2025年02月28日

【断言】若者は貯金より経験を積め論には決して騙されてはイケマセン!

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若いうちに金を使ったんだから、歳取ったら貧乏になるのは当然でしょw




会社の飲み会等で、『若いうちは小金なんか貯めずに経験に投資しろ!』なんて言葉を、したり顔でアドヴァイスする上司や先輩が必ずいますよね。

まさに、上記の投稿のような、若いうちはドンドン遊べという奴です。

僕も20代から、会社でもドケチ根性丸出しスタイルを貫いていたので、『金は使ってこそ価値がある!』なんて言うウザイ先輩とか居ましたね。

しかし、若い頃から、ひたすらドケチライフで余った給料は株式投資の原資として、証券口座に入金し続けたお陰で、45歳でFIRE出来ましたし、マイホームのローンも完済して、10年間全く働かずに悠々自適ライフを送る事が出来ている訳です。

もしも、これが、浪費家の俗論に煽られて、若い頃からバンバン消費しまくってたら、未だに、毎月の電気代を払う為に、ランチ代すら払えずにカップラーメンを啜る奴隷社畜リーマン人生を強いられてた事でしょう。

それが、証拠に、若いうちは遊べ主義で毎週のように飲み歩いて、ローンで分不相応な高級車を乗り回してた先輩・同僚はもれなく、現在は安アパート暮らしの金欠ジジイに落ちぶれているようです。風の噂ですが、自己破産した人さえいます。

他にも若いうちは貯金より経験が大事論者の亜種として、超早期リタイアのドビンボーセミリタイアー達が居ました。

例えば、30歳で1000万リタイアしたミ〇さんとか、400万で底辺FIREしたゆうす〇さんとか、リタイア当時はメディア等でも取り上げられたりして話題になったりしましたが、刀折れ矢尽きブログも閉鎖して、結局FIREに失敗して食う為に労働人生に戻らざるを得なくなりましたね。

あれ程、労働はクソだ、貧乏でも自由気ままな人生を生きる今が大事だと、嘯いていたのに、やはり家計が許さなかったようですねぇw

なので、FIREを目指す目指さないに関わらず、若い人に力説したいのですが、ゆめゆめ、若者は貯金より経験を積め論には決して騙されてはイケマセン!

上記の甘い囁きは、実はセルサイドによる消費促進の為の罠です。

投資の意味を理解出来ず経済観念の無い愚かな日本人の多くは、大人による暗黒装置の仕組みを知らず、ただの浪費を経験とか自己投資とか言った詭弁で置き換えられ、コロッと騙されてしまい、あまつさえ、節約志向の人間にまでお節介にも浪費仲間に引きずり込もうとします。

しかし、よく考えて下さい。

仕事として愛想してるだけの嬢相手にアルコールを飲んだり、たかだか100万レベルの海外旅行なんかが、自己投資になる訳無いじゃ無いですかぁw

そんなしょーもない記憶なんて、あっという間に胡散霧消してしまいますよ。

精々、飲みの席で、若い頃の武勇伝話として、盛り盛りの法螺話をして、部下や後輩からウザがられるのがオチでしょう。

それよりも、その100万をタネ銭として、株に投資すれば、20年後には複利効果で何倍にもなって帰って来る事、請け合いです。

因みに、上記のシルバニアニキのポストでは100万の年利10%なんてたかが+10万円と小ばかにしてますが、100万円を年利10パーで20年間複利運用すれば、なんと672万円に膨れ上がります。

そして、その資産からも配当というビッグなおまけが毎年入って来ます。

毎年100万づつ積み立て投資していけば20年後には無事FIRE出来るのは、絵空事でもなんでも無く、僕を含めた多くのアーリーリタイアーのリアルです。

若い頃の100万こそ、時間というテコの原理を最大限生かせる点で、非常に貴重なのです。

どうか、若い頃の貴重なお金はツマラナイ浪費でドブに捨てるような事に使わず、将来の自分の手足となって稼いでくれる後に残る本当の資産に投資する事をおススメします。

そして、資本主義の国では、株式が一番、投資対象としては再現性が証明されています。

何故ならば、株とは会社の利益は全て、株主のモノと決められている証券だからです。

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posted by 山中 一人 at 10:40 | Comment(34) | TrackBack(0) | アーリーリタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2025年02月15日

オンラインカジノなんかやる位なら、低位株の一点買いすれば良いのにw

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何で、株式市場という最高にエキサイティングなゲームがあるのに、つまらないギャンブルなんてやるんだろう?

吉本のとある若手芸人がオンラインカジノの賭博容疑で警視庁から事情聴取を受け、活動自粛となったそうですね。

他にも、卓球男子団体で銅メダルリストのN氏が、海外のオンラインカジノで賭けて、書類送検され、所属チームの契約を解除されたそうです。

かと思えば、Mー1グランプリ2連チャンプのくるまさんまでも、同容疑での事情聴取を受けてるそうです。

この手の、違法ギャンブルで人生詰んでる人を見る度に、日本には、株式市場というやりようによっては最高にエキサイティングなギャンブルが出来る場所があるのに、何で、わざわざそんなツマラナイもんに手を出すかねぇ?と思います。

そんなにヒリヒリしたいのなら、信用2階建てでもすりゃいいのに。それよりもハイパー先物とかなら約50倍のレバレッジを楽しめますよ。

いやいや50倍程度じゃまだ甘いという投機ジャン〇ーには、海外FX業者なら最高レバレッジ21億倍(実質無制限)というアタオカなプレイだってありますよ。

まぁ、兎に角、世の中には、合法的にギャンブルプレイ出来るモノなんて海ほど山ほどあるのに、何故、わざわざ前が付くような危ない橋を渡る輩が何百万人も居るのか、全く意味不です。

それだけ、日本には世界経済とは無縁な人生を送ってるアンポンタンが如何に多いのかという事なんでしょうねぇ。

僕なら、どうせやるなら、一番勝つ可能性のある、つまり期待値がプラスなギャンブルをやりますけどね。

期待値がプラスなんかあるかと思われるかもですが、やりようによっては株なら期待値はプラスです。

先ず、30年以上の長期投資ならまず負けない歴史的事実があります。

しかし、そんな長期まで待てないという御仁がおられる事はとっくに承知しております。

もっと短期ででっかく儲けたいんじゃーと言われるのですよね。

それなら、低位株の一点買い、しかも株価が1円になるまで、無限ナンピン買い下がり戦法があります。

現物でやるなら、倒産さえしない限りまず負けません。

そんなの理論上の話だけでしょと言われるかもですが、これ、僕が実際にやってた手法ですが何か?

昔、第一中央汽船という低位株があったのですが、この株が80円になった時から、ひたすらナンピン買い下がり、2002年秋の全低位ボロ株暴落相場の時はとうとう20円まで下がり続けました。

流石に、この時は相場が異常すぎると思いましたが、正直、チビリそうになりましたね。

しかし、20円で大底をつけた後は、2003年からの低位株大相場に乗って、最終的には、1221円まで上がり、底値から見れば、なんと61倍という超大相場を演じました。

斯くの如く、低位仕手株が上げ相場に乗った時の上昇率はケタ外れに大きいのです。

倒産しないだけで、3倍化、更に業績が良くなればテンバガーも普通に有り得ます。

僕の場合は、低位株のおかげで、5000万の大台に乗る事が出来ましたが、僕に限らず、遠藤四郎氏や、立花義正氏のように株のプロになった人は、皆、集中投資で財を成した人が多いですね。

投資の神様のバフェット翁にしても、集中投資であそこまでサクセスしたのですからね。

逆に、インデックス投資や分散投資で財を成そうと思えば、結局は入金力頼みとならざるを得ません。

例えば、例のコドオジFIREのように資産家のお父様からの、生前贈与で買い続けるとか・・・

とは言え、もう家庭も持ち、早期退職して無職になってしまった僕は、今は分散投資でちまちまと稼いでおりますが、それでも、独身サラリーマン時代の集中投資無しでは、先ずアーリーリタイアは不可能だったろうなぁと思いますね。

