2015年01月14日

デイトレードは神様しか儲からない!

のっけから全てのネット証券会社とデイトレード指南本の著者とカリスマデイトレーダーを敵に回してしまいますが、あえて言います。

デイトレードは、長期的に行うと必ず損するようになってる投資手法であると。

最近ではSMBC日興証券では信用取引なら手数料無料、更に松井証券なら300万円以上で1日信用取引なら金利まで無料といったネット証券が現れています。

しかしデイトレードが儲からない理由は金利・手数料のせいだけではありません。

あまり言われてませんが、デイトレードが不利な一番の理由は買値と売値の差であるスプレッドです。

例えば市場で500円の株価でも板情報を見れば500円カイ・501円ヤリで必ず買値と売値に開きがありますが、これが隠れた経費となってデイトレーダーのフトコロからお金を奪っていくのです。

仮に上記のように500円の株の場合、買値と売値で0.2%の経費がかかります。

1年間で約250日立会日があるとして1日1回だけ取引するとしても0.2%×250日=50%もの多額の損失が足を引っ張ります。

つまり年間で50%利益を上げるハイパフォーマンスを上げてやっとプラマイゼロですw。

それなら値嵩株で呼び値刻みが小さくなった株でやればいいと思うかもしれませんが、実際に日中の板を見れば解りますが、そういう株は値動きが激しすぎて且つ肝心な所でスプレッドが開き思う数量を1円だけの差で売買するのは個人の人間業ではまず無理です。

225ETFなら十分に流動性がありますが、それでも今日現在の株価でのスプレッドは0.06%です。

1年間で0.06%×250日=15%もの手数料が天引きされるのと一緒です。

225ETFで年間15%ものパフォーマンスを上げるのがどれだけ至難の業かちょっと考えればすぐわかります。

しかもこれは1日1回というデイトレードでの最低回数での計算ですが、実際は1日5回〜10回は取引するとなると実に75%〜150%もの経費が天引きされます。

デイトレードで儲けるにはこれを凌ぐ特別なエッジを持って無いと不可能なのです。

ちなみに、買い板がスプレッドが埋まる値段まで上がらないと売らないのでそれは経費で無いと勘違いしている人がたまに居ますが、買った瞬間(売った瞬間)にすでに1円〜10銭分損しているという事実に変わりはありません。

それが証拠に前述した証券会社による破格の手数料無料口座でデイトレードしてる人の内、本当に儲けている人はどれだけいるでしょうか?
長期的には他のネット証券のデイトレーダー口座と同じくほとんど儲かっていないのが実情でしょう。

そして個人でのデイトレードがもう既に儲からない手法になったなによりの証拠が中小証券会社の自己売買部門が次々と閉鎖されている事によって証明されています。

数年前から導入された東証の高速取引や海外機関投資家のプログラム売買により、もはや個人が手動で太刀打ちする事が不可能な時代になってしまったのです。

もちろんわずかではありますが、儲けているカリスマデイトレーダーは居ます。

年末ジャンボ宝くじでさえ5億円当たった人が約50人位、1億円当たった人も約100人位いますので、それ位の割合で人並み外れた強運or超人的な能力を持つ人は当然いる事でしょう。

でも、自分もそれだけの強運があると信じる事はあまりに馬鹿げています。

よって、多くの個人投資家の夢をぶち壊して誠に申し訳ないのですが、
デイトレードは相場の神様しか儲からないと断言します。


人間業でありえない超高速執行スピードの機関投資家の向こうを張って、鈍足個人投資家がなぜ年間100%以上もの経費を引かれて尚儲けられると過信出来るのか不思議だよねwと思われたお方はポチッとお願いします。
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posted by 山中 一人 at 01:44 | Comment(3) | 株式投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする