2022年03月30日

ドケチ生活&バイト生活に陥るリタイアーが多い理由

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リタイア後の収支が毎月プラスにならなくちゃイケナイなんて法律でもあるんですかw

ども、働かないリタイアーですw

日本のセミリタブログ村では、リタイアしてからもバイト等の好きでもない単純賃労働をするか、ワーキングプア並みのドケチ生活を強いられているリタイアーがデフォとなっています。

下手すると、日本国憲法で保障された、健康で文化的な最低限度の生保以下の生活まで追い込まれてる人すら散見されます。

何故に日本人の平均を遥かに超える資産を築き、意気揚々と早期退職を達成した人生の勝ち組の筈が、悠々自適のFIREライフとは真逆のまるで5Chの無職・だめ板のような底辺人生を送らざるを得なくなってしまったのでしょうか?

答えは簡単です。

ドケチ&バイトセミリタイアーの多くが、毎月の収支均衡にあまりにも拘り過ぎているからです。

本来セミリタイアとは、資産取り崩しプラス副収入にて家計収入を得るライフプランの筈。

しかし、現実の資産運用では例えば株式投資で毎月固定で30万円づつプラスなんて事はあり得ません。

また、配当収入にしても、減配・無配リスクが常につきまとい完全固定収入とは見込めません。

そもそも、セミリタ村でのボリュームゾーンとしては約5000万円位でリタイアというケースが一番多いように見受けられますから、配当のみで潤沢な収入を得るのは無理です。

まぁ、高配当株のみの集中投資なら可能かもですが、合理的市場において高配当株が放置される理由は当然に値下がりリスクが内包されている訳ですから、そんな投資法で生き残れる保証はありません。(実際、配当金生活の筈が自転車漕ぎ生活のリタイアーもおられますしねぇ・・・)

過去記事参考 ⇒ 高配当株の配当金生活とか、ただの幻想だよ。

そうなると結局、

 ほどほどの配当収入+ブログ収入+ポイ活収入+バイト収入 ≧ 支出 

というよくあるセミリタブロガーの家計簿に落ち着かざるを得なくなるのでしょう。

FIREの本家、米国でのマネープランでは、資産運用益にて生活費を捻出する筈ですが、上記の方程式には運用益が入り込む余地はほとんどありません。

故に、右辺の支出を極限まで引き下げざるを得なくなるのです。

そして、悠々自適のゆとりあるリタイア生活とは真逆のドケチ生活とバイト生活に明け暮れる人生に陥ってしまうのです。

上記の様な方程式に固執して日本でセミリタイア生活しようとすると、結婚は無理と最初から諦めざるを得なくなるのも当然でしょう。

平均所得の高い米国と違い、日本のサラリーマンで現実的な資産形成額としてはアッパーマス層からせいぜい多くても準富裕層クラスでしょうから、資産3000万円〜1億円位でリタイアするコースが一般的です。

そうすれば、リタイア後もフロー収入だけで生活しようとすれば、自ずとドケチ生活に成らざるを得ないからです。

では、彼等はリタイアしてからも何故ストックした資産に手を付けられないのでしょうか?

皆さん社畜人生として、毎月の生活費は頂いた固定給から支払い、余った僅かなお金で必死に貯金したり投資したりする生活を長年に亘り繰り返してきました。

故に、投資収益という変動する収入で生活する家計パターンにどうしても馴染めないのでしょう。

つまり、日本人の骨の髄まで染みついたサラリーマン根性の所以なのです。

セミリタブログでは、『セミリタイア資金の貯蓄が最高値更新しましたー!!』という報告合戦を恒例行事のように目にします。

こんなのに煽られるから、リタイアー同士がまるで見えない敵と戦ってるが如く、資産額競争に明け暮れ、結果として資産の取り崩しを忌避して、資産運用以外のフロー収入を上げる事に血道を上げるのでしょう。

ある者はアフィブログの毎日更新に必死になり、ある者はフーデリに必死になり、ある者はバイトに必死になり、支出を極限までに減らす生活報告に愉悦すら感じてしまっています。

日本人にありがちな経済的保守性故の、収支均衡主義から抜け出せない限り、折角増えた資産にも永久に手を付けられない守銭奴に陥るだけです。

それは多くのセミリタイアー達がバカにしてる、所謂お金の為だけに人生を費やしてる社畜達と同じレベルという事だと思いますけどねぇ。

次回はドケチ生活もバイト生活も、しなくて済むセミリタイアーになる方法を解説したいと思いますのでご期待頂けるお方はポチッとお願いします。
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posted by 山中 一人 at 17:50 | Comment(16) | アーリーリタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2022年03月24日

セミリタイアーが嬉々と労働する理由

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あれほどバカにしてた社畜のしもべになってる事に気付いているのかな?かなぁ?

前回の記事【セミリタイアーがモーレツ社員になっててウケるw】で、週休0日のハードワークしてるアリタリアを取り上げた所、『一体何からリタイアできてるのかさっぱりわからない』とか『フードデリバリー労働日記と化しててワロタ』といった秀逸なツイートを頂きましたw

まぁ、あれほど極端でなくても、金村さんとかミクさんとか他にも嬉々として労働に勤しんでおられるセミリタブロガーは最近は特に増えてるような気がします。

皆さん総じて、ストレスフリーでサクッと高収入が得られるとか、社会と繋がりが持てるとか、挙句につらいバイトをする事によって労働から解放されたリタイアーの幸福感を再確認出来るとか訳の分からない事まで言って、一生懸命に労働をポジティブに表現しようと必死になっておられます。

そんなセミリタ記事を見る度に何かモヤる自分が居ます。

セミリタイアのセミってそういう事?

正直、何の生産性も無さそうな単純賃労働で何の承認欲求が満たされるんだろう?

あれ程、労働はクソだ!自由こそ最高の幸福!二度と帰らない若い時間の価値はプライスレス!暇こそ至高!云々と宣ってた魂の叫びは全部ウソだったのかー?

思考停止して奴隷のように働く社畜は愚かだと蔑んでいましたよね!

働いたら負けじゃ無かったのかー!

日本人の骨の髄まで染み込んだ勤労イズムは、グータラ界選りすぐりのスーパーエリートであるアーリーリタイアーですら、労働に走らせるのか!

結局、金か!金なのかー!!!

ハァハァゼェゼェ・・・


スイマセン、少し取り乱してしまいました。

確かにFIREの中でもサイドFIREと言って資産収入と同時に労働収入も得るリタイアのスタイルも有ります。

しかし、それはあくまでも好きな仕事をしながらとの謳い文句の筈。

僕にはどうしても思えないのですよ。

フーデリや使い捨ての派遣労働が、ヤリ甲斐があり二度と帰らない貴重な時間を打ち込んでまでする仕事だとは・・・

実際に日本では、早期退職したコミュ障無職に好きな仕事を選ぶ権利は無さそうで、前述の金村さんにしてもブログ記事で、コールセンターのバイトで「てめーバカか」と声を荒げられたり、ゴミ収集のバイトではヤンキー上がりみたいな人に、「な、俺の言ってること分かる?何度も言わせんなよ」と劇詰めされたと語っておられます。

いやぁー金村さんのハートは激強です。

もしも、自分がリタイアした後のノンストレスな超ぬるま湯状態の今現在で、こんな事他人に言われたら、ショックで正気を保てる自信がアリマセンよ。

多分、悔しくて悔しくて、一生のトラウマになりそう。

だって、自分がリタイアした一番の理由は、金の為にこんな理不尽な屈服を強いられる人生は二度とゴメンだと心に固く誓ったからこそですからね。

まぁ、とにかく自分には彼等の事は、ただのフリーターにしか見えませんね。

結局、暇な時間を過ごす事が無駄にしか思えず、それならバイト収入でも得た方がトクだという発想なんでしょう。

それって、何だかんだと言っても、未だに金の奴隷のママだと思いますけどね。

そもそも暇を楽しめない時点でリタイア適性が無かったのでは?と思わないでもアリマセンね。


世の中には二通りのアーリーリタイアーがいる。

働くリタイアーと働かないリタイアー。

自分はお金が続く限り、後者で居続けたいなぁと切に願っております。

一周回って無職からリタイア出来てハッピーとなってる事に気付いてないリタイアーが多すぎwと思われるお方はポチッとお願いします。
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posted by 山中 一人 at 10:01 | Comment(18) | アーリーリタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2022年03月21日

セミリタイアーがモーレツ社員になっててウケるw

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がんばれ〜負けるな〜命の限り〜♪

何故か、アーリーリタイアしてから、アルバイトや短期派遣になった途端に嬉々として労働してるセミリタブロガーが多いですが、その中でも極めつけのアリタリアを発見しました。

その名も「ゆるいセミリタイア生活」というセミリタブログです。

プロフィールによれば、2019年に28歳で1000万円貯めて、実家暮らしセミリタイアを開始されました。

リタイア後の当初の収入予定としては、

・FXでのスワップポイント
・FX自動売買
・株の配当、株主優待
・せどり

をやりながらゆるくセミリタ生活で暮らしていければと思っておられたようです。

しかしながら、FXのスワップポイント狙いでの高金利通貨投資は2020年3月のコロナショックで大きく損失を出して、大幅に資産を溶かされました。

追い詰められた結果、セミリタ生活継続の為、現物株のインデックス投資に投資方針を変更されたようです。

その後、投資の損失の穴埋めや日々の生活費を稼ぐため、漫画本せどりに精を出されますが、こちらの方も古本屋の閉店等によりせどり本の仕入れが出来なくなり、2020年10月にはせどりもギブアップされました。

結局、FXもせどりも無理と分かり、安定して現金を得る手段として軽貨物配送を始める事にされました。

車は、ちょうど実家暮らしの息苦しさ逃避の為に車中泊用にと中古の安い軽バンを買ってたので、それを活かすとの事。

しかし、このブログ主さんのお住まいが田舎なせいで、殆ど軽貨物配送の案件が無く、出前館のフードデリバリーをするために市街地まで出稼ぎ車中泊生活を始められました。

これが、本人的にはドハマリされたみたいで、工場勤務時代よりも稼げるフードデリバリー最高とばかりに出前館配達中毒になり、拠点確保の為に去年の5月には安アパートも借りて、一人暮らし生活を始められました。

結局、去年1年間は丸々フードデリバリーに没頭され、年間売り上げは約495万円も稼げて最高!と大満足な様子です。

実際、ブログでは出勤カレンダーも載せておられますが、ほとんど毎日勤務しておられます。

365日ほぼほぼ連勤の週休0日人生です。

高度経済成長期の日本のサラリーマンもビックリのモーレツ社員ぶりです。

いやぁー、ほんの2年前には「底辺でもゆるくセミリタイアしたい」と宣ってたグータラ人間が、こんなにも見違えるように逞しく立派な労働者に成長出来るなんてw

ご本人は沢山稼げられて大満足な様子ですが、実際はガソリン代等の経費が約50万円もかかっています。

当然、これだけ走れば車の痛みも相当早いでしょう。

そして、個人事業主という立場から、翌年度には超割高な国保や税金がガッポリとかかりますから、実際の手取りはかなり削られる事は必定でしょう。

恐らく、年間手取り額は360万位になるのではと推測します。

1年間ほぼほぼ休みなく働いて360万という事は日給1万円です。

しかも、保険も保障も無い命がけのリスクを背負ってです。

これが、もしもサラリーマンなら超絶ブラック企業として、ソッコー労基もんです。

しかし、個人事業主という形態になり、ある種のゲーム感覚で互いを競わせる事により、彼は一言の文句も言わず、むしろ目の色を変えて他のライバルと仕事の取り合いに邁進しておられます。

現状の日本企業の組織が如何に人間を腐らせ、誰も喜ばない非効率な労働システムに陥っているのか分かりますね。

グータラ人間をワーカーホリックに変身させるには、報酬が目に見える形にして、鼻の先にニンジンをぶら下げて走らせるのが一番なのです。

まぁ、彼は極端な例ですが、さいもん氏とか他にも、ウーバー等フーデリに勤しむリタイアーはおられます。

皆、早期退職した当初は、労働はクソだ!自由が一番!と意気揚々とリタイア生活を満喫しておられました。

しかし、ほんの数か月から長くても1〜2年で、リタイア生活に飽き、バイト生活に突入されてしまいました。

ご本人達は、自由に休めるし、人間関係のストレスも無いから最高ー!と仰っておられます。

しかし、自分には、常にスマホとにらめっこして一日中、注文を心待ちにしてる生活のどこが自由なのか全く意味不ですね。

出前という仕事上から、どうしても1秒でも早く届けなきゃの強迫観念が働くので、危険な運転にならざるを得ないのもキツイです。

万一自分が被害者になっても加害者になっても、人生終了しかねないリスクをはらんでる割には、時給換算で約千円くらい(人によるらしい)とは、自分的には全くリスクとリターンが釣り合わないと思いますけどね。


いくら彼自身がフーデリ生活に大満足されてても、傍から見れば、セミリタイア生活は既に失敗されています。

もしも、デリバリーを届けた先が元同僚の家だとしたら、「何やってんのコイツw」と思われる事は間違い無しです。

そして、翌日には、「なんか株で大儲けしたからセミリタイアするとか言ってたけど、必死に出前館してたぞw」と元同僚の恰好の飯ウマ話題を提供する事になるでしょう。

彼が、セミリタイアに失敗したのは、やはりFXとせどりで食べていくという当初の目論見が荒唐無稽過ぎたからでしょう。

両方ともノウハウブロガーがこれだけ溢れている事自体、稼げない副業である証左ですからね。

どだい、あまりにも若くして、小資産でリタイアするのは無理があったという事なのです。

そして、生活に追い詰められた挙句、金を稼ぐ為に唯一見つかった仕事ですから、逆にさせてもらえて有難いという発想になり、御自身の人生観も上書きされ、まるで労働が楽しいと錯覚させられてしまったのでしょう。

こと程左様に、人間の思想とはあやふやなモノなのです。

彼ほどのガッツがあれば、リタイアブームに踊らされる事無く、配達業の本職に転職すれば、遥かに安定的に高収入を得られた事でしょう、きっと。

出前館フィーバーにしても、あっという間に飽和して、稼げなくなる未来は必定でしょう。

社会の仕組みを知らない人間はこんな風に搾取されるんだなぁと実感させられた次第です。

命がけの単純肉体労働者のどこが気ままなセミリタイアなんだろう?と素朴な疑問を抱かれたお方はポチッとお願いします。
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posted by 山中 一人 at 10:18 | Comment(12) | アーリーリタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2022年03月16日

NTN【低位往来株研究】 

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6472 NTN(参照:tradingview)

最近は、東証の低位株撲滅運動により、なんちゃって値がさ株化した低位株が多い中で、名実共に低位株としての地位を保持してるNTNを現時点でのウォッチ銘柄として取り上げます。

【チャート】
天井値 805円(96年) 1137円(07年) 819円(15年)
底値  193円(01年)  131円(12年) 162円(20年)

ほぼほぼ10年サイクルで、安値200円以下、高値800円超を往復しています。

途中でもBOX相場を形成してるので、3〜5割を堅く取りたい人でも狙いやすいリズミカルな株です。

買値ゾーン200円以下
売値ゾーン800円以上


【事業内容】
ベアリング大手、自動車用ハブベアリング世界1位


【株式情報】
自己資本比率  20.4%
1株純資産    335円
時価総額   1022億円


【特色】
典型的な景気循環株
特に売上高の約7割が自動車向けなので、自動車業界の動向に大きく左右され易い。
日経225採用銘柄ではあるが、時価総額は下位の方なので、除外リスクには留意。


【売買方針】
買値ゾーン以下を2012年最安値の131円に向かって分割買い下がりたい。


※最後に
買値ゾーン・売値ゾーンはあくまでも目安であり、現実の売買においては値動きを見てご判断下さい。
実際、自分の売買譜でも、買値が底値より4割高とか売値も高値の半分以下なんて事もざらに有りますので、あまりにピンポイントの値段に拘って、買い場・売り場を逃すような本末転倒にならないようにご注意下さい。

尚、投資は2万パーセント自己責任の事、何卒ご承知おきくださいませ。
過去10〜20年来の安値に来てるという事は、当然に業績も悪く、悪材料満載の訳ですから、最悪の事態になっても、当方一切の責任は負いかねますので、悪しからず。

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posted by 山中 一人 at 23:40 | Comment(12) | 低位往来株 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2022年03月13日

株はピンポイントの底値を当てるゲームではアリマセン

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低位往来株の20年来の安値と言えども、その過去安値から更に半値八掛け二割引になる事など当然にあります。
その場合は、5年でも10年でもひたすらアホルダーになればいいだけです。

この事については拙ブログの2021年09月18日に、【お宝低位株投資法(その12)】の「お宝低位株投資法」Q&Aコーナーにて詳しく解説してありますので、よくお読み頂ければと存じます。

株は安く買って高く売るだけの実に簡単なゲームなのですが、多くの人は雑音に惑わされその単純な事が出来ずに負け組になります。

安い時は、当然に悪材料がこれでもかこれでもかと降って来るモノです。
しかし、誰もが恐怖に慄いておる時こそ買い場だという事は相場の歴史が教えてくれています。
相場の歴史とは即ちチャートです。
無意味な掲示板やニュースに踊らされるのを辞めて、多くの長期チャートを見て勉強して下さい。
そうすれば、多くの低位株が倒産価格に近い株価からでも不死鳥の如く蘇るのを何度も繰り返している事が理解出来る事と思います。

相談者様が、20年来の岩盤の底値だと思っていた筈なのに、自分が買った途端に底割れして含み損の毎日。
日々のニュースでは、インフレや戦争激化による企業業績の悪化、ついには核戦争の危険性まで煽り立てて株式投資どころでは無いように騒ぎ立てられています。
このまま株を持っていればついには紙くずになるような恐怖に襲われ投げ売りしてしまったのは、人間の本能ゆえでしょう。

本当にこのまま不況に陥って更に暴落するのか、ここが底なのかは神のみぞ知る限りです。

株価が買値から上に行くか、下に行くかの確率は常にフィフティフィフティです。
故に、長い投資人生では常に買ってから含み損の不機嫌なターンを否が応でも経験させられます。
にも拘わらず、買値から下がったからといって、いちいち損切りしていては資金がいくらあっても全然足りません。

逆に底値をピタリとピンポイントで当てるのは、それこそ神業に近い所業です。

我々は人間ですので、不可能に挑戦するのは無謀です。

人間として出来るのは、下がっても退場させられないようにマネーマネジメントをしっかりとやり、相場の未来予想をやめて、淡々と市場に居残り続けるだけです。

例え、買値から途中で3分の1になろうが、最終的に買値の3倍で売れれば大勝利なのです。

相場の歴史は教えてくれています。
低位株を安値で買って、もしも含み損になっても持ち続けた者には、将来途方もない利益が待っている事を。
20年来の安値から元の高値に戻るだけでも数倍の利益になるのですから当然です。

そしてこれが、一度だけならず何度も繰り返している事も。

底値で買えなくたっていいじゃない。だって人間だもの・・・に共感されるお方はポチッとお願いします。
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posted by 山中 一人 at 23:17 | Comment(4) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする