2015年11月15日

配当金で生活するのって、タコが自分の足を食べてるのと同じだよね。

株の配当金で生活!

うーん、なんとも優雅でお気楽な響きです。庶民の憧れですよね。

大昔に銀行の預金金利なんかが良かった時代は、1億もあれば一生利子だけで生活出来るとかいう話しもありましたが、見かけ上元本が減ってないように見えても、結局利息の分だけインフレで減っているので、事実上、元本分を食っているだけでした。

株の配当金で生活というのもそれに通じる所があります。

短期的には配当取り相場のアノマリーで高配当銘柄のパフォーマンスが高く見える事があっても、長期的には無配や減配等の値下がりリスクとイコールになるような株価に落ち着くものです。

幾ら、日本の株式市場が合理的で無いといっても、長期的に高配当株がその配当金分だけ他の銘柄より優位性が有る程、非合理的な市場価格になる事は有り得ないという事です。

つまりそこまで日本の市場参加者がウスノロばかりの筈は無いという事です。

ですが株の投資本では定期的に高配当株投資法の特集が組まれます。
所謂「ダウの犬投資法」です。
しかし大抵、高配当株のみが特別な優位性があるかのような結論を導き出す為に、過去の値動きの中で都合の良い期間から抽出してデータとして使用していますので、本当に実用に使えるのかどうかあやふやな感じがします。

世界中の優秀な投資家が監視している中にも関わらずあえて高配当に放置されてるにはそれなりの理由があると考えるのが合理的な思考でしょう。

現実に今迄も超高配当銘柄が無配転落して高値から10分の1になったような哀れな過去の栄光株だって沢山あります。

故に、高配当な分は株価下落リスクとイコールだとすれば、その配当金を持って生活する事は、自分の持ち株を売った資金で生活している事と同義なのです。

配当株投資のうま味を十分に享受するとすれば配当再投資して持ち株を増やす事により長期的な資産形成を図る場合は有り得ますが、その貴重な配当金を生活費で消費してしまうのは如何にも中途半端で趣味的な投資態度と思われます。

株の配当金で生活してる人って、毎月分配型投信の配当で生活してる方々と同じ様な勘違いをしてるだけだよねと思われたお方はポチッとお願いします。
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posted by 山中 一人 at 11:17 | Comment(10) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする