
リタイア後の収支が毎月プラスにならなくちゃイケナイなんて法律でもあるんですかw
ども、働かないリタイアーですw
日本のセミリタブログ村では、リタイアしてからもバイト等の好きでもない単純賃労働をするか、ワーキングプア並みのドケチ生活を強いられているリタイアーがデフォとなっています。
下手すると、日本国憲法で保障された、健康で文化的な最低限度の生保以下の生活まで追い込まれてる人すら散見されます。
何故に日本人の平均を遥かに超える資産を築き、意気揚々と早期退職を達成した人生の勝ち組の筈が、悠々自適のFIREライフとは真逆のまるで5Chの無職・だめ板のような底辺人生を送らざるを得なくなってしまったのでしょうか?
答えは簡単です。
ドケチ&バイトセミリタイアーの多くが、毎月の収支均衡にあまりにも拘り過ぎているからです。
本来セミリタイアとは、資産取り崩しプラス副収入にて家計収入を得るライフプランの筈。
しかし、現実の資産運用では例えば株式投資で毎月固定で30万円づつプラスなんて事はあり得ません。
また、配当収入にしても、減配・無配リスクが常につきまとい完全固定収入とは見込めません。
そもそも、セミリタ村でのボリュームゾーンとしては約5000万円位でリタイアというケースが一番多いように見受けられますから、配当のみで潤沢な収入を得るのは無理です。
まぁ、高配当株のみの集中投資なら可能かもですが、合理的市場において高配当株が放置される理由は当然に値下がりリスクが内包されている訳ですから、そんな投資法で生き残れる保証はありません。(実際、配当金生活の筈が自転車漕ぎ生活のリタイアーもおられますしねぇ・・・)
過去記事参考 ⇒ 【高配当株の配当金生活とか、ただの幻想だよ。】
そうなると結局、
〔 ほどほどの配当収入+ブログ収入+ポイ活収入+バイト収入 ≧ 支出 〕
というよくあるセミリタブロガーの家計簿に落ち着かざるを得なくなるのでしょう。
FIREの本家、米国でのマネープランでは、資産運用益にて生活費を捻出する筈ですが、上記の方程式には運用益が入り込む余地はほとんどありません。
故に、右辺の支出を極限まで引き下げざるを得なくなるのです。
そして、悠々自適のゆとりあるリタイア生活とは真逆のドケチ生活とバイト生活に明け暮れる人生に陥ってしまうのです。
上記の様な方程式に固執して日本でセミリタイア生活しようとすると、結婚は無理と最初から諦めざるを得なくなるのも当然でしょう。
平均所得の高い米国と違い、日本のサラリーマンで現実的な資産形成額としてはアッパーマス層からせいぜい多くても準富裕層クラスでしょうから、資産3000万円〜1億円位でリタイアするコースが一般的です。
そうすれば、リタイア後もフロー収入だけで生活しようとすれば、自ずとドケチ生活に成らざるを得ないからです。
では、彼等はリタイアしてからも何故ストックした資産に手を付けられないのでしょうか?
皆さん社畜人生として、毎月の生活費は頂いた固定給から支払い、余った僅かなお金で必死に貯金したり投資したりする生活を長年に亘り繰り返してきました。
故に、投資収益という変動する収入で生活する家計パターンにどうしても馴染めないのでしょう。
つまり、日本人の骨の髄まで染みついたサラリーマン根性の所以なのです。
セミリタブログでは、『セミリタイア資金の貯蓄が最高値更新しましたー!!』という報告合戦を恒例行事のように目にします。
こんなのに煽られるから、リタイアー同士がまるで見えない敵と戦ってるが如く、資産額競争に明け暮れ、結果として資産の取り崩しを忌避して、資産運用以外のフロー収入を上げる事に血道を上げるのでしょう。
ある者はアフィブログの毎日更新に必死になり、ある者はフーデリに必死になり、ある者はバイトに必死になり、支出を極限までに減らす生活報告に愉悦すら感じてしまっています。
日本人にありがちな経済的保守性故の、収支均衡主義から抜け出せない限り、折角増えた資産にも永久に手を付けられない守銭奴に陥るだけです。
それは多くのセミリタイアー達がバカにしてる、所謂お金の為だけに人生を費やしてる社畜達と同じレベルという事だと思いますけどねぇ。
次回はドケチ生活もバイト生活も、しなくて済むセミリタイアーになる方法を解説したいと思いますのでご期待頂けるお方はポチッとお願いします。
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