2016年09月08日

本命狙いが、地獄行きへの片道キップの理由。

ギャンブルに必勝法は有りませんが、必負法は存在します。

それはギャンブルにおいて何人たりとも逃れられない「大数の法則」になるべく近づく賭け方をした時です。

大数の法則とは長くやればやるほど数学的な確率に限りなく近づくという法則であり、ギャンブルは期待値がマイナスなので、最終的に大数の法則に従い期待値通りに収益がマイナスになるというだけの話です。

そこで競輪・競馬・競艇のようなギャンブルの必負法の一つが本命狙いに徹する賭け方です。

何故かと言えば当たった時の倍率が低すぎるからです。

どんなに当たる確率の高い本命でも、倍率が低い以上、長くやればトータル収支は必ずマイナスになります。

トータル収支がマイナスなのは大穴狙いも一緒なのですが、人間が参加するギャンブルにおいては、大穴狙いの方が、本命狙いよりは回収率が高いというデータがあります。

何故かというと本命には本来の理論値以上に人気が集まり易いため多く買われ、より倍率が下がってしまう傾向があるからです。

それと人間心理として当たる確率の高い勝負で何回か当たり続ける経験をすると、今度も当然当たるような気がしてとんでもない大金を賭けてしまう習性があるからです。

ギャンブル狂がギャンブルで身を持ち崩す典型的なパターンはこれです。

大穴を小遣いの範囲内でチマチマ賭けてる分にはそれ程大した事ないのです。

ところが本命狙いになると倍率の低い分を賭け金額を多くすることでカバーしたいという動機が働き、ワンショット50万とか100万とかそれ以上の高額を賭ける人が出て来るのです。
高額の賭け金の不安は、どの予想を見ても、皆がテッパンの二重マルを付けてる事で自分自身を誤魔化し、そんな後ろ向きの事よりも当たればイッキに2倍になるという欲によって完全に眼鏡が曇っているのです。

そして、今まであれ程本命続きだったのに大金を賭けた最終レースに限って、大ハズレというマサカの展開に頭の中が真っ白になり途方に暮れる訳です。

株でも、値上がりが恒常的に続き、好材料に溢れて周り中強気で満たされ、信用買い残や裁定買い残もパンパンに膨れ上がった所で天井を打つものです。
株価も相当に上がり、底から何倍にも上がってるので、もう伸び代はそれ程無い分を無理な信用買いや1銘柄のみの集中投資によってカバー出来ると思ってしまうのですね。
特に雑誌やネットでも億り人とか2億り人とかの話が騒がれ出すと、自分も遅れてはならじと大量買いすれば、例えば2倍になるだけでも1億になるとか皮算用をするのですが、不思議とそれが地獄行きの片道キップとなるのです。

ただ、株がギャンブルと違う所は余裕資金で現物のみの投資なら、倒産しない限り紙屑にはならない所です。

つまり、外れたら即退場のようなギャンブル的な投資をしなければ、敗者復活戦が常にあるゲームにする事も可能なのです。

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posted by 山中 一人 at 21:44 | Comment(14) | TrackBack(0) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする