
インフレになれば、カネの代わりに物がものを言う時代になります。
前回の記事「働かずして食べて行く方法」にてアーリーリタイア志願者の心の友=逃げ切り計算機に代入する年間インフレ率は0%でOKですと書きました。
一応、日本の過去30年間のインフレ率は約1%であり、直近の10年間では約0.5%です。
それなにの何故、将来のインフレ率は0%にしてもOKなのかと訝しがるとは思いますが、ちゃんと理由があります。
リタイア生活を送ると、節約力が増す事によって、年間0.5〜1%位のインフレ率なら、殆ど生活費が増えないからです。
少なくとも、自分のベースの生活費はこの5年では逆に下がってる位です。
また、多くのセミリタブロガーさんもリタイアしてから生活費が下がったと仰っておられるので、これは自分だけの現象では無く、かなり普遍的な現象なのでしょう。
以下、その理由を考察します。
理由、その1 節約力が上がる
やはり、無職・無収入になるという事で、自然に節約意識が強まります。
そして、人間の習性として、ある程度の値上がりなら知恵でカバーして生活費は現状維持しようという潜在意識が働くからです。
例えば、床屋代が値上がりすれば、床屋に行く間隔を伸ばしたり、より安い所に鞍替えしたり等で対応します。
今まで、新書を買ってたとしたら、立ち読みや図書館で済ませたり等、節約モチベが超湧いてきます。
理由、その2 時間が出来る
圧倒的に時間に余裕が出来る事によって、ポイ活とか今まで見向きもしなかったクズ案件でもゲットする事に貪欲になります。
これも、他のセミリタブロガーさんもそうですが、コ〇キ案件をゲットする事がある種ゲーム感覚で快感にすらなってきます。
理由、その3 無駄なストレス解消費が無くなる
自分の場合ですが、リタイアの最初の頃は、アクティブに動きまくりましたが、リタイア生活を送るにつれて、段々、お金を使わない楽しみ方が板についてきましたね。
このようにして、リタイア生活は慣れていくにつれて、自然に生活費が減っていくようなライフスタイルだと実感出来ます。
これは、働いている時は、収入が幾ら上がっても、支出も比例して上がっていくのとは、真逆の現象です。
結局のところ、仕事や人間関係のストレスが無いという事によってお金を使わなくても、幸福感を味わえる生活が送れるという訳なんですね。
つまり、生活費については、リタイアさえすれば、ナントカなります。
だから、逃げ切り計算機の年間インフレ率は0%にしてもいいんです。
それよりも、過剰に厳しい数値を入れる事によって、もっと多額の資金が必要との結果が出る事によってリタイア時期が先延ばしになってしまう弊害の方が遥かに痛手です。
仮に、自分の場合で、45歳当時にインフレ率3%で計算機に入れたりすると、60歳までしか生きられないという結果を見せつけられますので、その通り信じたら、リタイア出来なかったかもしれません。
さすれば、多分、とっくに過労じさつしてて、今ここでぽちぽちキーボードなんて叩いていなかったでしょうなぁ・・・
あと、今後のインフレ率についても、自分は超楽観派です。
日本の財務省となんちゃってリベラルマスコミとシルバー民主主義が三位一体となって、緊縮財政を今後とも続行し、少子高齢化もこれからますます加速していく事によって、デフレ圧力は引き続き、日本経済に重く圧し掛かりますので、まぁ、自分の目の黒いウチはハイパーインフレは来ないんじゃないかなと思っております。
自分は信じてますよ。日本のオワコン化はまだまだ続くことをねw。
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