2020年09月13日

資本家と労働者はどちらが損ですか?

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皆さん、社畜だって自嘲しておられますが、あれだけ必死になって今の会社に入りたがったのは自分自身の筈ですよねぇ。

前回の記事「資本家が遊んで暮らせる単純な理由」で、資本家の富は労働者が働いて献上してくれるという事を説明しました。

自分が会社に入った頃、偉そうにしてる相談役が、サラリーマンは給料の3倍働かなければイケナイと宣っていました。

曰く、自分の給料の分、会社の経費分、そして株主の分です。

聞いた当初は「株主の分」という所に、ん?と引っ掛かりました。これってポジショントークじゃね?と思ったからです。

ですが、これは、当然の事実なのです。

そもそも、サラリーマンが働いているオフィスや工場とか、仕入れ代や実際に売り上げた商品の代金が回収されるまでの長期間の全従業員の給料はドコから出てきたのでしょうか?

もちろん銀行借り入れもありますが、自己資本0の会社に金を貸す金融機関はありませんので、必ず出資してくれる資本家が必要になります。

潰れたらパーになってしまうハイリスクな資金を出資して貰う為には、当然それなりのリターンを約束しなければ誰も見向きもしません。

故に、株主分の利益を上げる事が、従業員に課せられたノルマなのです。

それが嫌なら、自分で起業すれば良いだけです。

ですが、そんなハイリスクな事に挑戦出来る労働者は殆どいませんよね。

だとすれば、ノーリスクで給料を貰える身分は、捨てがたく、社畜になってでも会社にしがみ付くのは自分自らが選択しているのです。

もしも、今、会社を辞めたら、非正規バイトしか仕事が無く、今の給料の何分の1にまで激減して貧乏生活を余儀なくされ、社会的地位も失うのですから、耐えがたきを耐え、忍び難きを忍び、不本意なシーンでも屈服させられる人生も仕方が無いのです。

そして、労働者は労働によって得たお金で生活しますが、資本家は基本的に、資産が生んだ富で生活するので、資産自体は減らずに、しかも経済成長率より増えていくので、両者の経済格差は時が経つにつれて益々拡大していくのです。

しかし、これを不平等と文句を言うのは全くナンセンスです。

資本家は単に経済上、当たり前の行動を取っただけなのですから。

つまり、利益が欲しいから投資しただけなのであって、決してボランティアで寄付した訳では無いのです。

そして、その投資が無ければ、そもそも労働者が働く事すら出来なかった訳ですから。

昔の人はそれを搾取と言って、共産主義思想を考えつき、共産革命を起こした国もありました。

資本家から財産を奪い、全てを国家のモノとして、結果の平等を目指した、自称地上の楽園はどうなったのか?

逆らう者は粛清する独裁恐怖政治の下、全体主義・人権蹂躙・相互監視・人命無視・官僚主義の、世にも恐ろしい生き地獄のようなディストピア社会を生み出しただけでした。

資本家は自分の利益の為に投資をする。そして労働者は自分の利益の為に仕事をする。

両者は、どちらともに自分の利益の為の行動をしてる、単純な経済的事象でしか無いのに、嫉妬の政治により、資本家を羨んで資本主義を否定するのは、労働者もまた天に向かって唾するのと同じ行為だったのです。

人は自分の利益の為に行動するという本能を否定した社会は、結局、頂点の一人以外、全員死と隣り合わせの恐怖に慄く全員貧困社会にならざるを得ないという結果に終わりました。

我々人類は、物凄い大多数の人命喪失により証明された、かくも壮大な社会実験が大失敗した歴史こそを教訓にしなければならないのです。

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posted by 山中 一人 at 19:16 | Comment(10) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする