2017年01月20日

アーリーリタイヤーの運用利回りは何%が正解か?

アーリーリタイアするにあたって【逃げ切り計算機】の数字をこね繰り回してどうすればリタイア出来るか日々頭を悩ますのは、リタイア希望者なら誰もが通る道でありましょう。

え?それは資金が少ないオマエだけだって。

はいはい。そうですとも。自分はサラリーマンの頃から、「一体幾ら貯金があればいいのか?年間支出額を幾らに抑えればいいのか?」って暇さえあれば、逃げ切り計算機のサイトに行っては、「この貯金額では50で餓死するな」とか「いやいや年間支出額を100万に抑えれば140歳まで生きられるゾ!」とかってやってたものです。

しかし、なんといっても、生き延びれる結果に一番大きく影響するパラメーターは年間利息の数値であります。

この年間利息にバフェットの平均運用利回り並みの20%を入れると、無限に生きられるどころか数100億ぐらいはあっと言う間に貯まってしまいます。
ヤッパあの爺さんバケモノでっせ。

そしてこの年間利息のやっかいな所はたった1%良くなるだけでで、簡単に30歳位生き延びられる年数が伸びてしまうのですね。

たかが1%が複利の世界ではいかに途方も無く重要かが如実に分かります。

しかし、それ故、生き延びたい年数から逆算して恣意的にピコピコ年間利息の数値を上げて、勝手に自分はセーフだと安堵してしまうきらいが無きにしも非ずなのです。

以前のエントリー「人は幾らあればアーリーリタイア出来るか?」で、自分の想定利回りを2.6%と入れてシミュレーションした所、mushoku2006さんから甘すぎる数字であると指摘されてしまい、ついムキになって「いや俺は出来るから!」反抗しました。

結果、初年度は約6%のプラスで終われましたが、去年に至っては僅か2.2%のプラスという事で、まさにご指摘通りの惨敗です。

mushoku先輩、あの時は生言ってドウボズビバセンでしたーm(__)m(涙と鼻水で顔面クシャクシャになりながら何度も床に額をぶつけながら土下座しております。)

さて気を取り直して、ではアーリーリタイヤーの想定利回りは一体何%が妥当なのでしょうか?


例えばGPIFの日本株の想定利回りは6%です。
因みに、よくインデックス派の方々が拠り所とする100年単位で見る世界株の運用利回りでも6.6%〜7.0%というデータがあります。

仮に6%を基準とすれば、株式運用利回り6%×全資産に占める株式投資割合60%×税引き後手取80%
つまり 6×0.6×0.8=2.88%となり2.6%の想定利回りは決して無理の無い数字になります。

上記の式の中で全資産に占める株式投資割合については、毎月の生活費用の現金資産や常に機動的な運用をするための安全弁として証券会社に預けておく約2割のキャッシュポジションを引いて実際に株式に投資する分としては60%位が自分の場合の現実的な数字となっています。

例え株式相場が3年位下げ相場が続いても、株を切り売りせずに食べていくには、3年間分位の生活費は余分に置いておかないとゆっくりと落ち着いた運用は出来ないものです。

で利回りの話に戻すと、東証の全株式の株式益回りは前期で5.53%ですので、ここから計算すると、
5.53%×0.6×0.8=2.65%で、やはりこれ位に落ち着いて来ます。

尚、先述のmushoku2006さんが仰るには、全資産株式にぶっこんでも、税引き後の配当利回り程度である1.5%程度が妥当ではないかとの事です。

因みに、昭和のバブル時代の頃の生命保険会社の目標運用利回りはゴールデンエイトといって8%が常識とされておりました。
まぁ、郵便局の元本保証確定利回りの定額貯金が9%超という夢のような時代の話ですけどね。

と、ここまで話してきてなんですが、そもそも株式の利回りなんて、確定利回りの定期預金と違って毎年確実に積みあがるものでは無いので、そもそも想定する事自体が無意味なんですね。

毎年の利益を公表している株式ブロガーのパフォーマンスを見てても、その年によって大きくバラツキがあり、下手したらリーマンショック時のように大きくマイナスの年だってあります。

カリスマブロガーとかを除けば、日本株の場合、10年に1回位の割合で訪れる大相場で他のさえない年やマイナスの年を補って、平均してそこそこの利回りを叩き出すというパターンに落ち着くものと思われます。

なので、結論としては正解は無しという事になります。

ただ、さすがにGPIFの6%以上は無理過ぎる話になるのでしょうねぇ。(正直、GPIFの数値も年金不安を払拭する為に最低必要金額から逆算しただけだと言われてますからねぇ・・・)

兎に角、未来の予測が不可能な株式の運用益をリタイア生活費の原資とするならば各々の腕と取れるリスクとあとは運次第となるのでしょう。

そこにロマンを感じるか、それともサラリーマンの安定を求めるかがリタイア適正を測る物差しになるのだと思います。

皆さまのご健闘を祈ります(^o^)丿

無題1.png
バフェットの利回りを入れて気分だけは億万長者イェイ(^^)v        虚しい・・・

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posted by 山中 一人 at 10:18 | Comment(8) | TrackBack(0) | アーリーリタイア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なるほどねえ・・・・・・。
こうして記事を拝読すると、
確かに2.6%くらいが妥当なのかもしれませんねえ・・・・・・。

1%くらいバッファーがないと、
ちょっと怖いような気がしますけど、
しかし、そうなのか、私は余裕を見すぎなのか。
( ̄へ ̄|||) ウーム

Posted by mushoku2006 at 2017年01月20日 14:26
私は、0.5%。へへへ。
それでも、毎日のん気にリタイア生活を送ってます。
Posted by きむきむ at 2017年01月20日 17:51
こんばんは

お久しぶりです。
個人的には0%で良いと思えるのが理想です。

私には2.6%でもオーバーポジションでリスク過多な気がします。
(もし、うまくいっても死んだ時が最も資産が多いという笑い話になりそうですが・・・)
Posted by yazirobe777 at 2017年01月20日 22:13
>mushoku2006 さんへ

>1%くらいバッファーがないと、
ちょっと怖いような気がしますけど、
しかし、そうなのか、私は余裕を見すぎなのか。
( ̄へ ̄|||) ウーム

確かに、フロー収入を株式運用だけに頼る心理的負担を考慮して1%の余裕を見ると、まさに1.5%位が妥当な数値になるのですね。

折角ストレスの解放を目指すアーリーリタイア生活が利回りのプレッシャーでストレスになるようでは、本末転倒ですから、保守的に見積もっても大丈夫な生活設計をしておくのが良識ある大人のやる事ですよね。(自分は非常識な中2ですが)
Posted by 山中 一人 at 2017年01月21日 00:23
>きむきむ さんへ

>私は、0.5%。へへへ。
それでも、毎日のん気にリタイア生活を送ってます。

0.5%だと、個人向け国債のキャッシュバックだけで十分達成出来るじゃないですかぁ。
誠に羨ましい限りです。
Posted by 山中 一人 at 2017年01月21日 00:25
>yazirobe777 さんへ

>個人的には0%で良いと思えるのが理想です。

0%でOKになると運用するモチベ−ションが上がらなくなりそうで、自分には少し寂しいですね。
適度なプレッシャーが無いと張り合いが出ないというかです。

>私には2.6%でもオーバーポジションでリスク過多な気がします。

0%と比較すれば、株式割合が6割というのはオーバーポジション過ぎますね。

>(もし、うまくいっても死んだ時が最も資産が多いという笑い話になりそうですが・・・)

あんまり多いと必ず相続争いが勃発しますから、お気を付け下さい。
Posted by 山中 一人 at 2017年01月21日 00:41
僕もかなり楽観的な数字を置いてヘラヘラしてるほうです。
奥さんの収入と自分のバイト代などで当面の生活費は賄えてしまうので資産運用はついでみたいなものになりつつありますが。。。
Posted by 招き猫の右手 at 2017年01月24日 22:38
>招き猫の右手 さんへ

>僕もかなり楽観的な数字を置いてヘラヘラしてるほうです。
奥さんの収入と自分のバイト代などで当面の生活費は賄えてしまうので資産運用はついでみたいなものになりつつありますが。。。

ケ・セラ・セラは、アリタリアの必須アイテムですからね。
完璧な計画を求め過ぎて、最も大切な時間を失うリスクの方が遥かに痛いんですよね。
Posted by 山中 一人 at 2017年01月28日 16:29
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