2015年12月12日

内向型人間が贈る株式基礎講座(第1回)

本講座の基本的趣旨は、特別優れた銘柄選択スキル及び売買タイミング感性が無く、また常人離れした精神的タフネスさも備わっていない我々凡人が過度なリスクに依存せずとも株式投資によって収益を積み重ねていけるようになるための基礎を習得する目的にあります。

ただ基礎講座とはいえ、ベテランでも、もう一発必中のギャンブル的株式投資にはうんざりしてると思われている方にも資するものにしたいとも思っております。

では、内向型人間が贈る株式基礎講座の第1回目を開講します。(って恰好付け過ぎですね。)

ファーストステップは、

「チャートを見まくりましょう!」です。

因みにかの偉大なウォーレンバフェット氏はチャートを見ろとは一言も言っていません。
よって株で何兆円の資産形成を目指されるお方は、今スグそっ閉じお願いします。

では偉大でも何でもない我々は我々に合った道から行きましょう。

チャートこそが我々凡人投資家にとっては唯一と言ってもいい位の羅針盤となります。

チャートには日足、週足、月足とありますが、月足チャートをなるべく沢山の銘柄を見てください。

最初の頃は、日足、週足は全く見る必要が無いといっても過言では無いくらいです。

すると、色々な事が実感として気付きます。

例えば低位株の値動きは大体同じパターンの値幅を往復してるだけだとか、過去何年も抜けなかった高値を更新した株は急に勢い付いて値動きが非常に軽くなったり等、いろいろ見えてきます。

この気付きを自分で発見する事が非常に意義があります。
専門家と称する他人から100の事を聞くよりも、自分自身の1の気付きの方が実戦では遥かに役に立ちます。

そして、チャートを見る上で気を付ける事として出来る限り値動き以外の要素は無視して下さい。

初心者向けの教科書には移動平均線の見方や出来高との関連性等いろいろ書いてありますが、全く無視して頂いて結構です。

罫線屋はチャートには何か特別な買いサイン、売りサインが示されていると自信満々に唱えてますが、チャートにそんなマジックがあり得る筈が有りません。

古くは酒田五法罫線のように足の形で天底が示されるとか、他にも一目均衡表とか移動平均線とかボリバンとかチャートからは非常に沢山の売買法が編み出されて来ましたが、根本的にチャートによるシステム的な売買サインの当たる確率は絶対に50%を超える事は有りません。

チャートを見ると何か一定の法則性が見えそうであり、その為、本気で売買に使えると思われる事から個人投資家を引き付ける道具に使われがちですが、全てただの錯覚です。

株式評論家の中にはチャート専門のチャーチストと言われる人々がいて、ペン○ゴンチャートとか尤もらしい名前を付けて高値安値を予想したりしてますが、これも同じ理屈です。

理論的な投資家からチャートが胡散臭く見られるのは、セルサイドがこのような錯覚を利用した情報を商売のタネにしている現実があるからです。

チャートには上記のような負の深みに嵌ってしまう恐れがありますので、チャートを見るときには安易に魔法の杖を見つけようとしないで下さい。

兎に角、初心者のうちはあまり深く考えずに、ひたすら多くの株価チャートを見続ける事が、必ず売買力の向上に繋がります。

本屋では紙のチャートブックが売られてますが、大抵サイコロジカルラインだとか余計な物が書いてあります。更にはわざわざ買いサイン、売りサインまでご丁寧に書いてありますが、あんなものでも一度目に入ってしまうと、どうしてもそれに思考が引き連られる恐れがありますので、見ないほうが良いでしょう。

今はネットのおかげで只でチャートが見放題ですので、なるべく余計な物を見ずに単純な月足チャートのみが表示されてる物を選んで、株価の値動きの習性のみを見るようにして下さい。

あと、チャートを見てると、派手なテンバーガー銘柄に目が行くことによって、そんな大化け株をどうすれば当てられるかという方向に思考が向かないように注意して下さい。

多くの億り人が実際にテンバーガー銘柄を当てた話や当てたいといったレベルの話をしてますが、これは宝くじに当たったといってるのと同じレベルですので、我々の投資法とは何の関係もない次元の話です。

株式をやる人々は如何にゴイスーなパフォーマンスを上げる銘柄を発掘出来るかという視点だらけですが、ごく稀なテンバーガー銘柄の陰で殆どの凡株が眠っているのです。
確率的にもそして理論的にもこのようなエクセレント銘柄を当てる行為に挑む事は、我々の投資の本質から対極にある事を完璧に理解して下さい。

我々は、奇跡的な銘柄を奇跡的なタイミングで売買出来るような、まるで天下一武道会にエントリーするような無謀な道では無く、平凡な銘柄が平凡な値動きをしてる所を黙々と繰り返し取っていくような、言うなれば町道場でいつも見知った相手と対戦するようなやり方を身に付けて行くべきなのです。

これにて、弱者の弱者による弱者の為の株式基礎講座の第一回を終わります。

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posted by 山中 一人 at 10:14 | Comment(12) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする