昨年の日本の出生率が1.30と6年連続で低下し、出生数も過去最少を記録した事がニュースになりました。
日本の少子高齢化は世界最速で進んでおり、国の予想した長期推計の中でも最低のコースを辿っていて、このままいけば1000年後には日本人は0人になるそうです。
まさに、イーロンマスクが看破した通り、今既に、日本人は絶滅危惧種への道を突き進んでいる訳なのです。
にも拘わらず、日本の政治家は殆ど危機感に乏しく、先進国の中でも少子化対策はあまりにも遅いです。
例えば、今回の参院選の各党の公約でも、
曰く、「大胆な児童手当や育休給付の拡充、保育等子育て支援、放課後児童クラブの拡充」
曰く、「公立の小中学校の給食費や高校・大学の授業料を無償化」
曰く、「出産育児一時金を増額」
と相変わらずトンチンカンな対策ばかりを羅列しています。
違う違う、そうじゃないんですよ。
実は、夫婦が生む子供の数は
1972年で2.2人→2015年で1.94人とたいして減っていません。
しかし未婚を含めた全ての女性が生涯に産む子供の数(合計特殊出生率)は
1972年で2.1人→2015年で1.45人と人口置換水準の2.07人を大きく割り込み超少子化状態が加速しています。
つまり結婚している夫婦は今の人も昔の人と同じ位、子供を生んでいるのですが、独身の人が激増した為に少子化になっているわけです。
少子化の本当の原因は、日本人の非婚化にあるのです。
そして、非婚化というとヤフコメ等では必ず、若者の給料が安すぎるから結婚なんて出来る筈無いとか、独身の方が自由だからといった、これまたトンチンカンな言い訳で溢れかえっていますが、それは結婚出来ない人の体のいい自己弁護です。
日本の非婚化の本当の理由はこれなのです。
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【20代独身男性の約4割「デート経験なし」、約7割「配偶者・恋人いない」 内閣府の調査が衝撃与える】
若い男性の7割もステディな女子が居ないのに、結婚なんて出来る筈ないじゃないですか!
つまり、日本の少子化問題とはひとえに非モテ問題だったのです。
このような本当の少子化の理由を裏付けるデータがあり、見合い結婚の割合は
1972年で33.1%→2015年で5.5%で激減しています。
因みに、戦前は恋愛結婚は1割位しかなく、殆どが見合い結婚でした。
あえて言います。
日本の善男善女は須らく、恋愛弱者なのです。
多くの日本人は本能的に放っておいてもカップリングするようには出来ていません。
故に、日本人は古来よりお見合いシステムによって、大人がお膳立てをして、若い男女をつがいにして、2000年間に亘り共同体を維持発展して来たのです。
人口は国力だったからです。
しかし、現在の恋愛自由主義により、日本人に相応しい、人口維持システムが崩壊してしまったのが、現在の少子化の本質です。
何故、今の日本の政治家がこんな当たり前の事にすら気付かないと言えば、民主主義で選ばれる位に外交的な人種には恋愛弱者の気持ちなんか1ミクロンも分からないからです。
生まれながらにして、あらゆる場面で勝って勝って勝ち続けてきた人間にとっては、非モテの心理なんて判る筈ないでしょう。
故に、トンチンカンな少子化対策に無駄な時間と資源を使い込み、一向に少子化は止まらないのです。
そして、なんちゃって少子化対策で有権者にやってる風を装い、少子化の責任逃れのアリバイ作りに奔走してるのです。
もしも、本当に日本の少子化を止めたいのなら、国の少子化政策決定機関は全て、内向非モテによって構成してください。
あえて言います。
学生時代にバレンタインデーで本命チョコを貰えなかった男子は全て非モテであると。
そう、日本男児の多くは恋愛弱者なのです。
ビバリーヒルズ青春白書に出てくるような、卒業ダンスパーティーで女の子を誘えないような臆病者だらけなのです。
そんな内向コミュ障日本人に外交オバケの欧米の恋愛至上主義を導入した事が、今日の日本国の衰退を招いたのです。
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