因みに、僕を準富裕層まで持ち上げてくれた、大恩のある第一中央汽船様ですが、その後おとうさんしてしまったので、今から思えば綱渡りの投資人生だったのです。

底辺が株で成り上がるには、何処かで勝負をかける必要はあるのでしょう。

まぁ、僕自身は勝負をかけてると思った事は一度もアリマセン。多分、投資に関してはネジが一本外れてるのかもしれませんが・・・

株価がその値段でついてるという意味は、基本好材料と悪材料が綱引きしてるということなので、どこを好材料と見做して売買するかが投資家のパフォーマンスに直結するのです。

僕の場合は、あらゆる悪材料よりも、株価が安いというただ一点のみを超好材料と見て、投資してるという手法を続けてるだけなのです。

ただ、低位株なら無理なレバレッジをかけず、現物だけでも充分なリターンを得られる可能性があるという事だと思います。


尚、投資は2万パーセント自己責任の事、何卒ご承知おきくださいませ。
全財産で一点買いした低位ボロ株がおとうさんしてモニターの残高が0円になっても、一切関知いたしません。
だって、僕自身、タイミングが悪ければ、全財産を失って、50代半ばで貯金ゼロの社畜人生を送ってた世界線も充分に有り得るのですから・・・

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posted by 山中 一人 at 18:03 | Comment(6) | TrackBack(0) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2025年02月11日

金融所得課税強化されたら、FIRE卒業者大量発生不可避です!

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日本でFIRE出来るのは、宝くじ当選者並みに難しくなるかも・・・


もしも金融所得課税30%になり総合課税化すると、実際はトンデモ無く負担が上がります。

先ず、総合課税化により、国民健康保険や国民年金加入が必須となる為、両方の負担率を計算すると、全国平均で所得の約20%も社会保険で取られる事になります。

これは、株式所得の場合、給与所得控除のような控除は一切無く、また会社負担分も無い為、所得割がまるまる株の利益について掛かって来るからです。

という事は、株の税率30%+社会保険税率20%=50%も株の利益から徴収される事になるのです!

今までなら、例えば、株の平均収益が年率5%だとして、そこから2割の税金を引かれても年率4%は確保出来ますので、FIREの4%ルールでライフプランを立てる事が出来ました。

なので、5千万あれば年間200万の不労所得生活が出来ますし、1億なら年間400万生活が可能でした。

しかし、これが半分になるとすれば、税・社会保険料引き後で年利回り2.5%になりますので、資産5千万の人は年間手取り125万円になりますし、1億もあってすら年間250万円しか残りません。

これでは、準富裕層の資産でも生保以下の生活を強いられ、億り人ですら月20万チョットのドケチ生活を強いられる訳で、最早夢のFIREでもなんでも無く、ただの貧困無職です。

完全にFIREブーム終了のお知らせです。

日本は、TOTOBIG宝くじにでも当たらない限り、全員社畜奴隷で人生を終了するしか選択肢の無い、夢もチボーも無い地獄労働国家になってしまうのでしょうね。

因みに、日本の証券税制の推移について見てみましょう。
  
証券税制推移.png

見て頂くと一目瞭然ですが、日本の証券税制はひたすら増税の歴史なのです。

そもそも昭和末期までは株の税金は原則非課税だったのです。

それが、当時のメディアや大衆の金持ち憎しの世論や政治家や税務当局の資産家増税路線により、キャピタルゲイン税が導入され株の利益に税金が掛かる事になってしまったのです。

それでも、売却代金の僅か1%で済んでいたのですから、今から見れば天国みたいな税率だった訳です。

やはり、当時の官僚も政治家も資本市場を絞め付け過ぎる事の弊害をまだ分かっていたので、今よりは課税する事について抑制的だったのでしょう。

ところが、小泉政権の時に一気に利益の10%課税に引き上げられ、今では20.315%にまで引き上げられてしまったのです。

こうして見ると、今と比べれば、僕はまだいい時代に投資人生を送れたので、何とか株でFIRE出来たんだなぁと思いますね。

これがもしも金融所得課税強化によって税率30%になり且つ総合課税になってしまえば今の若い人なんて、株でFIREなんて夢のまた夢になるんじゃないでしょうかねぇ。

この増税案のたちの悪い所は、税率が10%も上がることもさりながら、総合課税化によって社会保険料の約20%もプラスで徴収されるのが痛すぎるのです。

更には、非課税世帯からも外されてしまいますので、リタイア世帯にとっては追加負担増が待ったなしで襲って来ます。

そして、医療費負担も爆上がりします。

もう、泣きっ面に蜂どころじゃありませんね。

本当に導入されれば、多分、大多数の専業投資家は廃業せざるを得なくなる事でしょうね。

だって、リスクのある株式投資で儲けの50%も取られて、永続的な投資家活動が出来る訳無いでしょうから。

そして、毎年毎年、利益の半分が市場から強制徴収される訳ですから、年を経るごとに流入資金が段々細りになり、常に売り圧力が大きい市場になって、益々投資家が近寄らなくなる閑散相場になり、金融機関も投資家からは稼げなくなるので、収益の屋台骨が揺らぐことになるでしょう。

そして、またぞろ証券会社がバンバン潰れた、金融不況が到来し、失われた30年アゲインとなるのです。

そうなれば、もう日本経済は耐えられない事でしょうから、僕は、株式投資から撤退して、年金受給予定の10年後まで、ひたすら預金取り崩し屋として、虚しい人生を送るしか無いのでしょうねぇ。

どうか、投資家諸兄には、将来のFIRE民になる筈の若者の為にも、そして何よりも自分のFIRE生活の為にも、是非とも他人事と思わずこのクソみたいな税制が実現しないように反対の声を上げ続けて欲しいモノです。

ただ、日本では、株の税金については増税派以外の党がほぼほぼ皆無なのが、絶望的なんですよねぇ。

セミリタブログを見てると、今回の金融所得課税強化案について、毎年900万以上も利確しないので庶民には全然関係無いなんて、まるでひろゆきのように能天気な事を宣ってるブロガーが居ましたが、そんなのあっという間に全投資家に間口が広げられるに決まってるじゃないですか!

最初はごく一部だけと言って導入してから結局、全国民に投網をかけて丸取りするのが、今までの税務当局のやり口でしょうに。

浅はかだなぁと思って読んでたら、最後に相変わらず大きな含み損状態が続いてると書いてあったので、ひっくり返りましたよ。

流石、こんな最高の環境で含み損になる人なら、ホンの少し先の未来ですら想像つかないのも当然だよなぁと苦笑しましたね。

もしも金融所得課税が強化されたら、若者がFIREする難易度は爆上がり不可避だよなぁと思われるお方はポチッとお願いします。
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posted by 山中 一人 at 19:24 | Comment(22) | TrackBack(0) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2025年02月08日

金融所得課税30%に賛成してる人達ってコミュニストなの?

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全員平等を目指した国の国民が全員極貧に喘いでいる歴史的教訓が分からないバ〇が、日本には多すぎるよね(>_<)


またしても、日本の政治家が株の増税を言い始めました!
    
国民民主党「金融所得課税30%」案 ひろゆき氏「ほとんどの人は関係ない話」「金持ちには課税してちゃんと取るべき。若者や労働者の負担が大きくなる」】
国民民主党が昨年12月、行き過ぎた格差を是正するための「金融所得課税改革」を打ち出した。内容は再分配の機能回復策として、分離課税となっている金融所得課税を、現在約20%のところを30%に引き上げるとともに、総合課税と選択できる制度にするというもの。また各所得の損益通算を認め、所得税の累進度の見直しなども検討するとされている。玉木雄一郎衆議院議員が、この政策についてXでポストしたところ、猛反発が起きることに。いわゆる「年収103万円の壁」を撤廃し、178万円まで引き上げることを目指す党としては逆行する増税策ではという声があがった。

大きな反発を呼んだ今回の「金融所得課税30%」案について、2ちゃんねる創設者のひろゆき氏は「基本的には、ほとんどの人が関係ない話」とし、「金持ちで働かず、税金も払わなくていい人がいるなら、ちゃんと取るべき。そうしないと若者や労働者の負担が大きくなる」と持論を展開した。

■ひろゆき氏「働かないで勝手にお金が入る人の税率が低いのはおかしい」

ひろゆき氏は、ベースとして金融所得と労働所得、2つを合わせた総合所得にすべきだという。「例えば(株の)配当で2000万円もらっていますという人が、今は(税率)20%払えば済んでいる。でも1年間、労働で2000万円稼いだ人だと50%。働いた方がすごく税金を払って、働かないでも勝手にお金が入っている人の税率が安いのはおかしい。全部、総合課税にしてしまえばいい」とした。

これには近畿大学情報学研究所・所長の夏野剛氏も同調。「歴史的に見ると、日本は勤労所得が圧倒的に強かった。金融所得課税10%の時代もあったが、これが様変わりしたのが、東証マザーズを作った時。創業者がいきなり上場の時に大金を手にして、それでも(税率)10%というのが出てきた。今は(年収)1億円を超えた向こう側の人が、株で儲けてまた再投資して儲けていて、勤労所得から手元に残ったものを投資している人じゃない。正直、総合課税にするのが一番フェアだ」と語った。

■「103万円の壁」撤廃支持者の多くとは無関係?

国民民主党が示した案では、金融所得課税30%に際して分離課税か総合課税かは世帯年収1500〜1600万円を軸に線引きを検討すると言われている。これについても、ひろゆき氏は「NISAの枠をフルに使うと、旧NISAまで合わせれば2000万円ぐらい作れるし、そこまで非課税だ。さらに年収1500万円とかの人が、それを超えた枠で何か株でも買って儲けたら、それは30%取られてもいいんじゃないの、という話。何か誤解がある」と、世帯年収15000万円前後の人々が、全てのケースで30%取られるというイメージをしているのではと疑問を投げかけた。

また、国民民主党が「103万円の壁」撤廃、178万円の引き上げを掲げて、昨年の衆院選で議席を伸ばしたことと関連し、その支持層にも影響があるのではという声についても言及。「NIAS枠が1800万円、旧NISAの枠が600万円で、2400万円分の株が上がっても、配当があっても非課税。基本的には2400万円ぐらい株を持っている人以外は全く関係ない話だ。『103万円の壁』がどうという人に600万円、1000万円の株を持っている人はいないし関係ない」と切り分けた。

国民民主党の試算では、金融所得課税を30%に引き上げた場合でも、税収増は数百億円程度としている。これには「金持ちに課税しても取れる額が少ない、ちょっとしか取れない、だからやらなくていいよねという金持ちの代弁は良くないと思っている。ちょっとずつでも増えるのだったら取るべきだし、政府の支出もちょっとずつでも減るなら減らすべき。金持ちで別に働いてもないのに、税金もそんなに払わなくていい、お得じゃんとなるんだったら、それはちゃんと取るべき。それで(政府の)無駄遣いもやめる。これをちょっとずつやらないと、どんどん国家予算が大きくなって、若者とか労働者の税負担も大きくなる」と力説していた。
ABEMA TIMES(『ABEMA Prime』より)抜粋引用

今、株クラの間で大問題になってる株の税金30%問題について、僕もネットでABEMA Primeを見ましたが、金融課税強化に賛成してる評論家ばかりの番組構成であり、終始、株で楽して儲けてる金持ちから税金を取ればいいという論調で聞いててムカムカして来ました!

まず、ひろゆき氏の「働かないで勝手にお金が入る人の税率が低いのはおかしい」という意見ですが、絶対に損しない労働収入と、儲かる時もあれば大幅に損するだけでなく、下手すれば投資元本全額を失ってしまうリスクを抱えた投資収益を同じ次元で論ずる事自体がナンセンスです。

投資家がお金を得られるのは働かない代わりに、命から2番目に大事なお金を、全額失うリスクを抱えながら全く見ず知らずの赤の他人に投じてるからです。

そんなに投資家だけが儲けてるのがズルイというなら、日本では100円からでも株を買える国なのですから、バンバン株を買えばよいだけです。

でも、日本人で株式投資してる人は僅か1割位しか居ません。

つまり、殆どの日本人は株でリスクを取る事が怖くて怖くて出来ないのです。

それ程にお金というのは臆病な生き物なのです。

極めて少数のチャレンジ精神溢れるアタオカだけが株式投資をする事によって、日本の資本市場は支えられているのです。

そりゃ、たまに会社が儲かった時ぐらい、その分け前に預かるのは株主の当然の権利ですよ。

そもそも労働者が働いてるオフィスも工場も設備も全て、赤の他人の我々投資家がお金を出してくれたお蔭で存在する訳ですから、労働者はその大元になるお金を提供してくれた投資家に感謝こそすれ、嫉妬して税金を取れというのは、天に唾する行為と同義なのです。

そして、株のように儲かる時もあれば大損する時もある変動商品を総合課税にするというのも可笑しな話なのです。

だって、儲かった時だけ税金を累進課税で取りまくって損した時はたった3年しか繰り越せないのなら、余程タイミングが合わないと、一旦大暴落に遭えば、多くの投資家は相場が良い時だけ税金をむしり取られ、損した時は殆ど取り返せずに3年たってようやく相場が回復した頃には、また大幅に税金が取られるという、国によるやらずぶったくりの商品になってしまいます。

因みに、諸外国では株で損した場合は、日本のように3年だけの時間制限は無く、無期限に損失の繰り越しが可能です。

それでこそフェアであり、如何に日本の税制が実際の相場の動きを無視した投資家にとって不利な制度になっているかが分かると思います。

あと、配当金なら損しないという人もいるかもですが、あれこそ、一度企業が税金を払った後に投資家からも税金を吸い取ってる二重課税であり、本来、配当は無税で無いと税理論的には非常に不合理なのです。

その為の配当控除の筈ですが、住民税で申告不要制度を選択する方法が不可能になった事によって事実上は増税となってしまいましたし。

次に夏野剛氏の言ってる、創業者が株で莫大な利益を得るのはズルイから総合課税で増税すべきだ論もオカシな話で、千三つと言われる位に当たる確率が低い創業ベンチャーがたまに成功した時ぐらい、創業者利益が得られないのなら、下手したら破産してしまうリスクとリターンが全く釣り合わない訳で、今でさえ先進国中最下位の創業比率の低い日本国は益々、起業家が居なくなる事は必定でしょう。

ただでさえも日本の金融機関は起業家を必ず連帯保証人にして、もしも会社が潰れると全負債を請求し、一旦破産すれば二度とやり直しが効かないという、起業家にとっては、非常にリスキーな国なのですから。

また、ひろゆき氏の言うNISA枠があるから、庶民投資家には無関係だという話も全然的外れです。

実際に相場を動かしてるのは、NISA枠を超える超大口プレイヤーであり、彼等から税金を取りまくるとそれは資本市場全体に流入する資金が細る事により、株式相場全体が不調に陥り、結局NISA枠内の小口投資家も儲からなくなるのです。

つまり、関係無いどころか関係超大有りなんですよ!

そして、大口投資家が株で儲かった場合は当然、再投資するので、大口が儲かれば儲かるほど金融市場が活性化して日本経済自体も活性化するサイクルに入ります。

そこを、国が税金でチューチュー吸い取っても、どうせ訳の分からない使途に消えて行って、胡散霧消し、金融市場全体がだんだん細りになり、企業も資金不足に陥り、また失われた30年の金融不況時代に逆戻りしてしまいます。

故にひろゆき氏の「『103万円の壁』がどうという人に600万円、1000万円の株を持っている人はいないし関係ない」と切り捨てた話も全く経済が分かっていないという事になります。

だって、株の増税により株価が下落すれば、真っ先に切られるのは、それこそ一番弱い立場の103万円の壁問題に直面してる弱者です。

日本の90年代の金融不況は土地・株バブル崩壊により起きましたが、その煽りを一番喰らったのは、当時の新卒就職者であり、それが就職氷河期世代が結婚も出来ない程に不安定な状況を作り、そのせいによる急激な人口減が今の日本の諸問題の原因だとすれば、株価が下がる事は株式投資をしてない全国民にとっても、非常に大問題となり降りかかるのが現実なのです。

つまり、株が下がれば、むしろ株を持たない弱者ほどより悲惨な立場に追い遣られるのが実際の経済なのです。

今更、しんだ子の歳を数えるような事は出来ませんが、もしも日本が政治による人為的な金融不況を起こしてなければ、当然に就職氷河期世代も存在してないでしょうから、団塊ジュニアのジュニアがきちんと生まれ、日本がここまで人口減による増税苦境に陥って無かったと確信します。

如何に、政治家が為政者が金融市場について無知で政策のミスリードが続けば、国民が苦労するかのいい証左なんですよね。

因みに、現在の新NISAも個別株のスイングトレード投資家にとっては非常に使い勝手が悪いんですよね。

僕の実感では、正直、年間で2度以上売買する場合は殆ど20%源泉徴収されるしか無いといった感じです。

なので、もしも30%に増税されれば、今から株で成り上がろうとする若い人にとっては、絶望的にムズイ時代が到来すると思いますね。

このあらゆる事が固定化された日本において、唯一株だけが、学歴・職歴・容姿・体力・コミュ力・家柄と言った生まれ持ったガチャ要素に関係無く、底辺が成り上がれる商品です。

もしも、株というモノが無ければ、コミュ障ブサイク弱男の僕なんて、結婚はおろか未だに零細ブラック企業の底辺でこき使われてる人生で終了してたと思います。

頼むから、為政者は、唯一と言ってもいい位のジャパニーズドリームである株式投資家をこれ以上イジメないで下さい。

世の中には、貴方達リア充と違い、人と一緒に働くのが三度の飯より嫌いな属性という者が存在してるのですから。

最後の国民民主による、『金持ちで別に働いてもないのに、税金もそんなに払わなくていい、お得じゃんとなるんだったら、それはちゃんと取るべき。それで(政府の)無駄遣いもやめる。これをちょっとずつやらないと、どんどん国家予算が大きくなって、若者とか労働者の税負担も大きくなる』の話も全く意味不です。

金持ちから株の税金を取っても、若者や労働者の税負担には殆どリンクしません。

何故ならば、国全体の予算に比べれば、あまりにも金持ち増税の金額が僅か過ぎて、それで若者や労働者の税負担を賄える訳が無いからです。

それよりも、神の見えざる手が働く最もお金にとって効率的に機能する資本市場にお金が行き渡らなくなり、資本市場が萎んでしまうデメリットの方が大きく、むしろ若者や労働者の税負担が逆に大きくなってしまうのは、日本の失われた30年による若者負担の急増傾向が何よりも雄弁に語っています。

日本人の僻み根性を煽り、金持ちばかり儲けるのはズルイという風潮を作るのは、いつものマスメディアのやり口ですが、その日本人の僻み根性を利用して徹底的に金持ちを叩き、株や不動産を目の敵にして増税し続けた結果が日本の失われた30年の本当の原因です。

古来より庶民のルサンチマンを煽る事によって、政権を奪取するのは、独裁者の常套手段です。

しかし、金持ちを叩いて、その富をむしり取っても、貧乏人は決して豊かにならないのは、全ての共産国の国民が極貧に喘いでいる歴史が証明しています。

なので、株で楽して儲けてる金持ちから税金を取ればいいという発想をする輩には、「アンタはコミュニストか?」と言ってやりたいのです。

そもそも、資本主義とは、金主が最初に投資をする事によって誕生しました。

例えば、ある人が超美味い菓子パンを考えて、それを売れば儲かると思った時、その人にパン工場建設費とパンの材料代を提供する代わりに、儲かったらその利益は僕に頂戴ねという約束が株式投資なのです。

もしも、無事儲かれば、美味しい菓子パンを考えた人は、サクセスした社長として大成功を納めますし、投資家は株価が上がってこちらも大儲けでウインウインな関係な訳です。

但し、失敗すれば、金主が投資したお金は消えてしまいますし、1円の補償もありません。

つまり、投資家は物凄いリスクを背負って投資してる訳です。

故に、その臆病なお金を投じてくれる大事な投資家の金融所得と労働者の税率を同じ次元で考える事自体が非常にナンセンスなのです。

日本の高度成長期の時は、株の税金はゼロでしたし、土地の金利も経費に出来たので、株や不動産投資は非常に有利な資産形成の手段になっており、結果株や不動産価格の上昇によって戦後の奇跡的な経済成長が達成されました。

それ位、昭和当時の為政者は金融市場の重要性を熟知してたのです。

ところが、日本人の多くがバブル経済に油断慢心して、金持ち憎しの風潮で株と不動産を無理やり暴落させてバブル潰しをやった為に、30年不況が起こり、就職も出来ない氷河期世代を大量に生み出したツケが今の日本の惨状な訳です。

そして、ようやく、株価も30年前まで戻してきた途端に、また過去の痛みを忘れて、金融所得課税強化を言い出してるのですよね。

喉元過ぎれば熱さ忘れるでは無いですが、日本の政治がまた同じ過ちを繰り返さない事を深く祈ります。

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posted by 山中 一人 at 15:02 | Comment(18) | TrackBack(0) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2025年02月03日

控え目に言ってもFIRE夫の奥さんは幸せ者だと思うよw

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旦那が準富裕層以上で専業主夫やってくれるなんて、まじ神じゃん!

FIREするにあたって、嫁ブロック問題がハードルになるという意見をエックス上でたまに見る事があります。

つまり、多くの日本の女性は、旦那がいくらお金が貯まったといっても、早期退職には難色を示すのが普通という事です。

まぁ、僕の奥さんの場合も、僕が会社を辞めても一向に働きだそうとしない様を見て、「今なんでも屋が超儲かってるらしいって番組やってたから、録っておいたから見たらどう?」と僕にススメてきた事があるのです。

当然、僕は一笑に付し、そんな面倒くさい事やるつもりなんてサラサラ無い旨を説明すると、途端に怒り出し、「一体いつになったら働くの?」と僕に詰め寄って来ました。

正直、この時は僕もビックリしましたね。

あれだけ時間をかけてセミリタイアについて奥さんを洗脳した来たつもりだったのに、まさか、この僕自身までもが、よくいるリタイヤーのように、奥さんに再就職を迫られる場面に出くわすとは・・・

それから、しばらくの間、僕のあだ名はプータローになってしまいましたw

斯くの如く、FIREの概念とは日本人には、特に保守的な就労意識が刷り込まれてる、日本女性には、理解され難いモノなんですよね。

正直、リタイア前は、僕自身は家事をするつもりは全く無かったのですが、やはり、1日中遊んでるというのは、パートナーから見て看過出来ないのだろうなと理解しましたね。

やはり、結婚生活というモノは生活費を入れてるだけでは、許されない現実が、贅沢な日本の女性にはあるのですよね。

実は、リタイア時点ではサラリーマン時代の延長で、家事は全て奥さんがやっていたのですが、奥さん的にはそれが不満だったのでしょう。

そこで、僕も心を入れ替え専業投資家兼専業主夫になりました。

今では、掃除・洗濯・買い物・名も無き家事は僕がやってます。

更には、毎週末にはチョットお高いランチに誘ったり、夜も月一くらいは焼肉や居酒屋に一緒に飲みに行ったりして、奥さんのご機嫌を取ってます。

あと、子供達の塾や習い事や部活の送り迎えも僕の担当です。

ここまですると奥さんも流石に、今はもう僕の事をプータロー呼ばわりしなくなりましたね。

客観的に見て、キチンと家にお金を入れて且つ家の家事もやってくれるのなら、家に帰ったら何もしない普通のサラリーマンよりは遥かに良い旦那だと心の中では自画自賛しています。

正直、僕の娘は僕のような優良物件と結婚して欲しいくらいですw

だって、旦那がローン無しのマイホームを持ってて、準富裕層以上の資産があって、専業主夫をやってくれて、且つ浮気しないのですから。

そんな旦那なら、例えコミュ障で正月の挨拶に1回も来なくても、全然OKです。

もしも、既婚者がFIREするに当たって、貧乏セミリタイア家計を押し通そうとしたり、今まで通り家事は奥さんに任せて、自分だけは遊び惚ける計画だとすると、早晩、揉める事になりますので、その点はよく考える事をおススメ致します。

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posted by 山中 一人 at 19:15 | Comment(10) | TrackBack(0) | アーリーリタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする