2016年09月15日

成長か奴隷かの2択しか無い件

前回のエントリー「日本が成長しなくなってしまった根本的な理由」にて日本が20年超の長期に渡って成長しなくなった理由を考察しましたが、これは、決して政府が日本経済を成長させようと努力してる事を否定した訳では無く、寧ろ、20年以上に渡って何等イノベーティブな商品を生み出せない、日本の産業界に対して、当事者意識を持って欲しいという思いで書いたので有ります。

そもそも、資本主義という物はある種のネズミシステムですから、成長無しではいつか破綻してしまいます。勿論、年金等の日本の社会保障もネズミシステムですから成長が無ければ破綻は不可避です。

税金だけで、政府の借金を返済する事はもはや事実上不可能ですし、また考えるべきでも有りません。
日本が成長する以外、政府債務の返済原資も今後必ず発生する社会保障の不足分を補填する原資も出てこないのです。

そして、非正規労働の増加による収入の不安定化により結婚出来ない若者が増えてる事も少子化の一因ですが、そもそも日本がデフレ経済に陥ってるからこそ、企業が正社員を雇うリスクを避ける為に、非正規しか雇わなくなってしまっているのです。

詰まり、経済成長が無い故に少子化が加速し、それがまた消費の減少に跳ね返ってデフレスパイラルになり、お互いが相互に縮小する悪循環に陥っているとも言えるのです。

故に経済成長を目指す事は政治家の最も重要な第一番目の政治目標で無くてなならないのです。

一党独裁のお隣の大陸国家でさえ、ありとあらゆる手を使って無理やりにでも高度成長にしなければ、絶対的権力者のクビすら危ないのです。

そもそも、自分は今の日本が成長の限界点にあるとは、どうしても思えないのですね。
だって、これだけネットが発達した筈なのに、実際のリアルの現場では何一つ旧来と変わりが無いですよね。

何で、いまだに年末年始に挨拶するのですか?何で、ネットという文明の利器があるのに、直接フェイストゥフェイスで無いと何一つ物事が進まないのですか?結局、最終的には書類命であり直コミュニケーション命なんですよね。

勉強だって、何で未だに、学校の狭い教室で私語でうるさい後ろのガキ共に気を散らされながら、教師のハゲ頭越しに黒板に書いた文字をコピペしなくちゃいけないのですか?
こんなもんネット通信教育で十分でしょうに。

というか、未だに子供のイジメ一つ解決出来て無くて、何が文明国ですか?弱い者の人権に関しては、中世の頃から全然進歩してませんよ。

その気になれば、幾らでも進化する余地はある筈だと思いますけどね。

もし、今より遥かに文明の進んだ宇宙人がいるとしたら、今の日本人なんか殆ど原始人並みに見えると思いますよ。

人類の祖先は約5億年前に居たピカイアというナメクジウオの一種だったらしいですが、5億年たっても進化しなければ、生きている化石のように海の中をただ彷徨う存在のままなのです。

そんな小魚のような生き物から、たまたま新天地の進出に成功出来たモノとそのまま頑なに現状維持に固執し続けたモノに分かれます。前者の生き残りで一番成功した例が人類であり、そうでないモノは全て人類のエサになるか、いつ絶滅させられてもオカシクない環境で生き延びているかに過ぎないのです。

同じ人類でも例えばインディアンや多くの原住民のように、文明に乗り遅れると、殆どジェノサイドに近い迫害を受けてしまって来たのが人類史なのです。

我々が今、この時代を勝手にこれ以上の成長は無理だと思って、進歩の歩みを止めてしまうと、あっという間に次なる強者に隷属する道へ繋がる事は必定なのです。

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ご先祖大ピンチ!!

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posted by 山中 一人 at 21:19 | Comment(12) | TrackBack(0) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「まだお金なんて使ってるの、おっかしいー」
「経済成長とか原始人の考えじゃないー」
「黒板が許されるのは小学生までだよねー」

多分、未来人はこう言ってますよ。
次元の違う進化が起これば、従来の価値観は意味を成しません。
現在の経済観念で未来を考えるのは、ピカイアが餌を求めるのと同じくらい稚拙なことなのかもしれません。
Posted by 幸福賢者 at 2016年09月16日 10:04
私は、世界は成長と衰退の繰り返しだと思っておりますので、成長し続けるという考え方には馴染めないですね。技術的な進歩という観点からは、まだまだその余地はあると思いますが、それでも未来永劫永久にというのは、ちょっと受け入れ難いです。
Posted by at 2016年09月16日 11:32
こんにちは

確かに印鑑や連帯保証など不合理な制度が残っています。
この辺を効率化するだけでも利益が上がりそうな気がします。

恐らく日本はまだ危機感が乏しくて
本当に危機感を持てれば進化するとは思います。
お互いその時、淘汰されないようにしないといけないですね。
Posted by ヤジロベー at 2016年09月16日 12:19
>幸福賢者 さんへ

>次元の違う進化が起これば、従来の価値観は意味を成しません。
現在の経済観念で未来を考えるのは、ピカイアが餌を求めるのと同じくらい稚拙なことなのかもしれません。

確かにそうかもしれませんね。

故に、自分はやれる事は何でもやった方がいいという考え方に汲みするのです。
例えば、あれほど荒唐無稽と評判の悪いヘリマネでも一度やってみればいいのですよ。
たとえ、日本経済が一度は崩壊したとしても、もしかしたら違う世界への第一歩となるやもしれませんからね。
遠い未来からみれば、一時的な混乱なぞ、歴史の1ページでしかありません。
Posted by 山中 一人 at 2016年09月16日 16:01
>2016年09月16日 11:32さんへ

>私は、世界は成長と衰退の繰り返しだと思っておりますので、成長し続けるという考え方には馴染めないですね。技術的な進歩という観点からは、まだまだその余地はあると思いますが、それでも未来永劫永久にというのは、ちょっと受け入れ難いです。

勿論、未来永劫永久にというのはあり得ないのは間違い無いとは思います。

ですが、今の日本の段階は技術的にも制度的にもとても成長の限界点にあるとは思えないのですね。
寧ろ、全然序の口もいい所に見えて、歯がゆい位ですね。
特に精神年齢について言えば、2000年以上前から何一つ成長すらしていないと思います。
Posted by 山中 一人 at 2016年09月16日 16:09
>ヤジロベー さんへ

>確かに印鑑や連帯保証など不合理な制度が残っています。
この辺を効率化するだけでも利益が上がりそうな気がします。

はい。あまりにも無意味が事で労力が取られ過ぎてる感が強いですね。
おそらく9割の仕事は全く必要無いただの自己満の世界だと思います。

>恐らく日本はまだ危機感が乏しくて
本当に危機感を持てれば進化するとは思います。

確かに、日本人は本当の危機においては何度も再生して来ましたので、今はまだ世界一の債権大国にあぐらをかいてるのでしょうね。

>お互いその時、淘汰されないようにしないといけないですね

そうですね。進化する時には、必ず古いモノは淘汰されますので、柔軟なハートを持って生きていかねばですね。
Posted by 山中 一人 at 2016年09月16日 16:18
リタイア=成長の卒業
とすると、セミリタ・アリリタ者は奴隷の道しかないのかもしれないですね。
人類の生き残りのためには、リタイアが許されない世界で、全人類総活躍社会を目指すのかなー。
そんなのやだなあ〜と思います。
Posted by エゾリス at 2016年09月16日 18:00
>エゾリス さんへ

>リタイア=成長の卒業

自分としては、ただ、今までのコピペだけの楽なお仕事で底辺から法外な報酬をかき集めてる役員連中に対して、報酬に見合った仕事してるの?という思いで書いたわけで、我々アリタリヤまでが、総出で活躍せねばならないとは全く思っておりません。

寧ろ、外側から冷静な目で眺める主体は、わが国では少なすぎると思っているくらいです。

詰まり、自分の中ではリタイア=日本全体の終了とはならずに、逆に価値観の多様化の為にも其れ位許容できる社会である事こそが次なるステップに必要なのでは、と思っております。

日本人もそろそろ、成長=モーレツ社員の思考から脱却すべきだと思います。
Posted by 山中 一人 at 2016年09月16日 20:33
最近、記事の更新ペースが速くないですか、追いかけるのが大変ですw

それはそうと日本社会が閉塞しているのは事実ですね、いまだに悪習因習だらけで数十年前と感覚が変わっていない。
逆に言えばまだまだ変われる余地を残しているし、何よりインターネットをはじめとした技術革新が飛躍的に物事を変える可能性はあります。
日本も含めた将来については僕はかなり楽観的なので、世界経済の成長にはまだまだ期待しています。
Posted by 招き猫の右手 at 2016年09月16日 22:22
>招き猫の右手 さんへ

>最近、記事の更新ペースが速くないですか、追いかけるのが大変ですw

いやいや招き猫さんには全然敵いません。自分は波がありますので、急に落ちたりしますから。

>それはそうと日本社会が閉塞しているのは事実ですね、いまだに悪習因習だらけで数十年前と感覚が変わっていない。
逆に言えばまだまだ変われる余地を残しているし、何よりインターネットをはじめとした技術革新が飛躍的に物事を変える可能性はあります。

はい。誰もが日本の不合理過ぎる各種制度の馬鹿らしさに気付いているのに、そしてそのせいで20数年以上凋落してるのに全く変わりませんからね。
でも、仰る通り伸びしろはあるわけです。あとはやるかやらないかだけなんですけどね。

>日本も含めた将来については僕はかなり楽観的なので、世界経済の成長にはまだまだ期待しています。

自分も実は楽観的です。それでないと株のロンガーになんてなれませんからね。

それ以前に楽観主義者でないとアーリーリタイアなんてとても出来ませんからね。
Posted by 山中 一人 at 2016年09月16日 22:53
成長に関しては、日本のみならず、先進国共通の悩みかもしれませんね。インフレによる名目成長の部分を除けば、どの国も停滞気味です。
個々のセクターを研究すれば、小さな改良・改善は随所に見られますが、ドカンと変革するイノベーションは日本には最近ないですね。
投資家的視点で言えば、その個々の小さな改良や成長を買っていくか、成長の見込みが薄いけど割安な事業を買うかということになりましょうか。定量的に考えれば、無成長な市場であってもしっかりと経営されている会社は資本に対して5%〜10%のリターンを生み出していますので、配当などの還元、利益の再投資によるシェア伸長、利益の新規事業への再投資、などで投資資金が増える可能性は十分にありますが、やはり国全体が成長していかないと寂しいものがありますね。せめて、インフレによる名目成長でもしてくれれば、人々の気持ちも変わるのでしょうが…


Posted by 隠居中年 at 2016年09月17日 22:54
>隠居中年 さんへ

>成長に関しては、日本のみならず、先進国共通の悩みかもしれませんね。インフレによる名目成長の部分を除けば、どの国も停滞気味です。

世界中超低金利という事は、最近は皆苦しいという事なのですね。

>個々のセクターを研究すれば、小さな改良・改善は随所に見られますが、ドカンと変革するイノベーションは日本には最近ないですね。

はい。誰にでもわかるような目に見えた革新性が無いと、今の日本人はもう消費しないと思われます。

>投資家的視点で言えば、その個々の小さな改良や成長を買っていくか、成長の見込みが薄いけど割安な事業を買うかということになりましょうか。定量的に考えれば、無成長な市場であってもしっかりと経営されている会社は資本に対して5%〜10%のリターンを生み出していますので、配当などの還元、利益の再投資によるシェア伸長、利益の新規事業への再投資、などで投資資金が増える可能性は十分にありますが、

はい。市場全体は冴えなくても、個々においては何倍にも成長してる企業がありますからね。
自分の場合は、成長の見込みが薄いけど割安な株の方が好きですね。成長するかどうかは、先見の明が必要ですが、割安株投資は地道な分析と時間に対する鈍感さである程度勝負出来ますからね。

>やはり国全体が成長していかないと寂しいものがありますね。せめて、インフレによる名目成長でもしてくれれば、人々の気持ちも変わるのでしょうが…

はい。今の、社会保障問題や人口減少問題もデフレ経済による影響がかなり大きい事は明白なのですから、何とかデフレ脱却してくれないと弱い人程不幸な社会がより深刻になってしまいます。
Posted by 山中 一人 at 2016年09月18日 00:27
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