2016年07月05日

日本が財政破綻しない本当の理由

日本政府の借金がGDPを超えた20年程前から、多くの経済評論家や経済学者が日本は財政破綻してハイパーインフレになると盛んに言い続けて来ました。
そして街の書店でも、危機を煽り資産防衛の為の海外投資の本が溢れだしました。

しかし、現実は真逆のデフレ経済が20年以上も続いており、件の経済評論家達はオオカミ少年の如く笑われてしまいました。

そして3年以上前にはアベノミクスによって今度こそ日本の財政が破綻するといつもの経済学者達が大真面目に警告本を出したりブログ上で安倍政権・日銀批判をしたりしましたが、これもハイパーインフレとは全くの真逆の状態になっています。

何故、非常に優秀で有る筈の学者様の予想が、これほどまでの長期に渡ってことごとく外れ続けたのでしょうか?

答えは、日本の少子高齢化の経済に与える影響を余りにも甘く見過ぎているからでしょう。
つまり、日本の高齢者の心理が全く読めていない事に尽きる訳です。

以下は、日本の金融資産の年齢層別(世代別/年代別)分布/割合を示すグラフです。
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データは2011年とちと古いのですが、なんと金融資産に限定すれば84.6%も60歳以上のおじいちゃん・おばあちゃんが寡占してる訳なのです。

日本の高齢者は世界一長寿ですので、老後が心配で心配で、どんなに歳を取っても絶対にお金は使いません。
そして、基本、生活は非常に質素ですので、年金も使い切らずに貯まって行きますので、ますます増えて行きます。たまの贅沢は年1回ある長寿会の1泊2日の温泉旅行ぐらいでしょうか。

そして若者に至っては、車離れ、家離れ、物離れ、恋愛離れ、結婚離れ等、とにかく消費に繋がる一切から離れるライフスタイルとなっております。

つまり老いも若きも「現金だけが大好き💛、もう現金以外何もいらない💛」という心理に覆いつくされてる訳なのです。

そりゃぁ、日銀がいくら輪転機を回して国債を買いまくろうが、市中にお金が廻らない道理です。

そもそもインフレとは物が足りなくなって初めて起こります。

ドイツや日本が戦後ハイパーインフレに見舞われたのも、生産設備の圧倒的な破壊による究極の物不足が根本原因です。
他の国においても基本、国家体制の崩壊による供給力の圧倒的な混乱により起こっています。

世界一機械化投資が進んでいる日本の国内産業においては、休眠状態の産業機械は腐るほどあります。また休耕田等休眠状態の農地も有り余っています。

しかもこれからAIが進めば、尚更人手なんていらなくなりますので、供給過多に更に拍車がかかる事でしょう。

どんなに日銀券があやふやになろうが、日本人の大多数はこの紙きれより価値のある物が何も無いと強く固く信じている以上、銀行の口座にそして箪笥に現金がブタ積みされるだけですので、財政破綻やハイパーインフレなんて起こり得る筈が無いのです。

例えば阿蘇山が大噴火したり、日本が核攻撃されるなんて事が無い限りは・・・

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posted by 山中 一人 at 00:32 | Comment(6) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする