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蛭子能収のゆるゆる人生相談「先見の明を得るには」
時流といえば、警視庁が〈パチンコの勝ち額の上限を5万円以下に規制〉というニュースを聞いて、ビックリしました。オレは、パチンコでの「換金」は、ずっといけないことだと思っていました。だから、パチンコ玉を金に換えるときはコソコソしていたし、やましい気持ちでいっぱいでした。でもいつの間にか社会の流れが変わって「換金」は国のお墨付きをもらってたんです。
以上、10/30(月)女性自身、蛭子能収のゆるゆる人生相談より抜粋
これは前回の回答の後半部分ですが、イキナリ質問とは全く無関係に日本のパチンコ行政の闇をあばいています。
日本の刑法では原則、賭博は禁止されていますが、パチンコだけスルーされてるのは、ご存じ3店方式を言い訳にしてるからです。
つまり客が鉄の玉を現金で買うのは合法。
そしてその鉄の玉を遊技機で増やすのも当然合法。
更にその増やした鉄の玉をその場で物(ライター石等)と交換するのも合法。
その後、客が別場所の古物商にて先ほどのライター石等を現金で買い取ってもらうのも合法。
なので、客がパチンコでお金を増やしても合法。
という強引な言い訳で非常にグレーながら、警察が知らないフリをしてるという建前で戦後ズーッと黙認されて来ました。
ところが、その警察が勝ち金額の上限に口出しするという事は客がお金目的でパチンコをしてる事を公然と認めた事になるという事、つまりパチンコがギャンブルだって国が認めちゃったという事をサラッと蛭子さんは指摘しちゃったんですね。
おいおい大丈夫か?蛭子さんw
パチンコ行政の闇は業界で動く金額のあまりの巨額さ故、そして更には・・・ってこれ以上言えるかーw
とまぁ日本人の多くは知っていながらも、とても怖くて言えない事をあれだけの有名人なのに、なんのためらいもなく言っちゃう蛭子さん・・・最高です。
蛭子さんのスゴさは前回の記事の件もそうですが、誰もが心の中で思っていながら、評判・世間体・空気を気にしてとても口には出来ない事をスンナリ言語化して表面に出せるトコにあります。
そう、まるで純真無垢な子供が「王様は裸」だと言っちゃうのと同じで、そこには大人の見えないルールなんて存在しません。
他にも伝説の蛭子さん語録には、「葬式に行くと皆が集まって悲しくも無いのに悲しい演技してるから、つい笑っちゃうんだよねー」とか「嫁さんがいるからフーゾク代要らないんだよねー」とか、まぁ他にも世間の人が聞けば鼻白むような発言が沢山あります。
しかし、蛭子さん自身は全く毒舌だとはこれっぽっちも感じておられず、その発言の何が悪いのか心の底から理解しておられない故に、そしてあのぬぼーっとした風貌故に、何を言っても何故か許されてしまうんですね。
蛭子さんから発せられる言葉からは、普通の人間が心の奥底で持つ残忍さ、卑怯さという生き物の本質が炙り出されるので、表面上は否定されながらも完全に否定出来ない魅力があるのです。
自分も師の足元にも及びませんが、せめて千分の1ミリでも本ブログ上で物事の本質を突いて突いて突きまくりたいと思っています。
最後に蛭子さん・・・ガチリスペクトしてます。

![]() パチンコ 蛭子能収初期漫画傑作選 [ 蛭子 能収 ] |
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