2016年02月18日

本当の株式投資必勝法はタダで転がってるよ。

自分が20歳位の頃は、個人客も株はまだ証券会社の実店舗で売買してましたので、地場の証券会社では、株好きのおじさんおばさんがたむろしてました。

そこで、究極の株式必勝法をゲットする事が出来たのです。しかも全くのタダで。

世にいろんな株式必勝法なるものが出回っていますが、まぁ殆ど役に立たない物が書籍や情報商材として売られている事を思えば、この必勝法はプライスレスですね。

ですが今回は、我らコミュ障内向型のお仲間だけに特別に無料で公開致します。

そのいつも来てる人達の中で、おそらく株だけで食べてきた人らしいおじいさんが言った究極の投資法がこれです。
  ↓
曰く「株なんて、絶対潰れない一流会社が滅茶苦茶安くなった時に黙って買うだけでいいーんだよ!」です。

正直、全く教養の二文字とは程遠いおじいさんの言葉は、後に読んだ投資の神ことバフェット神の言葉と殆ど同じコンテンツだったのです。

自分は個人的には優良株は苦手なので、低位株でこれと似たニュアンスになるようにアレンジして投資を心掛けてきました。

上記の株じいさんの言葉は、あまりに当たり前過ぎるけど、誰もが出来ない心理的なハードルがあるからこそエッジになるのでしょう。

当たり前の事が出来ない心理的障壁とは何でしょうか?

それは、市場が暴落してパニック状態になると、合理的市場仮説を意識的か無意識かを問わず信じる人が多数派になる事にあります。

人は普通の実生活においては高価格=高品質、低価格=低品質な事を散々目にしています。
過日の高速バス事故のように合理的市場価格より著しく安い物は必ずそうなるだけのウラがあります。
当然、株価も経済活動の一環ですので、通常の相場においては、合理的価格より著しく安価な価格で放置される前に目端の利く誰かが必ず拾う筈です。
上記の考え方を誰もが信用する事において、本来需給によって決定している筈の株価がいつしか第三者が評価したその会社の格のように盲信されて行きます。
高く上がる株程人気を集め、より一層上げ相場が続きます。
まるで、奥さんや彼女が居る男の方が、第三者によって価値が担保されてるように錯覚されてより一層モテるように。(すいません。個人的偏見で脱線しましたw)
逆に暴落している株は、誰も彼もが手に付いた糞を振り払うように価値の無い物に見られてしまうのです。
そして、市場がパニックになると本来優良株であった株でさえも、とことん売られる事により、何かとんでもない悪材料が隠れているのではないかと疑心暗鬼の目で見られる訳です。
己より遥かに優秀な経歴を持つ相場のプロ達でさえも競って投げ売りしてる状況を目の前で見せつけられ、まるで食べログランキング下位店舗のように実際に第三者が低評価の価格しか付けないのを見れば、ただのボロ雑巾にしか見えなくなってしまうのです。

そして、市場が正常化して人々が我に帰った頃には、当時捨て値で売られていた事がウソのように、またいつもの人気者に返り咲いている訳です。

別に難しい事をする訳では無いのです。
ただ、やるかやらないかの違いだけかもしれないのです・・・

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posted by 山中 一人 at 11:36 | Comment(12) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年02月17日

元々この世はヒドイ処だよ。

年始からの株の急落によって、資産公開系の株ブロガーさんのパフォーマンスは如実に悪化しておられます。

それを受けて、特にバリュー系の多くのカリスマブロガーさんは2chで散々な言われようです。
去年まで天才的な当たり屋だった有名ブロガーの方も最近ではすっかり自信喪失といった書き込みをなされ、そうなると、急に上から目線の書き込みが入ったりしてます。

最近では、正吉さんが株の損失額を公開され、その勇気に感服しております。
更にスゴイのはそれに対する嘲笑コメが来た事まで明かされておられる事で、その精神的タフネスさに感じ入っております。
業界トップクラスの打たれ弱さを誇っている自分にはとてもマネが出来ませんです。

実際にコメに打ち込んでまで叩く人もそうでない人も心の中は一緒なのを知っています。
例え相手がアーリーリタイアしててもしてなくても、他人の損失を見てやりたい潜在的欲求がある事も。
「だって、人間だもの」Byみつを
というフレーズが思わず起草されます。
当然、自分も人間だからこそ分かるのですが・・・

人間の脳は、他人が没落するのが快感に感じるように出来ています。逆に他人の幸福を見ると堪らなく嫉妬するようにも出来ています。
生き物に備わった闘争本能こそが、今ここに我々が生存出来ている何よりの証だからです。
逆にそのような競争意識が薄い生物は優勝劣敗で淘汰されている筈ですからね。

相場がいい時は、あまり表面化しないそんな人間の本質が、一旦悪くなると露骨に露呈します。

そんな手のひら返しを見るに連れ、改めて確信します。
やはり相場の世界は周り中、敵しかいないんだなぁと。
例え相場で儲けても、本当に喜んでくれるのは、親と奥さん位でしょう。兄弟になるともう怪しいかもw

何故こんな当たり前の事をわざわざ書くのかというと、相場において最終的に頼れるのは自分しかいないという事を改めて肝に銘じたいからです。自分自身に。

さて、株が下がった時の損切りに対する対処法ですが、損切りした後に更に下がれば所謂、投げ当たりという事になります。
逆に損切りした後上がれば、「あんたが売ったソコが底」状態になって激しい自己嫌悪に襲われます。
ただ、投げ当たりした後に再エントリー出来なければまた後悔させられます。
正に相場とは無限後悔地獄なのです。

人間に未来が見えない以上、どちらが正解かは後にならないと分かりません。
ただ、パニック状態で判断するのと、冷静な状態で判断するのとどちらが正解になる確率が高いかと言えば当然後者の方が高くなります。
何故なら、相場は経済的な対象物だからです。

つまり、例え暴落が来てもパニック状態にならない量の建玉に収める事が肝要になるという訳です。

そして、往来株投資法で行くなら、寧ろ大暴落は大歓迎なのです。(何か、さ〇かみファンドのパクリっぽい言い回しで恥ずかしいのですがw)
往来株投資法では、永久に上げ続ける方が困ります。何故なら永久にイン出来なくなりますからね。
勿論、低位地味株が永久に上げ続けた事なんて東証開始以来一度もありませんがね。

流石に、最近は多くの方がファイティングポーズを下ろされて来てるようなので、こんな時は逆に元気が出るような記事を次回は書きたいと思います。
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posted by 山中 一人 at 17:25 | Comment(9) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年02月09日

祝!蛭子さん、著書「ひとりぼっちを笑うな」がベストセラーに!\(^o^)/

蛭子能収さんが平成26年の8月に出版した著書「ひとりぼっちを笑うな」は16刷、9万7千部のベストセラーとなり、今も売れ続けているとの事です。
     ↓
蛭子さん、自由でいるために「ひとり」を選ぶ…著書「ひとりぼっちを笑うな」はベストセラーに

自由でいるために、僕は意識して“群れ”の中に自分の身を置かないようにしてきた。だって、そうしないと自分のやりたいこともできないし、言いたいことも言えない。僕にとって、この世に生まれて一番の喜びは、自分の考えていることを実現することだと考えているからです。

産経新聞 2月8日(月)ヤフーニュースより抜粋

内向マニアの自分は、内向型人間向けの処世術の本はいろいろ読みましたが、この本が一番秀逸です。
たぶん、多くの著者に見られる、自分を少しでもよく見せようという虚飾が無いからでしょう。

マイペースが心から好きな故に、ひとりという事に何のネガティブイメージも持たない蛭子さんの生き様には、本当に勇気づけられますね。

本の中で自分が一番印象に残った言葉は、

「僕が思うに、自分でお金を稼いでそれで自由に生活していけるのなら、収入が多い少ないにかかわらず、それだけでもう“勝ち組”だと思うんですよね。」

というところです。

この本を買った当時は、まだ在職中でしたが、自由をなによりも最優先に持ってくる生き方はセミリタイアにも十分通じるものを感じました。

とにかくこの本によって、自分の人生観に大きくイエスと言ってもらえたような気がしましたね。

蛭子さんの非凡な所は、普通の人がためらう場面で直球をかましながらも笑いに繋げる才能です。
例えば今回のニュース記事の冒頭でも
   ↓
本業の漫画は全然売れないんですけどね。僕みたいにあまり友達がいない人が買ってくれたのかな。「共感した!」と言ってくれる人がたくさんいて、驚きました。

と、イキナリえぐって来ます。まさに友達0人の自分が共感の嵐でしたからね。
これと同じ趣旨の事を他の人が言っても、ただ不快な感想しか沸きませんよね。

そして、この本はただそれだけに終始する事無く最後に下記の言葉で締められます。

「いつもポツンとひとりでいる、僕も含めた内向的な人たちを笑うことは、とても愚かなこと。
ただ、それ以上に大事なことがあると思うんです。
 それは、ひとりぼっちでいることをけっして笑うことなく、そんな自分を微笑みながらいつでも受け止めてくれる人を見つけること。」

厭世論者のように決してニヒリズムに陥る事無く、ひとりを貫く為のこのバランス感覚は、当に妻帯者アーリーリタイアーへの応援歌のようにも聞えて来るのです。

ひとりぼっちを笑うな [ 蛭子能収 ]

ひとりぼっちを笑うな [ 蛭子能収 ]
価格:864円(税込、送料込)


ひとりぼっちを笑うな (角川oneテーマ21)

因みに、この本を買った当時に書いた姉妹ブログのリンクを下記に貼りますので、もしご興味が御座いましたら、ちょっと覗いて頂ければ幸甚です。
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友達0人なら、蛭子さんに共感するよね。
続、友達0人なら、蛭子さんに共感するよね。
続々、友達0人なら、蛭子さんに共感するよね。


「人と一緒にいると何かもう面倒くさいですよね。とにかく」
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posted by 山中 一人 at 01:00 | Comment(8) | 内向型人間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする