2020年03月27日

景気後退局面だからこそ、景気循環株は買いのターンなのです

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往来株投資家の利益とは、大多数が「幾ら安くてもいいから誰か買ってくれー!」と懇願してる時に手助けで買ってあげた善行に対する報酬なのです。


往来株(景気循環株)投資法の買いポイントは、長期月足チャートで見た10年〜20年来安値ゾーンです。

これ以外は認めません。

チャートで買い候補をピックアップしてから、会社四季報で詳しく見ます。

多くの人は、四季報で成長性があるかとか増益かどうかを気にしますが、10年来の安値ゾーンにまで落ちてる株が増益の筈がありませんから、そんな株を探すのは無意味です。

大幅減益は当然として、むしろ、赤字カモーンな位なのです。

大赤字だからこそ、大昔の安値ゾーンに落ち込んでるわけですから、何の不思議もありませんからね。

どこを重視するかというと、債務超過になってないか?、継続疑義の注記の文字が入ってないか?の二つです。

倒産すれば元も子もありませんので、その懸念さえなければ、何が書いてあってもどーでもいいと言ってもいいくらいなのです。

後は、出来うれば、設備統廃合とか大幅に減量化などのリストラ策が入っていればグーです。

上場してる位の企業なら、大抵、その分野ではナンバー3以内のシェアを寡占していますので、リストラして余剰人員と余剰設備を削減すれば、政府の景気対策に伴い、自然と黒字化するか元の収益まで戻るものです。

そして、四季報で絶好調の文字が躍った頃は、既に株価は高値にあり、売り時なのです。

自分は2000年からの四季報をとってありますが、通読するとその辺の勘所が良く分かります。

読んでて、憂鬱になる位に悪いことしか書いて無い時が大体買い時なのです。

BOX相場を描いている往来株の月足チャートを見ればわかりますが、日本の景気循環株は数年〜10年に一度は大幅安による底値をつけています。

2008年〜2009年にかけてのリーマンショックや2002年〜2003年のITバブル崩壊や1997年〜1998年の金融危機時の安値は大体同じ安値ゾーンで底値をつけてます。

危機の性格によって、会社のピンチ度合いは違うにも拘わらず、いつも同じゾーンで底値を付けるのは、やはり、株価は人間が作るモノ故だなぁと改めて、実感します。

つまり、往来株(景気循環株)投資においては、株価に勝る好材料は無しという事なのです。

(※今日現在の株価が買いとか売りとかの次元の話ではありませんので、ご注意下さい。)

好景気に躍らされて買って、不景気に煽られて売るというような大衆と同じ行動パターンでは儲かる訳無いよねwとご理解頂けたお方はポチッとお願いします。
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posted by 山中 一人 at 18:56 | Comment(2) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2020年03月24日

インデックス派の理論ってノストラダムスの大予言に似てるよね、ふたたび

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(出典:tradingview)
長年積み上げたモノが一瞬で水泡に帰してしまうのが株です

自分の人気記事一覧で、「インデックス派の理論ってノストラダムスの大予言に似てるよね。」という4年も前のタイトルが入ってて、ちょっち懐かしかったです。

こんな昔の記事が今更ランクインしたのも、今回の大暴落で、インデックス投資に対する懐疑的な見方が強まった所為でしょう、きっと。

この記事をアップしたのが2016年8月15日で当時のNYダウ平均が18,636ドルですから、それ以後インデックス積み立て投資した人は、もれなく全員含み損になっている計算になります。(昨日の終値時点で、ですが。)

勿論、自分が3年半も前に今回の大暴落を予見してた訳ではありません。それどころか、自分も先月までは全く予想だにしませんでしたから。

ただ、相場には必ずクラッシュがつきものであり、今回その通りになっただけに過ぎないのです。

誰でも勝てる最強の投資法とバフェットすらも太鼓判を押す、インデックスファンドバイ&ホールド投資法ですが、そこに内包する非常に大きな問題点が今回図らずも露見した訳です。

この投資法が、長年働いて数年間かけて積み上げてきた個人資産が一瞬のうちに崩壊する事が宿命づけられている投資法だという事を、です。

セミリタイアを夢見て積み立てて来た人の中には、せっかくのリタイア時期が大幅に遠のいてしまったと、心が折れてしまった方も多い事でしょう。

しかし、心配ご無用です。

自分が前に書いた記事「インデックスファンドバイ&ホールド投資法」でも述べましたが、資本主義が終焉しない限り、いつの日か不死鳥(フェニックス)のように復活します。

NY株も必ず全モします。

ただ、それが年内なのか、はたまた30年後なのかは神様にしか分かりませんが・・・

そんな風まかせ運まかせな投資人生はとても耐えられないという御仁にも、ちゃんと別の投資法がありますのでご安心下さい。

それこそが、自分が以前から何度も言ってる、「往来株(景気循環株)投資法」なのです。

次回、景気循環株と四季報の見方について解説しますので、ご期待頂けるお方はポチッとお願いします。
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posted by 山中 一人 at 19:35 | Comment(0) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2020年03月21日

無料公開するべきか、せざるべきか、それが問題だ

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前回の記事について、非常に大切な読者様より「底打ち」の確認方法についてのお問合せコメントを頂きまして、次回記事中にて解説する旨のレスポンスをしました。

ですが、その読者様も非常に繊細な心情をお持ちのお方ゆえ、私の内心を慮って頂き、ご丁寧に「無理をされなくても良いですよ」との、お気遣いを頂きました。

実は、「底打ちの確認ポイント」というのは、これこそが相場で勝つための、肝中の肝であり秘伝中の秘伝な訳です。

故に、そのノウハウについては今まであえてボカシて来ました。

何故ならば、個別具体的な手法というのは、広く公開された途端に、誰もが使う事によって飽和してしまい機能しなくなる宿命にあるからです。

自分が、これを発見した時は、これで株だけで食べていけるなと本気で思いましたし、実際に食えて来ました。

往来株(景気循環株)投資法で大きく資産を作っている方は結構おられる筈にも拘わらず、底打ち確認後の投資についてのノウハウが書籍でもネットでも自分は見たことが無いのは、やはり本当に稼げるノウハウについては、一般には出てこないモノなのだからかなぁと、個人的には思っている位なのです。

こんな事言うと、『お前如きの過疎ブログが広い市場の中で、なんの影響力も無いわwww』と多くの方は大笑いされるでしょうが、正直、直近の暴落下においても低位株だけの異様な底堅さを見ても、思い過ごしだけでは無いような気もしているのです。
(まぁ、上記の現象については、大手外資ファンドの倒産によるボロ株アンワインドの可能性が高いのかもですが。)

本来、拙ブログ開設の目的は、自分のような内向的コミュ障同士の集団生活からの解放であり、出来れば、我々非定型な同士だけにピンポイントで情報公開したいという思いが強いのです。

勿体ぶってるとかセコイとかお思いの方もいるかもですが、自分も株以外の収入源は無い為、何卒ご理解頂ければ幸いです。

ですが、今後も自分のパフォーマンスに影響しない範囲のノウハウについてはリミッター無しで公開して行きたいとも思っておりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

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posted by 山中 一人 at 22:04 | Comment(8) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2020年03月16日

起こり得ることは起こる、ふたたび

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「少佐ー、シャア少佐ー! 助けてください、減速できません!」
  
こんな心境に陥らないようにポジションの持ちすぎは、ほどほどにねッ(^_-)-☆



コロナショックによって世界総大暴落の様相を呈してますが、某証券会社によれば今回の下落の発生確率は1600億年に1度の異変との事らしいです。

因みに、リーマンショック時の下落は100年に1度の確率と言われましたし、金融工学的には何京分の1でしか起こり得ない値動きだったらしいです。

如何に、株価の値動きには統計学など何の意味も持たない事が分かりますね。

そもそも非合理的思考のかたまりである人間が作る株価に物理法則である確率論を当てはめる事自体がナンセンスなんですけどね。

前に『起こり得ることは起こる』という記事でも書きましたが、

どんなに確率が低くても、微かでも可能性がある事は起こり得るものです。

自分は、夏になったらコロナウイルスが急速に衰えて、コロナって結局、風邪の一種だったよねwと言って、年末には日経平均が全戻ししてる世界は十分あり得ると思ってます。

しかし、このままコロナウイルスが収束せずに更には世界恐慌に陥ってしまい、年末には日経平均1万円割れしてる世界も十分にあり得るとも思っています。

カリスマブロガーや評論家は適当な事を言ってますが、未来がどんな世界線に入るかは誰にも分らないのです。

だからこそ、投資家たるもの、もしもそんな事態に陥っても、即破産コースにならないように、常に備えておく必要があるのです。

大事な事は、こうなる筈だと決め打ちして、フルポジになったり、もしくは全部損切りしてオールキャッシュにしたりするのは、悪手に繋がりがちなので、気をつけた方が良いです。

相場がポジションの逆を行った場合に心理的動揺が大きくなりすぎて、冷静な判断が出来なくなるからです。

例えば、フルポジならば、あまりの下落の恐怖に耐えきれなくなり底値で全部ぶん投げて、オールキャッシュになった途端に後悔に苛まれて、その後の急反騰で飛び乗ってはまた急落でぶん投げを繰り返したりする最悪パターンになるきらいがあるのです。

もしも、運よくコロナが収束して相場が復調しても、1日や2日で全モする事は絶対にありません。絶対に。

何故なら、株価は下がるときは超早いですが、上げ相場は最初はゆっくり上がるモノだからです。

資本主義が正常に機能するのならば、ピンポイントの底値で買わなくてもいくらでも資産形成は可能なのですから、焦る必要は全く無いのです。

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posted by 山中 一人 at 20:39 | Comment(8) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2020年03月14日

ナンピン最強伝説!

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(出典:tradingview)
まさか、2月24日の1031ドル安がただの序章に過ぎなかったとは・・・


皆さんお元気ですかー?

カリスマ億り人の底底詐欺を嘲笑うかのようなブラックエブリデーのせいで、フルポジ教の素人信者の中では、人生そのものからリタイアさせられた人が出たという真偽不明の不穏なウワサまで流れています。

このような市場のクラッシュは資本主義の世界では絶対に起こる恒例行事だからこそ、フルインベストメントはご法度なのです。

ですが、我らが、往来株投資家はそんな周りの雑音を一切無視して、長期チャートの10年〜20年来安値ゾーンまで待ち、淡々と仕込むだけです。

さて、前回の記事で告知しましたが、下げ相場での買いの実践テクニックについて書きます。

先ず、ピンポイントの底値を狙わない事です。

というか狙えないです。

昔の相場ことわざで『名人、天井売らず底買わず』とありますが、未来の分からない人間がピタリ底値で買える訳も無いのに、なぜか、相場が下ってくると、飛びついてしまう人が多いです。

きっと、本心では、底値のピンポイントを逃したくないという焦りからの買いなのですが、大抵は、もう底値だろうと思った買値からさらに下げ続けて、最終的に半値から3分の1まで下がってようやく底打ちするというパターンも多いモノです。

それを防ぐための、往来株投資での底値ゾーンでの買いですが、いくら往来株と言えども、毎回前回とピタリ同じ値段で底打つ保証はありません。

例えば、200円から1000円を往復してる株の場合なら、300円で底打つ場合もあれば100円まで下がる場合も当然あります。

その時の全体相場の状況と個別業績の兼ね合いで底値が違って来るのは当然の事です。

そこで、使える買いのテクニックが難平買いです。

FXとかでマーチンゲール法として言われるような、下がる度に、倍プッシュして賭けていく手法に似ていますが、あれとは似て非なるものです。

FXのマーチンゲール法で多くの人が失敗するのは、レバレッジをかけて無計画に買い過ぎて、資金が尽きて破滅するからです。

往来株投資法での難平買いは、現物投資の安値買いですから、数年単位の投資スパンで見れば、負けたくても負けようがありません。

具体的な買い方としては、200円が前回安値の株なら300円位から10円〜20円刻みで買っていくか、安値を更新する度に買っていくか、自分に合うやり方で買っていけばいいと思います。

下に行くほど、買う株数を多くすれば、より買い単価を下げられますが、なれが必要ですので、最初のころは同じ株数づつで買っていっても問題は無いと思います。

ナンピンの目的は買い単価を下げる事と確実に仕込む事の二つです。

買いを一発だけで全額仕込もうとすると、どうしても欲が出て、早すぎたり、もしくは前回安値に到達する前に上げてしまって仕込めなかったりとかで中々上手く行かないモノです。

ですが、少しづつ買っていくと、買い単価を下げる事が出来、且つ心理的動揺を抑えた売買が出来るので、投資活動がスムーズになります。

本来、往来株投資法においては、底値を確認してから買う方がベターなのですが、暴落初期においては、ボラテリティが激しい為、反騰した高値で飛びつくリスクもある為、難平買いで買い単価を下げるテクニックを活用した方がよりパフォーマンスが上がり易いのです。

あと、難平買いの心構えとしては、十分に資金余力を残しながら計画的な買い注文を出すことです。

それこそ、最終的に株価が0円になっても資金が余る位の余裕を持った買い計画なら、負けようがありません。

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posted by 山中 一人 at 08:20 | Comment(2) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする