2015年07月14日

本当に金になる話こそ、実はタダだよ。

「パン屋はあなたに美味しいパンを食べさせる為に早起きする訳では無い。」

これが、全ての社会の原点です。

もし上記の事についてほんの少しでも疑問をお持ちのお方はぜひ、自分が以前に姉妹ブログにて書いた
友達0人だと、人は皆本質的にギブ&テイクだと気付くよね」をお読み頂ければと思います。

さて、上記の基本原則を踏まえると、ネット上に出回っている、金儲けの情報はほとんど全て最終的には情報発信者を稼がせるように出来ています。

我々消費者は通常の経済活動では概ね値段に比例して品質が高い事を常識としています。

高かろう悪かろうでは、誰も買わないので自然淘汰されるからです。

ネット上における情報発信者はこの心理を逆手に取ります。

いろいろもっともらしいストーリーを作ったり、無料メルマガで繰り返し刷り込んでいったりして、最終的にはより大きく稼ぐにはそれなりの先行投資が必要でありその為に情報に金を払う事こそお金儲けに繋がるファーストステップであると洗脳します。

手口こそ一見違って見えますが、実は在宅ワーク詐欺の勧誘手法で高額な報酬をちらつかせて、先行投資として高額な保証金や機器代金等を振り込ませてドロンするパターンの変形バージョンなのです。

また情報発信者がアフィリエイト報酬狙いだけの場合でも基本は一緒です。

結局は、己がアフィ報酬欲しさの為に情報商材購入や高額塾やナントカ会の会員に入会させるように話のストーリーを持って行きますので、そこには本質的価値はありません。

そして、これが例え数千円のツールであろうが千何百円の本代だけであろうが全て本質的には同じです。

有料で公開されてるという時点で、情報発信者は金儲けを一番の動機にしている事を証明しています。

そんなにお金儲けが大好きな彼らが、そこまで一生懸命になって作業時間や広告費を費やしてまで何故そんなお宝情報を公開するのかを考える必要があります。

当然もう既に使い物にならない出涸らしのネタか普遍性の全く無いネタか潜在的なリスクがあるものの何れかなので、その情報を金に換金したいだけだという事を。

とくに投資に関するものについては、本当に金になる情報や本当に稼げるノウハウを有料で提供するバカ心優しき人は(絶対に×100乗)いません。

「そんなに儲かるものならオマエが買えよ」の一言で終わります。

ところが勤め人の経験しか無いと仕事は人から教えて貰うのがアタリマエと思うのが習い性となり、上記で述べたような経済の常識すらつい判らなくなる方が少なからず存在するのもまた事実です。

では、ネット上の情報はゴミしか無いのか?と問われれば自分もそこまで悲観していません。

ほんの僅かですが、全く無償で有益な情報を公開なさられておられる方もおられます。

勿論金儲け目的では無い為に派手に広告してないので、すぐ目に付く訳ではありませんが、その文章を読むと本物の手ごたえがあります。

例えば最近自分が読んだブログで下記の記事が非常に有益だと思ったので紹介します。
    ↓
大学院の奨励金返済を免除してもらう方法〜理系編〜」 

しゃどみ様の【まだモノなんか捨ててるの?】のブログ中の記事ですが、具体的に使えるノウハウ満載です。

とくに国立系の教育機関なら実は学費ぐらいは楽勝でタダになる制度は結構あります。

よく日本の貧弱な奨学金制度が格差社会を拡大させてると声高に叫ぶ人がいますが、本当に真剣に考える人には道はあるのです。

何故、ほんの少し調べるという事も発想出来ないのか?そして徒に国に文句を言う事しか脳が無いのか?と正直思いますね。

当然、しゃどみ様に日本学生支援機構からアフィ報酬なんか出る訳が無いので完全に無償であり、その動機の純粋性に心打たれるものが有ります。

無論、有料の情報が全てクソだからと言って、タダの情報が逆に全て有益であるとは言える筈が無い事は確かですが、それでも動機の純粋性というただ一点のみにおいて本物に巡り逢える可能性がまだ残されていると信じたいです。

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posted by 山中 一人 at 23:13 | Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年07月09日

結局、インデックス長期投資って神頼み投資法だよねw

自分は、以前にも「インデックス長期投資がこれからも成功するかどうかは、誰にも分からない。」でも述べたようにインデックス長期投資については長期のギャンブルとしかみなしてません。

特に積立型のインデックス長期投資法はアーリーリタイアを目指す個人投資家には尚更、向かない投資法であると思っています。

まずなにより、長期的な統計での過去平均である年率5〜6%程度の利回りでは現実的にアーリーリタイア出来るだけの資産額に到達するには無理があります。
(但しハイスペック高収入層や超ドケチスキル保持者は除く。)

しかもこれですら、たまたま世界市場が長期に亘って目茶目茶ラッキーだったからこそのパフォーマンスであり、今後も続く保証はどこにもありません。

そして更には何十年もひたすら投資し続けない事には、この投資法が正しいのかどうかすら結果が判明しません。

自分が死ぬまで右肩上がりの経済と相場が続くと考えて永遠に株のロンガーに成り続けるのは、ひたすら楽観的に神頼みしてるのと何も変わらないように思えて、自分にはどうしても馴染めない考え方です。

インデックス長期投資派が拠り所に出来るのは、今までは成功したという過去の経験則だけです。

例えば今回のギリシャや中国に端を発したような世界的な株価の調整みたいな事は今迄も始終起きてますが、その度にひたすら今回も無事うまくやり過ごせますようにと祈るしか手立てはありません。

これって投資法と呼べるんでしょうか?

もし相場が下げ相場に移行するような事があれば、また長期に亘る辛くて暗いトンネルをひたすら臥薪嘗胆の思いで耐えるしかないのです。

そのリスクに対するリターンが5〜6%では割に合わないなぁと思う訳です。

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posted by 山中 一人 at 23:52 | Comment(27) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年07月07日

バフェットが成功した一番の肝は異常なメンタルの強さだよ。

今日、ヤフーニュースを見てたら「バフェット氏、ビル・ゲイツ財団などに約3500億円を寄付」と出てました。
このニュース自体は超大金持ちのバフェットおじいちゃんの慈善事業ですからどうでもいいのですが、このおじいちゃんが何故これだけ超人的な大成功を収めたのかを改めて考えてみたいと思います。

バフェット自身が書いた本は一冊も無いのですが(本当の成功者がたかが印税欲しさに本なんて書く訳有りませんね。)、彼の投資哲学を聞いた周りの人が書いた本は沢山ありますね。

その成功理論に近づこうといろんな人が様々なアプローチで迫っていますが、自分が彼が余人を寄せ付けない圧倒的なパフォーマンスを上げた一番の理由はその異常とも言える握力の強さだと思っています。

だって何兆円もあるファンドの株式の資産構成の内、75.1%は僅か6社で占められている程の超集中投資を今でも続けています。

そしてその多くの株は大昔からどれだけ上がっても絶対に利確せずに持ち続けています。

銘柄選択術の巧みさもさる事ながら資本主義の王道を歩んでいるアメリカでひたすらこの利大を追及出来たその強心臓こそが今日の地位を築いたものと推察します。

「頭のいい人間は居る。そしてクソ度胸のある人間も居る。でも頭が良くてクソ度胸のある人間は居ない。」
って言葉がありますが、(ウソです。自分が何処かで聞いた言葉をもじって今考えました
(^。^)y-.。o○)

バフェットの場合、頭が良くて且つ投資に対して欲とか恐怖といった感情に揺さぶられる事が一切無い、常人を超えた心臓?感性?感覚?性格?と何と言って良いのか判りませんが、ある意味異常なメンタルをしているとしか言いようがありません。

だからこそ、歴史的な超長期のブル相場を余すところなくたっぷり享受出来ているのでしょう。

まぁ、日本のなんちゃって資本主義社会の株式会社でバフェットの御眼鏡に叶う株があるとも思いませんし、自分のような弱小専業投資家は利食いせずには生活出来ない訳なので、バフェット流超長期投資は無理ですが(そもそもあれだけ超人的な銘柄選択術も無いですしorz)、せめてメンタル面だけでもその爪のアカ位は何とか近付きたいと思いますね。


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posted by 山中 一人 at 22:16 | Comment(2) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年07月06日

アクティブ投資家なら中国株の暴落にワクワクするよね。

今は中国株の暴落が旬ですが、別に中国株に限らず相場と名の付くものなら為替であろうが、商品であろうが何でも当て嵌まりますが、相場が暴落すると必ずといっていい程リバウンドがあります。

何故なら相場が暴落すると多くの投資家は冷静な判断が出来なくなり、最終的には必ずオーバーシュートして非合理的な値段が付く事が殆どだからです。
そして多くの投資家が恐怖のみに支配されて投げ売りした後に一旦冷静になると、皆が一斉に買い戻す為、大抵急反発します。

ボールをより高い位置から落とす方が地面に落ちた後に跳ねる高さが高くなる物理の法則と同じく、相場もより高い値段からの暴落の方が、そしてより激しい暴落の方がリバウンドもより大きくスピードも速いので、短期間にとれます。

相場の未来を予想せずに、パニックになった群集心理が冷静化する過程を取るこの投資法をリバウンド投資法と呼びます。

そして暴落してから最初の一発目のリバウンドは、かなりの確度で取り易いのです。

相場がいつ暴落するかは誰にも分かりませんが、暴落した相場がとにかく一旦は反発する事は過去の全てのチャートが証明しています。

その後、下げ相場に移行するかまた上げ相場に戻るかまでは分かりませんが、とにかく一発目のリバウンドさえ獲れればいいので、その後がどうなろうとこの投資法では、あまり関係ありません。

この投資法の一番の注意点は、新聞等の評論家の下値メドに惑わされない事です。勿論カリスマブロガーの下値メドも同様です。
人間に未来が判らない以上、誰にも底値なんて判る筈がありません。

また暴落すると必ず極端な悪材料がわんさか出て来ますが、基本無視して結構です。
合理的に考えても、一番悪材料が出てる時が一番安い筈ですから、材料を見て判断すると最安値で投げ売りする羽目に陥るだけだからです。

有名なアノマリーに日経新聞で評論家の下値メドの記事が出た日に必ず底を打つというものがある位で、とにかく雑音を無視してただ機械的にリバウンドに乗る事だけに集中する事がこの投資法では肝要です。

又、「落ちるナイフを掴むな」とかって言葉もありますが、自分は殊更急落の恐怖感を煽るようなニュアンスがあるこの表現は嫌いですね。

第一、ナイフっていうだけで自分でも知らず知らずのうちに恐怖感により売り目線にバイアスがかかるかもですし。

もっと気軽に「跳ねるボールに飛び乗ろう」的なゆるい感じでいいと思うのですけどね。

そして一度この投資法で利食えると、相場において定期的に必ず発生する暴落が来るたびにワクワクする事になります。

折角のボーナスタイムでお金を拾わないのが勿体無いような気分にすらなるものです。

ただし、リバ厨が下げ相場の中途半端な所で入って多くの死人が出てるのも事実ですので、かなり余裕を持った計画的なナンピンか一旦底打ちを確認してから入るかのリスク管理は必須であります。

※注 尚、当記事は決して現在の中国株が買い時で有るとか無いとかを論じている訳ではありませんので、それだけは、どうか誤解されませぬように予め申し上げます。


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posted by 山中 一人 at 22:48 | Comment(6) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年07月02日

悲報!億り人の年金の未来は・・・

昨日、全く関係無い筈の二つのニュースを見て、自分はある確信を得ました。

誠に残念ながら億り人(1億円以上の金融資産を持つ人)には、自分が年金を受給するであろう頃には恐らく年金が1円も支給されないだろうなぁという事です。

まず一つ目のニュース「新幹線で焼身自殺の男、年金に不満「生活できない」」についてですが、非常にショッキングな事件なので、世間の注目度も高いですね。

この自殺した容疑者は月額年金12万円貰っていて生活出来ないとたびたび不満を漏らしていたとの事で、この事件の動機では無いかと思わせるような記事です。
本当の動機は本人以外知り得ようも有りませんが、少なくとも多くのアーリーリタイヤーなら、「え?12万なら十分暮らせるでしょw」という感想を持たれるのではないでしょうか?
ですが、たぶん世間的には月12万円じゃ生活無理でしょというのがデフォなんでしょう。

ただ自分が個人的に思うには、全くお金が無くて老い先短い人間はある意味無敵なんじゃないかな?という事です。
失う物が何も無い人間というのは最強です。そう考えると自殺テロ予備軍はこれからも続々増えそうな予感すら感じます。

そして二つ目のニュースが「富裕層の「出国税」きょう導入 海外移住に徴税の網」ですが、世間的にはさらッと流されておりほとんど注目されてないようです。
自分的にはこっちのニュースの方がはるかに重大だとは思うのですが、国民の殆どに関係ないのでまるで感心が薄いです。

日本では大衆の不満のガス抜きに富裕層を狙い撃ちにした増税については、世間やマスコミも大歓迎して簡単に決まります。
今年の1月から所得税や相続税の最高税率が上がり、相続税の基礎控除が大幅に下げられた事により相続税負担も大幅に増えました。
しかし、富裕層はこれらの増税に対して表だって異を唱える事が出来ずに決定してしまいました。

自分個人としては、大衆のルサンチマンを煽るやり方で特定の層を狙い撃ちにする税政策は、最終的に国民全体が不幸になる筈なので全く賛成出来ませんが、民主主義は多数決で決まるので多勢に無勢でどうしようもありませんね。

少子高齢化により将来の年金財政が非常に厳しくなるのは避けられませんが、自分が以前にも述べたように高齢者が過半数を占める国になればそう簡単には年金に手を付けられません。
特に今回のような自殺テロ予備軍が益々増えそうな世相なら尚更アンタッチャブルになる事でしょう。

しかし富裕層だけは別の話になるでしょう。
将来は高齢者間の貧富の差はますます拡大する事は必至です。
その時に年金財源不足の一番の標的にされるのが人口構成比では僅か2%にも満たない金融資産1億円以上の富裕層だと思われます。

今回の富裕層の出国税が簡単に通ったように、年金についても富裕層以上は年金一律不支給となっても、多分多くの国民の拍手喝采で決まる事でしょう。

あれ程年金に手をつける事に反対する野党もそして一番の当事者の大多数の高齢者も富裕層への嫉妬から賛成の側にまわる事でしょう。

その頃になると年金は最早老後の為の保険的なものからナマポのようなものに性格は変質する事でしょう。

もともと本来の年金の発想がもう働けなくなったお年寄りの面倒を子供の代わりに国家がみるシステムだとすれば、生活保護的なものになる方がより本来の姿に立ち返るとすら言えると思います。

富裕層という言葉のネーミングからも、そして億万長者というキリ番の語呂の良さも手伝ってたぶん1億円をボーダーラインにして決まるような気がします。

そして上記の事を考えると、今後導入予定のマイナンバー制で年金や金融機関における個人口座を把握出来るように進めている事なんかは、最終的にそれが目的なのではないかと思わざるを得ない程、手段と目的が符合してきます。

同じ1億円といってもほとんど労せずゲットした人達のそれと、1日100円生活で必至に貯めた1億円とではその性格は全然違う筈ですが、多くの大衆にとってはそんな事関係無しに単純に「金持ちにまで年金を支給するのは不公平だ!」の声で一蹴される事でしょう。

実際、億り人で自殺テロなんて馬鹿げた事する人がいる筈無いでしょうしね。

とにかく将来の日本の先行きを暗示するような寒いニュースが重なった日だったのではと思った次第です。

全然関係無い人まで巻き添えで殺しておいて、なんか犯人の年金月12万円可哀想ですみたいなニュアンスの報道してるマスコミっておかしくね?と思われたお方はポチッとお願いします。
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posted by 山中 一人 at 23:49 | Comment(20) | アーリーリタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする