2015年02月22日

相場の未来を予想せずに相場で儲ける方法(その2)

前回のエントリーにて
相場の若さと相場全体の地合いを推し量るには総合的判断力と定性的な感覚が鍵を握ります。
と述べました。

では、総合的判断力をつける方法を書いて行きたいと思います。

先ず相場の若さですが、典型的な若い株とは、長年抜けなかった上値を勢い良く抜いて新値を切って上がった場合です。
往来相場の高値では通常多くの投資家が何とかギリギリ損しない所で手放そうと必死ですので、いつもそんな投資家が密集している値段で目先天井をつけて上値が抑えられる訳です。
しかし、ものすごい強材料が出た、若しくは強力な買い手が現れた事により一気にその長年の高値を抜いた時、その株の需給は一気に好転します。
とにかく早く手放したかった多くの塩漬け投資家がいなくなった後なので、売る人がいなくなり株の動きが今迄と一変します。
よくある長年持ち続けた株をやっと薄利で売った途端に大幅上昇するパターンは皆これです。
相場巧者はこのパターンを熟知してる為に持合い離れに付こうとします。
売り圧力が少なく真空地帯を駆け上がるように短期間で上値を追う為、非常に投資効率がいいからです。
そしてある程度日数も経ち、だいぶ上がりきった所でその強材料がいろんな一般紙等にも出たり、実際に業績に反映されてきてから、ようやく感度の悪い個人投資家が遅れて買いついて来て、出来高も過熱して来たら、ひと相場終了となるのがいつものパターンです。

このように、株が持合いを離れて、今までと明らかに相場つきが変わった場合をパチンコの確変に例える人もいます。
ちなみにパチプロあがりで専業投資家になっている人が多いのも、この確変の感覚を相場に上手く応用してるからかもしれません。
パチンコで確変した場合と同様に、相場の若い株の場合も、確変が終了するまでじっくり居座り続ける事が肝要です。

尚、この持合い離れのパターンについては、月足で20年以上の長期チャートを見れば一目瞭然です。

ただし、当然ダマシの場合もたくさんあります。ようやく新値をきったと思ったらそこが天井の場合もよくある事です。

その場合は諦めて売るだけです。相場の未来が人間に予想出来ない以上、止むを得ません。

そして相場全体の地合いについては、過熱感と今までと相場つきが変わったかどうかを見ます。
これの指標として騰落レシオ等いろいろな2次指標がありますが、あらゆる指標は当てになりません。
故に、最終的には値動きのみが唯一の天井を知らせるサインになります。
個人投資家がカンカンの強気になって充分仕込み終わり、曲がり屋さえも強気に転換した所で悪材料が出て、多くの銘柄が一斉に急落し出した時がそれに当たります。
天井をつけた当初になだらかにジリジリ下げるという事はまずありません。
チャート的にも、値幅的にも今迄と動きが急変するので、変動感覚によりその違いをつかむ必要があります。
山登りに例えれば、急に崖から落ちるような感覚です。

以上述べた事を把握するのに最も便利なものがチャートになります。
チャートでは未来の事は分かりません。しかし上記述べた変動感覚を図式化して明示するのに非常に優れたツールです。

よって総合判断力をつけるにはチャートを見て、山登りで言えば、株が登り始めたばかりなのか?何合目まで来ているのか?天井をつけて崖から落ち始めた所なのか?を意識して見ていく事が一番の近道になります。

あと、天井圏を推し量る具体的基準としては、相場が上昇して日柄が経った後の目先高値より5%下がった時が一つの注意ポイントになります。ここから更に下がるのか、それともただの押し目なのかを注意深く観察して判断します。

「利食い千人力」とか「利食いして破産した投資家はいない」という言葉を薄利で手放してしまう言い訳にしないようにしなければなりません。

欲張りと利の乗った株を天井まで持続するのとは意味が違う事も知る必要があります。

とにかく、新値をきっている限りその株にしがみ続ける以外に、上げ相場をしっかり取る方法はありません。

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posted by 山中 一人 at 09:11 | Comment(0) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする