2019年12月31日

往来株(景気循環株)投資法〔日本株〕

5803 フジクラ.jpg
柳の下になんぼドジョウおんねんw

誰でも投資で勝てる方法はこの二つだけです!【断言】」のもう一つであるA往来株(景気循環株)投資法〔日本株〕について解説します。

上記のチャートのように20年以上のチャートを見て、同じような高値と安値を往来してる株を選び、安値ゾーンに来た時に買って高値ゾーンに来た時に売るを繰り返すだけの投資法です。

買値も売値も過去のチャートが教えてくれるのですから、まるでタイムマシンで未来の株価が見られるようなモノです。

お金儲けというモノは、普通は柳の下に2匹目のドジョウは居ないモノです。

何故ならば、真似する人が大量に群ってマーケットが飽和してしまい再現性は無くなってしまうからです。

ところが、この往来株投資法に限っては、真似する人が現れる事によって自己目的に再現されてしまうという奇妙な特性を持っています。

つまり、過去安値自体が買値のターゲットになって、そこから下には下がらなくなってしまい、過去高値自体が大量の売り物を集めて天井を形作ってしまいます。

ですが、ここで不思議に思われませんか?

何で、こんなに分かりすいのに、高値で買って、安値で売るアンポンタンが現れるのか?と。

そこが、景気循環株のなせるワナなのです。

景気循環株とは、景気の変動によって業績が大きく変動する株の事です。

一般的には、鉄鋼、化学などの素材産業や工作機械などの設備投資関連などの銘柄が該当します。

これらの会社は好況時にはメチャクチャ儲かるので、PERとかの指標で見れば超割安になります。そして来期の業績も物凄い強気の予想が出て持てはやされる為、ファンダメンタルズを重視する人々が喜んで買いに出ます。

相場の高値になると、決まって新材料が現われ、今回こそは今までと違う時代になったと喧伝され、周りじゅうが強気一色になるので、群集心理にかられた大衆が自信満々に買い付きます。

また高値圏にくる程、皆に注目される為、証券会社や株式評論家の注目銘柄に取り上げられる事により、値動きの良さに釣られて僅かな利益でも構わない短期トレーダーが高値にも拘わらず買い付いてくれます。

それが証拠に投資雑誌の注目銘柄を見れば一目瞭然ですが、必ず今が旬の素っ高値の銘柄が一面に載ってる筈です。

しかし、残念ながら、未来に好材料しか見えないそんなバラ色の時こそが、その銘柄のピークになり、現実は夢の新材料は夢のまま終わり、強気の業績予想は外れて、一転下方修正・減益決算ラッシュに見舞われるので、高値で買い付いた短期投資家が報われる事は滅多にありません。

逆に安値圏になると、先ず、市場全体の地合いが悪くなる所にもって来て、個別企業においても、下方修正の嵐に加えて、決算でフタを開けるとその下方に修正した予想すらも遥かに下回るトンデモ悪決算が4半期おきに繰り返される為、もう投資家の疑心暗鬼が頂点に達して、誰もが手に付いたクソを振り払うが如く、我先に手放します。
しかも、そんな株に限って、予期せぬ災害が発生して特損まで出て、泣きっ面に蜂のように悪材料が湧いてきますので、過去10年来の安値もなんのそので平気で売られる訳です。

例えば、今年の夏ごろにも過去十年来の安値に沈んだオールドエコノミーの銘柄が沢山ありましたよね。

しかし、日本の場合、大変有難い事に、株が下がり景気が悪くなると、必ず金融緩和したり補正予算を組んで、国が景気の底抜けを食い止めます。

金なら世界一持ってる訳ですから、その気になればいくらでも出せます。というか無くても出します。国債でいくらでも賄えますから。

また、いくら無能経営者といえども過去十年来の安値に沈めば、流石に尻に火が付きますので、設備の統廃合や人員整理に手を付けます。

もともと国内では大手企業の寡占状態なのですから、在庫整理さえつけば、業績が底打ち上向くのは当然です。

結局、割を食うのは、目先の好悪材料ばかりに惑わされ、長期のチャートを気にも留めない、短期トレーダー達という事になります。

また、もう一つ日本人の特性として、サラリーマンの横並び意識が非常に強い為、機関投資家も好材料が出て現に上がっている株を一人だけ買わないという行動を取れないという宿命があります。もしも、自分だけが買わない事によって他社にパフォーマンスが負ける事があれば、自分の責任になってしまうからです。
逆に下がっている場合もファンダメンタルズが悪い悪材料に満ちてる会社を買う事は上司が許してくれません。
つまり、日本の機関投資家も実はアンポンタンの仲間入りせざるを得なくなってるのです。
日本の企業風土が為せる業ですから、どうしようもアリマセンw

そして、実は景気循環株とは上記に挙げた業種だけでなく、建設・不動産・繊維・紙パルプ・非鉄・輸送用機器・海運等いわゆるオールドエコノミー的な業種は殆どそれにあたります。

故に、日本株は景気循環株の占めるウエイトが大きいのです。

よって、景気変動の波によって大きく上下動するのが日本株の典型的な特性となり、上記チャートのような殆ど同じボックスを作る銘柄だらけになるのです。

このような、景気の底で誰もが恐慌状態になって安値に沈んだ銘柄を買ってあげて、景気の天井でバブル化した株を売ってあげる事は景気変動を和らげるという意味において、間接的に日本経済に貢献する事になります。

本投資法の利益が大きいのは、その善行に対する神の見えざる報酬という事になる訳です。

そして、資本主義において景気循環を無くす事は、本質的に不可能なので、この投資法が賞味期限切れになる心配は全く有りません。

株で儲けるって実に単純なルーチンワークをやるかやらないかだけなんだよねと理解されたお方はポチッとお願いします。
  ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村


セミリタイア ブログランキングへ




posted by 山中 一人 at 08:37 | Comment(6) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2019年12月30日

インデックスファンドバイ&ホールド投資法

NYダウ.jpg
(出典)TradingView
アメリカ兄さん強えー!投資の神様曰く、100年後には100万ドルを超えるんだってさ!


前回「誰でも投資で勝てる方法はこの二つだけです!【断言】」のうちの一つである@インデックスファンドバイ&ホールド投資法について解説します。

これはもう、手法というのもおこがましい位に簡単な投資法です。

とにかく、米国株のインデックスファンドを買い続けて、雨が降ってもヤリが降っても売らずにガチホールドし続けるだけです。

この投資法の素晴らしさは、なんと言っても過去の安定したパフォーマンスにあります。

NYダウの2019年11月末時点での期間別のリターンは、

年初来+21.2%  3年目+11.9%  5年目+7.7%  10年目+13.1%  20年目+5.2%  30年目+7.1%

であります。(出典:わたしのインデックス

これは、配当を含まず、日本円ベースでのパフォーマンスなので、実際はこれよりも更に上回る利回りになります。

過去30年の間には、上記チャートのように、ITバブル崩壊やリーマンショック等何度もクラッシュに見舞われました。

しかし、何度倒れても、不死鳥(フェニックス)の如く必ず立ち直り、前回の下げ以上の上昇で高値を更新し続けています。

この40年間でNYダウは50倍以上にも値上がりしています。

そして、1928年から今までの間でいつ買った場合でも30年間持ち続けた場合に損失になった月はゼロです。

まさに「敗北を知りたい」とはNY株にこそ相応しい言葉です。

逆に言えばインデックスファンドバイ&ホールド投資法は、損をする事が不可能な投資法とすら言えます。

故に、かの相場の神様バフェット翁は、妻に自分が死んだ後は、「資産の90%はS&P500指数。残り10%は政府短期国債に投資せよ」と言ったそうです。

凡人が相場で勝つにはこれしか無いという事を相場の神が熟知している何よりの証拠です。

何故なら、過去何十年において平均してインデックスファンドを上回るアクティブファンドが存在しえなかったからです。

つまり相場のプロでさえ平均には勝てないのです。

しかも、インデックス投資法はノーベル賞学者のファイナンス理論でも経済学的に最も正しい投資法としてのお墨付きまで出てますので、誰も逆らえません。

これに文句がある人は、論理的にノーベル賞学者を論破して下さい。多分、誰にも出来ないでしょう。

こんなに、理論的にもそして過去200年の風雪に耐えた圧倒的パフォーマンスという実証的にも隙が無い完全無欠の投資法ですが、弱点があります。

それは、どんな事があろうが、ひたすら思考停止になって、バカになってガチガチアホールドし続けなければイケナイという厳しい掟です。

人間とは弱いモノで、今でこそ、NY株が無人の新高値街道を突っ走っていますが、10年以上前のリーマンショックの時は多くのインデックス投資家も提唱者も意気消沈して沈黙しました。

本当は、市場がクラッシュした後こそ女房を質に入れてでも買いに出なくてはイケナイのですが、それが出来ないのが人間の性というものです。

そういう人間の本能に逆らって何十年も買い続けるというのは、一種の信仰にも等しい位にアメリカのそして資本主義の経済成長を信じて疑わない狂信的な信念が必要になります。

例えば、今のNY株の上昇相場についてこれず、途中でドロップアウトした投資家がどれだけ多かったのかは、ちょっと株ブログを見れば、一目瞭然です。

一旦、利確しましたー!キリッ!(どうだー、俺上手いだろー!)の報告だらけです。

しかし、この投資法においては、そんな個人の勝手な判断は一切許しません。

何故なら、過去においても上昇相場の殆どは全期間のたった3%のベストの期間に収まっているという統計があるからです。

つまり、稲妻の走る瞬間に相場に居合わせないと、上記の素晴らしいパフォーマンスは全くの灰塵に帰すのです。

言うなれば、思考停止でも出来るというよりは、自ら積極的に思考停止に陥って、盲目にバカに徹しないとダメな投資法なのです。

これは言うは簡単ですが、血と汗の結晶を投資してる生身の人間には非常に難しい修練です。

ですが、資本主義の輝かしい未来を信じて頑張って下さい。

最も、鈍感な者が最も利益を得られるという、弱者が大逆転出来る数少ない道なのですから。

あと、本投資法の素晴らしさは、つみたてNISAやiDeCoの特色をフルに享受出来るという点にあり、このハイパフォーマンスが一定金額までは無税というビッグボーナスまで付いて来るのですから、サラリーマンのように常にニューマネーが入って入金投資法を使える身の人なら、むしろ、やらない方がどうかしてる位です。

米国という圧倒的軍事力を誇り、資本主義のゲームメーカーでもあり、しかも世界一の資源国で、今後も人口が増え続けるという、これ以上に無い位に全く隙の無い国をバックボーンにしてる、200年以上に亘って不敗神話を誇る投資法ですので、是非ともこの手法で資産形成を図って頂ければと存じます。


但し、陽気なアメリカ人のような底抜けの楽観論者になれない、200年不敗といってもただの結果論じゃないか!と横ヤリを入れる自分のような生まれながらのネガティブ逆張り人間にも出来る投資法がありますので、インデックス投資にどうしても馴染めない御仁も、どうかご安心下さい。

20年以上全く手を付ける必要の無い余裕資金なんて無いよー(ノД`)・゜・。とお嘆きの諸兄にもちゃんと救いの道は有ります。

そして、自分のように定期的に利確して生活資金を捻出する必要に迫られる専業投資家でも可能な投資法でもあります。

そのような人でも安定的に勝てる投資法が、2番目に挙げたA往来株(景気循環株)投資法〔日本株〕です。

次回は A往来株(景気循環株)投資法〔日本株〕について解説しますので、もしもご期待頂けるお方はポチッとお願いします。
  ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村


セミリタイア ブログランキングへ




posted by 山中 一人 at 09:00 | Comment(4) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2019年12月29日

誰でも投資で勝てる方法はこの二つだけです!【断言】

IS107112402_TP_V.jpg
資本主義社会で株を買わない人は、人生の半分は損してるって知ってた?


前回「20代から資産運用すれば、人生勝ったも同然だよね。」のタイトルで20代から株式投資をすれば、本当に誰でも40代には5000万円位の資産は作れると断言しました。

とは言え、実際に株式投資で儲けてる人の割合は約2割と言われていますし、その中でも本当に大きく儲けてるのは僅か5%位とも言われています。

まぁ、例え5%と雖も、他の分野に比べれば、遥かに楽勝な分野だと思います。

だって、スポーツ・芸能・芸術等のプロは、本当に極々僅かのそれこそコンマ何%以下の超人のみが食える非常に狭き門です。

最近身近な、ユーチューバーやアフィリエイターですら、それのみで食えてる人は1%以下です。

そんな楽勝分野の株式投資ですが、勝つためには先ず上位20%に入れないと話にもならないのも事実です。

では、誰でも上位20%に入れる方法を言います。

因みに、ここで言う誰でもとは、銘柄分析や、チャート分析や、売買勘に優れた、特別な才能を持つわけでも無い、普通のレベルの人を言います。

流石に、ネット証券の画像を見れる位の最低限の頭は必要ですが、(とは言えおじいちゃんとかこれすら出来ないのですから、このような人達がメインプレーヤーの個人投資家間の天下一武闘会に参加できるなんて我々は超ラッキーですね(^_-)-☆)
まぁ、中学生位の頭脳があれば、それでOKです。


誰でも勝てる株式投資法は下記の二つのみです。

@ インデックスファンドバイ&ホールド投資法〔米国株〕

A 往来株(景気循環株)投資法〔日本株〕

上記二つのいずれかの投資法を20年続けるだけで、誰でもセミリタイア出来ます。

もしかして、まるでコロンブスの卵を見た貴族達のように、ナンダそんな事かと思われるかもですが、何故か株式投資をする人は、こんな簡単な事が出来ない人が非常に多いのです。

多分、欲の皮を突っ張らせて、大儲けを狙って、投資に挑むからでしょう。

しかし、他者を出し抜くゲームで勝つ事は、本当に至難の業です。それこそ、スポーツ・芸能・芸術のプロになるのと同じ事で勝って勝って勝ちまくって更に運命の女神が微笑んでくれる僥倖に恵まれた人だけが生き残れる世界です。

では、上記二つの投資法は何故、誰でも勝てるのでしょうか?

それは資本主義の果実を得るという投資の本筋を突いた手法だからです。

資本主義経済とは、本来、資本家に最も多くの富が集中するように出来ています。

何故なら、資本家にお金が集まらないと、経済が回らないからです。

つまり、資本家に経済成長のリターンが最も来るように設計されていますし、もしそうでなければ、誰も投資する人がいなくなり、途端にその国の経済は終了します。

そこで@のインデックス長期投資は資本主義の経済成長の果実を得るには、最強にして唯一の手法になります。

次にAの循環株投資法は、日本のように経済成長しなくなった国においては、景気変動の波から収益を得るのが、最も合理的な手法になります。

上記@Aいずれの手法とも、他者からマネーを奪い合うゲームをしてるのでは無く、資本主義の経済の仕組みから自然にマネーが入って来るように出来ている真の意味での投資故に、誰でも勝てるのです。

つまり、同じ株式市場において売買をしてても、材料ばかりを追いかけて短期売買を繰り返す多くの負け組個人投資家とは全く次元の違うゲームをしてるという事になります。

不毛なゼロサムゲームを繰り返して、証券会社の肥やしになってる自称投資家と、着々と資本主義の果実の恩恵を浴び続ける真の意味での投資家が同じ市場に参加してれば、20年も経てば、大きく差が開くのも当然ですよね。

次回は@インデックスファンドガチホールド投資法について解説しますのでもしもご期待頂けるお方はポチッとお願いします。
  ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村


セミリタイア ブログランキングへ




posted by 山中 一人 at 10:05 | Comment(8) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2019年12月28日

20代から資産運用すれば、人生勝ったも同然だよね。

485d62fda14b03b9ccefd4ff5184df1e_s.jpg
やっぱ、お金だよねーw


20代で資産運用している人は14.7%との事です。

より正確には、20代男性で21.2%、女性で8.2%が資産運用しているとのアンケート結果が出ています。

(20代男女2,052名)「TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co

世の中、知るか知らないかだけの違いで優劣が付く事が非常に多いですが、その中でも、お金に関しては、特にその傾向が強いものです。

例えば、セミリタイアブロガーの圧倒的多くは、株式投資をしています。
彼らが何故アーリーリタイア出来たのかと言えば、やはり株式運用により資産を大きく増やせる事が出来たからというのが、実に単純な理由です。

勿論、自分のような超ロースペック人間が結婚出来て無借金のマイホーム・マイカーを持てて今働かずに暮らせてるのも、ひとえに、株式投資のお陰です。

つまり、株式投資の世界を知っていたか、知らなかったかの違い、ただそれだけで、ウン千万単位の差がついてしまうのです。

そのように、資産形成に非常に有効である株式投資ですが、20代では男性では5人に1人しか、女性においては10人に1人すらやっていません。

全く資産形成の土俵にすら立っていないその他大勢と、20代から真剣に資産形成を図り、身銭を切って世界経済の事まで勉強している上位14.7%とは長い年月のうちに大きく差が付くのは当然と言えば当然の事です。

よく、定年退職してまとまった退職金を手にしてから、初めて株をやる人とか居ますが、証券会社のカモになって大損して有り金全部溶かしてしまう話はよくありますが、そんなの当たり前です。

例えば20代からずっとゴルフを続けてた人相手に、60代の老年になってから初めてゴルフを覚えたのに、いきなり大金を賭けて賭けゴルフなんかやって勝てますか?という話です。

ゴルフだとそんな無謀な事しないのに、何故か、株だと平気でやっちゃうオッチョコチョイが後を絶たないんですよねぇ。

スポーツでも資産運用でも若い頃から始めた方が有利に決まっています。

若い吸収力+時間という複利パワーを味方につけられるのは若さの特権だからです。

故に、自分が以前にも「40代でセミリタイアする方法」というタイトルでも書いた通り、22歳から株で資産運用をスタートすれば、40代で5,000万位の資産は誰にでも、本当に誰にでも作れるのです。

次回は誰でも投資で勝てる方法を書きますので、もしもご期待頂けるお方はポチッとお願いします。
  ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村


セミリタイア ブログランキングへ




posted by 山中 一人 at 00:00 | Comment(4) | アーリーリタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2019年12月25日

オワコン日本株に投資する理由

nissinIMGL0871_TP_V.jpg
日本君ガンバ!

自分も再三再四、当ブログでも述べてる通り、日本はオワコンです。

20年後には半数が独身になる急速なソロ社会化により危機的なレベルの少子高齢化は確定的です。

よって多くの地方は限界集落だらけになって、衰退の一途を辿るでしょう。

また、硬直した人事制度と、先進国随一の社会主義政策による手取り収入の減少により、サラリーマンの勤労意欲は削がれ続けてます。

更には、徹底的に経営者有利に改悪された、なんちゃって資本主義により、全く横並びの企業風土が蔓延して、新産業が生み出されず、故に成長率の回復も絶望的です。


そんなオワコンの日本株に何故、投資するのか?

だからこそ、いいのですよ。

往来株投資法にとっては。

往来株(もしくは循環株)は同じゾーンを行ったり来たりします。

下手に成長率が高すぎたり、付加価値の高い新ビジネスを生み出されると高値ゾーンで売った後も上がり続けて、永久に買い仕込み出来なくなっちゃいます。

しかし、日本のオワコン企業がそうなる事は無く、ちゃんと経済学の教科書通りに財・サービスが飽和して減益になり、必ずといってもいい位に元の安値まで下がって来てくれますので、また買う事が出来ます。

まさにオワコン経営者様様でございます。

そして、日本が不況に陥り、株価が下がって、危機が叫ばれる度に、政府により過去に貯めた潤沢な資産からカンフル剤が打たれて、また底打ちして株価が持ち直します。

オワコンオワコンと見下されようが、なんといっても、日本は世界2位の経常黒字国であり、外貨準備高を持ち、世界一米国債を保有する等、依然として圧倒的な経済大国の地位を誇ります。

経済というものは相対的なので、イザとなれば現金がモノを言います。

故に、未だに、世界経済が不穏になればリスクオフで直ぐに日本円が買われ円高になります。

世界一米国債を持つ国を終わらせる事は例え日本人が許しても、アメリカの家計が許しませんw

つまり、まだまだ日本は死にましぇん。

少なくとも、自分の寿命が尽きる頃までに、どうこうなる事は有り得ません。


バブル崩壊後、日本経済が衰退して、日本のオワコン化が誰の目にも見えるようになってから、多くの評論家等によって海外投資や海外移住が宣伝されました。

海外投資はインチキヘッジファンドにボッタクられた例が後を絶たず、また途中の超絶円高で市場から退出させられた人も多く、余程聡明でしっかりとした投資理念を持った人でなければ生き残っていない事でしょう。

また海外移住に関しては、ちょっと前までは日本の何分の一の生活費で暮らせるアジア系では王侯貴族のような生活が出来ると煽られて、一時ブームになりましたが、今では、向こうの急激なインフレと円安により、逆に日本の方が生活費が安い位に逆転してしまい、当時向こうに渡った人々は這う這うの体で日本に逃げ帰って来る始末です。

つまり安易な日本終末論に踊らされて、煽り屋の商法に乗せられると、高い高い勉強代を払わせられるという大きな教訓だけが残りました。

煽り屋は何時の時代も人々の恐怖を焚きつける事によって、冷静な判断力を奪い、極端な投資に走らせます。

彼らは、その先の投資の未来がどうなろうが一切の責任は持ちません。彼ら自身に手数料や印税や商材売り上げ等の収入さえ入れば、後は関係無いのですから。


折角、日本株という、こんな有難い投資市場がありながら、わざわざ別の市場に目を向けるとか、自分からしたら、意味が分かりません。

なので、自分は日本株メインで投資を続けます。今まで同様に、これからも死ぬまでずっと。

あと、もしも、まともな資本主義国になれば、今までダメダメだった反動で超爆上がり期待の下心もあります。

まぁ、宝くじ一等当選レベルの期待値かもですが・・・

逆張り投資家なら、日の当たらない株にこそロマンを感じる派のお方はポチッとお願いします。
  ↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村


セミリタイア ブログランキングへ




posted by 山中 一人 at 18:00 | Comment(2) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする