないといえるでしょう。


それに対する、生活保護は無し派(luna氏)のアンチテーゼ
   
FIREと生活保護についての考察
私はFIREする以上、老後の資金計画まできっちり考えたいタイプ。
引用したブログの方は、65歳以上は「ケセラセラ」タイプ。
私とは相容れないようです。

私個人の考え方としては、
FIREで「経済的自立」したと宣言するならば、
老後を国の福祉(生活保護)に頼るような人生設計はしたくない。
生活保護前提の「経済的自立」??
本当に”自立”してんの??
というものです。


そして、上記アンチテーゼに対しての、引用元ブロガー(mkso2018氏)の反論
  
FIREと生活保護】 
あの記事は、65歳以降は生活保護推奨ではありませんし、実際に記事の中でも年金で足りなかったら生活保護でいいのではと書いただけです。そして、現状のルールであればそしてセミリタイアやFIREを目指すような生活レベルの人であれば年金内で収まる可能性が非常に高いでしょう。そして、もし現状のルールが変更されたりしたら生活保護もらっておけばいいと思います。このルール変更がどのようなものになるかは分かりませんが、ルール変更によって生活が維持できない人であれば生活保護をもらうのもたやすくなっている可能性がありそうです。


更に、その反論に対する(luna氏)のアンサー記事
  
FIREと老後についての考察
男女関係なく、65歳以上のこともがっちりと計画してFIREセミリタイアしましょ!!
結果としてであろうがなかろうが、生活保護受給に至った段階でFIREセミリタイアは失敗と思うべき。
特にセミリタイアブログまで書いて生活保護に陥るのは、かなり恥ずかしい。
そうならないよう、私は今後も油断なく生活していきます。
(上記記事は全て主要部分のみ抜粋引用)



まず結論から、僕の立場を申し上げますと、いざという時の生活保護は断然有り派です。

過去記事でも述べた通り、日本人の一般常識である「働かざる者食うべからず」というストイックなまでの自己責任主義こそが、多くの日本の社畜を苦しめてる根本思想だと思ってるからです。
    
何で、たかが働かないぐらいで死ななきゃならないの?

そもそも、まだまだ年功序列が色濃い日本において、一番おいしい後半部分の生涯年収をかなぐり捨ててでも無職ニートという酔狂なライフスタイルを選ばざるを得なくなるほどに、会社村という団体生活に馴染めないのが、我々セミリタイア民なのです。

それこそ、公務員等の高収入の人なら、1億超の得べかりし大金を放棄してでも耐えられない程に!

ある意味、我々リタイアーは現代日本のコミュ力最優先社会の犠牲者と言っても過言では無いのかもしれません。

そんな、アリタリアが年金受給年齢になった際に運悪く資産が枯渇してしまった時、生きる為の最後のセーフティネットとして、生活保護に頼る事の何が恥ずかしいのでしょうか?

生活保護は日本国憲法で定められた、日本国民の当然の権利なので、利用出来る人は利用するべき!

なので、例えセミリタブログを書いてる人が利用しようが、全然恥ずかしくありません。

ただ、実際は、生活保護は有り派のmkso2018氏もブログで反論されてる通り、本当に将来生活保護申請する計画で資産を使い果たすリタイアーは皆無だと思います。

僕も、62歳まで資産が持てばいいやとの思いでリタイアしましたが、もちろんそのまま無為に資産を取り崩すだけのマネーライフにするつもりはサラサラなく、資産運用益にて、ある程度の生活費は稼げるとの見込みは立てていた位ですから。

あくまでも、生活保護を最後のセーフティーネットとしての、心の安全弁として捉えているという事なのです。

むしろ、たかがセミリタブログを書いてるぐらいで、絶対にセミリタイア失敗と他人に笑われたくないと思うがあまり、過剰にお金を守る事のみに汲々として、かたつむりのようなガチガチのドケチライフを己や家族に強いたり、常に頭の中からバイトの事が抜けないようなフリーター
人生を送る方が余程笑えると思いますけどねぇ・・・


※ 尚、本記事ではluna氏に反論する形になりましたが、個人的には氏のブログにおいての主張には賛同する事も多く、実際、luna氏の良記事にて山中家の電気料金が大幅に安くなり、いつも感謝しながら愛読している事は付言させて頂きます。(小心者なので、事前に謝るスタイル)


あんまりセーフティーネットを否定しすぎるのは、己の首をしめる行為だと思うけどなぁと思われるお方は、ポチッとお願いします。
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posted by 山中 一人 at 12:01 | Comment(16) | TrackBack(0) | アーリーリタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2022年08月05日

インデックスを切り崩して生活したら良いのに、なぜセミリタイア民はしないのですか?

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日本人の老後恐怖症は異常w


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まさに、僕の考えとドンピシャなご質問がありました!(今回は自作自演ではアリマセン)

いやー。こーゆーのをお待ちしていたのです。

ホントに、この質問主様の言う通りだと思いますね。

セミリタイア民は皆、労働はクソだ!自由が一番!と社畜の奴隷労働を笑い、会社に辞表を叩きつけ意気揚々とリタイア生活に入られます。

しかるに、最近は多くのリタイアーが、一通りの周遊期間が終わると、バイト生活に突入されてます。

下手したら、失業手当が終了するや否やバイトに走られる方さえおられる程です。

若しくは、治験やブログやポイ活収入の範囲内で暮らす為に、生保未満の困窮ライフを送るB系リタイアーか。

何れにしても、彼等多くのセミリタイア民に共通してるのは、配当やアフィブログ等、サラリーマン時代の給料と比べれば、圧倒的に少なくなった収入の枠内で生活する為に、ある者はバイトで補填したり、ある者はドビンボーライフによって生活費を限界まで削ったりしてるという事実です。

本来は、インデックスを切り崩して生活していけば、無理にバイトしたり困窮生活を送る必要も無いのですが、そんな事をしてる人はあまり居ません。

もしかして、リタイアしてから資産が減ると負けだとでも思っておられるのでしょうかね?

余程、「リタイアしても資産は増えましたー!!」とオーディエンスに宣言するのが気持ちいいのでしょうか?

恐らく、リタイア時の資産から取り崩して、順調に資産を減らしてる事を報告してるリタイアーは僕くらいなのではないでしょうかw

何故でしょう?

多分、インデックス投資の理論が本質的にFIREに馴染まないというのもあると思います。

ノーベル賞学者のファイナンス理論でも経済学的に最も正しい投資法としてのお墨付きまで出てるインデックス投資法は、本来20年以上の長期保有を前提として成立してる理論です。

インデックス投資の過去の素晴らしいパフォーマンスも、途中で売らなかった者だけが享受してきたという事実がある以上、リタイアしてから、途中で取り崩すのは、その素晴らしいパフォーマンスを自ら捨てるのと同じで、非常に精神的に抵抗感を抱いてしまうのでしょう。

多くのリタイアー達が口では、人生には金より時間の方が大事と力説しながらも、折角築いてきたインデックスファンドを取り崩す事が出来ないのは、将来の金の卵を産む鶏を食べるが如く、身を切られるような思いに陥るからでしょうね。

結局、皆さん、いくら口では威勢のいい事を言っていても、本心では老後が不安で仕方ないので、虎の子の資産を崩すのは怖くて堪らないのでしょうねぇ(´▽`)

老後に大金は必要無いという当たり前の事に気付く事が出来れば、社畜未満のドケチ生活を強いられる事も折角、正社員の座を捨ててまでゲットした貴重な自由時間を賃労働で消費する事も無いとは思うんですが・・・

正直、日本のセミリタイアが、使う事の出来ないモニター上の数字を増やす事だけに汲々とするライフスタイルだとするならば、僕は全く憧れませんし、成りたくもありませんけどねぇ。


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posted by 山中 一人 at 19:27 | Comment(12) | TrackBack(0) | アーリーリタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする